知人から車を購入する手続き。

皆様、知人・友人から車を購入することがあるかと思います。
車を購入する上で必要な手続きがありますので、下記にまとめました。
参考にして頂ければ幸いです。

個人間での売買の場合、基本的に手続きは購入者側が自分で行わなければなりません。
これは「移転登録」手続きといって、クルマの所有者が変わった場合に必要となる手続きのことで、一般的に名義変更と言われるものです。
この手続きを行った後、車検証上の所有者が変更されて、初めて売買が成立したことになります。
所有者の変更が行われなければ、代金を先方に支払って手元にクルマがある場合でも、正確には自分の所有物にはなりません。
そのため、売買したり、譲渡したり、譲り受けた時には必ず行う必要があります。なお、法律では「変更登録」手続きと同様に、変更後15日以内に手続きすることが定められています。
この手続きを怠ると、旧所有者に自動車税の納税通知書が送られたり、事故を起こした際に元の所有者に責任が発生する。さらには保険の手続きがスムーズにいかないなど、さまざまなトラブルの原因となりかねません。

自動車販売店でクルマを買い換える場合には、手続きを依頼するケースが多いので問題が発生する可能性は少ないですが、個人売買の際には手続きを忘れないようにしましょう。とくに親しい間柄でのやり取りであっても、適切に変更がなされたか、新しい車検証を確認させてもらうようにしましょう。

【具体的に必要な書類】

【中古車を売却が用意する書類】
自動車検査証
自賠責保険証明書
自動車税納税証明書
委任状
譲渡証明書
印鑑証明書
リサイクル券
住民票・戸籍謄本(※車検証に記載されている住所と現住所が異なる場合)


【中古車を購入する人が用意する書類】
車庫証明(※警察署にて取得)
印鑑証明書

上記には名義変更に必要な書類のほかに、リサイクル券といったクルマと一緒に保管する書類も含まれています。
個人売買をする際には、これら一式が揃っていることを確認しましょう。

【車庫証明の所得方法】
■保管場所証明申請書 2部
使用の本拠の位置、保管場所の位置等を記載します。

■添付書類
◇保管場所の使用権原疎明書面
保管場所が自己の土地または建物である場合は、自認書など。
保管場所が他人の土地または建物である場合は、保管場所使用承諾証明書、駐車場賃貸契約書の写し、公法人の発行する確認証明書などのうちの一つ。

◇保管場所の所在図
使用の本拠の位置並びに申請しようとする保管場所付近の道路及び目標物を表示した図面など。

◇配置図
申請しようとする保管場所並びに周囲の建物、空地及び道路を表示した図面など。(保管場所にあっては、その平面の寸法、道路にあってはその幅員を明記する。)

◎手数料

【保険の手続き】

・自賠責保険 

・任意保険

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?