【アドブルー(AdBlue)とは】


「アドブルー」=「クリーンディーゼルに必要なNOx還元剤」

アドブルー(AdBlue)とは、ディーゼルエンジンが排出するNOx(窒素酸化物)を水と窒素に変えるために使う高品位尿素水のことで、
次世代のクリーンディーゼルエンジンに搭載されているシステムです。

国産車ではトヨタのディーゼルエンジンを搭載している車種に装備されていて「ランドクルーザー プラド」、「ハイラックス」、「ハイエース」の3車種に搭載されています。

それぞれの車種のアドブルータンク容量や、搭載していないディーゼル車はどのようにNOxを低減しているのかを紹介します。


アドブルーとは高品位尿素水のことで触媒内に噴射して窒素酸化物を分解する

アドブルーとは、尿素SCRシステムに使われる高品位尿素水のことで、触媒内で排気ガスにアドブルーを噴射し、窒素酸化物(NOx)を水や窒素に変える装置が尿素SCRシステムです。
アドブルーを噴射されたNOxは複数の触媒を通って最終的には、水や窒素、二酸化炭素になりマフラーから排出されます。

アドブルータンクを使ってNOxを低減している車種は、タンクにアドブルーが入っていないとエンジンがかからないので定期的な補充が必要となります。

アドブルーの補充方法はカンタン!アドブルー警告灯が点灯したらやってみよう

トヨタのランドクルーザープラドやハイラックス・ハイエースのディーゼルエンジン搭載車に装備されている尿素SCRシステムは、充填しているアドブルーが不足するとエンジンを再始動することができません。ですが、アドブルーが足りている時は補充する必要はなく、アドブルー残量警告などが出たときが補充するタイミングです。

用意するものはアドブルーとジョウゴの2つのみで、アドブルーは保存しにくいため使い切ることがおすすめです。乗っている車のアドブルータンク容量に合わせた量を購入してください。

アドブルー残量警告が出たらタンクの容量を調べて「アドブルー」と「ジョウゴ」を購入する

アドブルーはマイナス11℃以下の気温では凍結したり、開封後に何ヶ月も保存がしにくいため、購入した分を使い切りで運用したほうがお得です。アドブルー残量の警告が出たら乗っている車のアドブルータンク容量を調べてから購入するほうがいいでしょう。

ジョウゴも太い差し込み口のものを購入するとアドブルー補充口にハマらないこともありますので、ある程度細いものがおすすめです。


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