35〈「サインもらったからって速くなるわけじゃないんだよな・・・。」〉2019.12/15(日)~袖ヶ浦フォレストレースウェイ 100kmサイクルマラソン⑦~
『100kmサイクルマラソン』終了まで、いよいよラスト一周となった。
奇跡的に同一周回となった3人で、力を合わせてここまでたどり着いた。
いよいよファイナルラップが始まる。
(順位も直結するし、最後は、全員力を出し尽くしてのスプリントになるだろうな・・・。脚は溜めておきたい・・・。)
ホームストレートを駆け上がり、右コーナーを登っている時には、
『レッドさん』の姿が無かった・・・。
ト「うわっ。レッドさんいないやないですか・・・。いつの間に・・・。力尽きたのか・・・。」
グリーンさんの方を見ると、彼もキツそうな様子・・・。
すると、ボソッと
グ「サインもらったからって速くなるわけじゃないんだよな・・・。」
ト「・・・・。」
ト「たぶん、速くなると思うよ。『サインください!!』って言えるほどの勇気があって、自転車が好きなんでしょ。自転車が好きなら、もう、速くなるしかないっしょ!!」
そう、言いたかったのだけど、疲れ過ぎてて言うことはできなかった・・・。
大丈夫!!
『グリーンさん』も俺も、もっと速くなると思います。(`_´)
そんなグリーンさんと、二人て最終周を走る。
最終周回は、けっこうグリーンさんに牽いてもらってしまいました。
そして、ラストのホームストレートで、トダが前に出る。
グリーンさんの捲りがあるのか?
刺されるのかは、もうわからない。
後ろを振り返る余裕も無いが、
脚がちぎれてもいいと思うくらい、全力で回した。
『グリーンさん』の姿が見えたのは、計測地点を過ぎてからだった。
なんだか、妙な気分だった・・・。
『ラストは、みんなでゴールしてもよかったのではないか?』
『いや、レースなのだから、きっちり勝負すべきでしょ。』
そんな二つの気持ちが現れていた。
計測地点を過ぎてからは、両脚がビクンビクンしてる・・・。
もう、まともにペダリングできない・・・。
けど、ピットインするためにもう一周しなくてはならない・・・。
本当に長い一周だった・・・。
なんとか、ピットに帰ってきて、レース終了。
なんとも課題の多いレースでしたが、
・脚がツるまで出し切れたこと
・ラストスプリントで出し切れたこと
後半になって
・新たな登りの感覚を感じられたことや
・瞬間的なスプリントパワーを発動させるタイミングを感じられたこと
は、大きな収穫です。
リザルトがなかなか出てこなくて、
「さんざんだったし、リザルトは、100位くらいかなぁ~。まあいっかぁ~。」
なんて思っていたら、
49/146位 上位33%
という結果だったので、ちょっとびっくりしました。
ちなみに今までのエンデューロレースの結果は、
2018年11月の『セオフェス120分エンデューロ』では、
94/194位 上位49%
2019年5月の『しもふさ120分エンデューロ』では、57/123位 上位46%
2019年7月の『しもふさ灼熱の180分エンデューロ』では、44/60位 73%
以前と比較すると、上がってきていますが、トップ集団についていけてない時点で、勝負に絡めてないのでお話になっておりません・・・。
『トップ集団についていって勝負にからむ』
ここが大きな壁となっておりますが、少しずつ強くなっていることも感じています。
自分のペースでじっくりと、考えながら強くなれればと思っています。
レースでは、たくさんの方々に声かけていただき、走らせいただき、応援していただき、レース後もアドバイスいただき、凄く嬉しかったです。本当にありがとうございました。(^_^)ノ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?