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個展「Nonfiction-like...」

  2024年11月29日より12月4日まで3年ぶりの個展を新宿眼科画廊にて開催しました。

 開催中は多くの方に足を運んでいただき感謝しております。
 ありがとうございました。

 展示はポートレートとスナップで構成しました。ポートレート15点、スナップ15点、全てA3変形サイズ(30cm x 40cm)にて展示しました。横一列でスナップとポートレートを交互に配置することにしました。ノンフィクションとフィクションを順番に見ていただくことにより「Nonfiction-like…」を強調もしくは底上げできればと考えました。フィクションであるポートレートをよりノンフィクションに近づけられればと思いました。
 また展示作品はデジタルとフィルム、カラーとモノクロといったように多種多様のものをごちゃ混ぜにしました。好きな写真を好きなように。
 ポートレート写真はここ1、2年のものを中心に、スナップは5年くらいの撮り溜めたものから個展に合いそうなものを中心にセレクトしました。



 展示テーマの「Nonfiction-like…」について
 この数年はノンフィクションのようなポートレートを模索し撮影を続けてきました。ノンフィクションのようなというと、結局フィクションなのでは?と思われるかもしれません。フィクション(嘘)なんだけど限りなくノンフィクション(事実)に近づけて写真を撮りたい。
 「ノンフィクションのポートレートだとつまらなくなる」との言葉もいただき、ありがたかったです。

"Non-fiction-like..."
 ノンフィクションのようなポートレートを撮りたい.
 あたかも日常のひとコマのような瞬間.
 だけど事実を写すドキュメンタリーではなく,あくまでも「~のような」.
 どこまでが本当でどこからが嘘か.

 ノンフィクションのようなポートレート.虚と実.
 Fiction and non-fiction.



 今回、個展会場として利用した新宿眼科画廊について。
 会場を選ぶ条件として以下のことを考えました。
 ・会場費
 ・開場時間
 ・日程
 ・在廊
 ・場所
 会場費については会場の大きさ、時間、日程などがあり一概に比較は難しかったけど、総合的にみて新宿眼科画廊は僕の理想に近かった。
 開場時間は12時から20時まで、日程は木曜設営、金曜から水曜までの6日間の展示期間でした。在廊は必須ではなく任意で、12時にはギャラリーの鍵を開けてもらいました。それでも平日は13時くらいから土日は12時より在廊しました。
 場所は新宿、最寄駅は新宿3丁目駅、歌舞伎町のはずれに位置していました。職場にも近かかったのもよかったです。
 あとは画廊の過去の利用者があまりポートレート作品の展示が少なかったことも使いたかった理由の一つでした。

 作品集について
 今回の展示テーマに沿った作品集も作り、会場にて閲覧用として置かせていただきました。
 購入したいとのお声をいただきましたので、ご希望の方には販売させて頂きます。
 A5サイズ、144ページ 価格は¥3,000(送料込み)で販売します。
 ご希望の方は私のSNSアカウントよりDMをいただければと思います。
 @tooru_hashino (X)
 https://www.instagram.com/hashino.tooru/ 
 

 

 まとまりもなく、ただ備忘録のようなnoteになってしまいました。
 2024年もあと少し、2025年もいろいろと写真活動をしていきたいと思っています。
 今後ともよろしくお願いします。

2024年12月11日
橋野徹

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