フリーランスになって手に入れたのは3つの自由と世界の広さ

元々は会社員としてシステムエンジニアをしていましたが、現在はフリーランスとしてシステムエンジニア兼ライターとして活動しています。

フリーランスになることで、手に入れたもの。
それは3つの自由です。

 ・働く場所
 ・働く時間
 ・仕事内容

今回はこの3つにフォーカスしてフリーランスで得たことを紹介します。
※ あくまでも私個人の意見で、会社員を否定するものではありません。

自己紹介

名前  :姫野和希
職業  :システムエンジニア、ライター
生年月日:1985年生まれ
性別  :男
居住地 :福岡県
家族  :妻の娘の3人家族

『働く場所』を自由に選べるようになった

会社員時代の働く場所は

 ・会社の執務室
 ・派遣先のプロジェクトルーム

それ以外の場所で働くことはまずありませんでした。
つまり日中はずっと室内で仕事をしていることもあり、冬時期になると朝の通勤時間帯しか日の光を浴びることがないという生活を送っていました。

フリーランスとして働きだしてからは、リモート案件を中心に受注するようになったので

 ・自宅の仕事部屋
 ・自宅のリビング
 ・コワーキングスペース
 ・カフェ
 ・公園のベンチ

など、働く場所を自由に決めることができるようになりました。

もちろん情報漏洩を気にして、公共の暗号化されていないWi-Fiは使用しませんし、画面が他人から見えないように注意しています。

働く場所を自由に選べるようになって、よかった点は3つあります。

 ・自分が集中できる環境で仕事ができる
 ・気分転換したいときに作業場所を変えられる
 ・通勤時間がなくなり、家族といる時間が増える

「集中したいからスタンディングデスクで仕事」
「気分がのらないからカフェでくつろぎながら仕事」
というように自分の気分や体調に合わせて働く場所を選べるようになったことは、私にとってはとても新鮮でした。

ただ、私には監視している人がいないということで、マンガやゲームなどの誘惑に負けそうになることがとても多いです。
そういった時はコワーキングスペースで仕事をするようにしています。
(私はモバイルディスプレイを使ってデュアルディスプレイで仕事をするので、ちょっと仕事できる風に見えるかな?と勝手な優越感に浸っています)

『働く時間』を自由に選べるようになった

会社員自体の働く時間は「9:00~18:00」と固定されており、業務時間内は完全に拘束されていました。

退職直前はシステムの運用・保守の仕事をしており、40時間/月しか契約してもらっていないにも関わらず、160時間/月を拘束されるという苦痛な日が続いていました。

それに加えて、私が複数のサブシステムを1人で見ていたため、私が休むとなると社外に派遣で出ていた社員(それぞれのサブシステムの専門家)を3人呼び戻さないといけないという状況だったので、気軽に休みをもらうこともできませんでした。

フリーランスになってからは、業務時間というものがなくなりました。
受注した仕事が終われば後は私の自由な時間です。
娘と遊ぼうが、ゲームをしようが何も問題ありません。
昼の休憩時間も妻とランチを食べに行くために2時間とろうが誰も咎める人はいません。
(最近は妻とちょっと高めのランチに行くことにはまっています!)

唯一のデメリットとしては、公私の区別があいまいになったということです。
「受注している仕事の納期が近いから」ということで、ご飯の時間以外はずっと仕事をするという日もありました。

これからの目標は労働時間を短く、公私のメリハリをつけることです。

『仕事内容』を自由に選べるようになった

生活するために収入を得なければいけませんが、私の仕事へのスタンスは「お金のための仕事」ではなく、「幸せに暮らすための仕事」です。
(元々は仕事人間だったのですが、評価されるために働くのに疲れたというのも理由の1つだったりします)

なので、ストレスを感じながら仕事をして私生活に悪影響が出るようなやりたくない仕事は極力受けないようにしています。
常駐案件であれば今の1.5倍の収入を得ることができますが、人間関係や通勤で精神が擦り減っていくのが目に見えています。
なので、多少安くともリモートを中心に受注し、最近ではライターとしても活動するようになりました。

ライターとして活動するようになったのは「自分のしてみたいことを全てやろう!」と思ったからです。
「人生は一度きり」なので、あれをやっておけばよかったと後悔しないためにもやりたいことを全てやろうとした結果、最初に取り組んだのがライターとしての活動でした。
他にもやりたいことはたくさんありますが、やって失敗しても失敗を糧にすれば後悔はせずに済むのかな?と思っています。
やってみないと成功するのか、失敗するのかもわかりませんしね。

これからは私の幼少期にはなかった「YouTuber」は初めとして、たくさんの新しい職業がうまれてくるはずです。
組織ではなく、個としてブランディングしながら地位を確立するためにはフリーランスという色々な方向に簡単に舵を切ることができる働き方ができてよかったと思います。
(会社ではまずYouTuberになりたいとか許されないですからね)

選択の自由よりも世界が広がったことが一番の財産になった!

フリーランスになって得た3つの自由よりも、もっと素晴らしいものを手にすることができたのですが、それは「世界の広さを知った」ことです。

フリーランスとして働くようになると、これまでの会社という枠組みが外れて外に目を向けるようになりました。
自分が知らなかった様々な職業や働き方をしている人と出会うこともでき、私の世界観がとても広がりました。
これまで接することがなかった職種の方とも知り合うことができましたし、とても刺激をもらっています。

会社員ではできない個人としての限界点を知るためにも、自分自身の可能性を信じてやりたいことをやっていきたいと思います。

最後に

「決して会社員がよくない」とか「フリーランスの方がいい」とかいうつもりはありません。
私も会社員時代は先輩にたくさん可愛がってもらい、色々なことを教えてもらいました。

要は自分に合った働き方を見つけて欲しいと願っています。
これまでのなんでそうなっているのか分からないルールに縛られることなく、自分が輝ける(と思う)フィールドで活躍できれば幸せになるのではないか?と思っています。

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