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技術ブログを何件書けば仕事の依頼をもらえるのか? 私の働き方実験 #研究報告書

こんにちは、新しい働き方LABの福岡キャンパスコミュニティマネージャーの姫野です。

私はシステムエンジニアとしてランサーズと企業との直接契約で生計を立てているマルチワーカーです。
が、最近はランサーズ経由のディレクション案件に振り切ってどのような働き方になるか(収入面や仕事時間)も実験中です。

新しい働き方実験に取り組んだ当初の研究計画書はコチラをご覧ください。

実験の目的と背景

よくTwitterやYouTubeでインフルエンサーがブログ経由でホームページやECサイト構築の仕事をもらっているということを発信していますが、それってインフルエンサーだけの特権なのでしょうか?
今回はそれを検証すべく「技術ブログを何件書けば仕事の依頼をもらえるのか?」というテーマを検証していきたいと思います。

「アフィリエイトで不労所得を得られたらいいな」という非常に個人的な不純な動機もあることは否定しません。

検証したいと思っていたこと

今回はシステムエンジニアとして、こんな経験やこんなシステムが作れますよ?というブログを書くつもりはありません。
では、何を書くかというと「技術」ブログです。
システムエンジニアとして「技術」をアピールすることで仕事をもらうことができるのか?というのが検証したい内容になります。

仕事の内容もエンドユーザから依頼がもらえるのか?実装してくれるエンジニアを探している企業や人から依頼がもらえるのか?といった内容も検証していければと思っています。

研究活動の概要

技術ブログを毎日1件ずつ作成し、Twitterde発信していくというのが当初の計画になります。

ただ、結論からいうと「失敗」に終わったという結果が得られました。
実験期間内に投稿できたブログ件数は10件、当初の目標と比較すると1/10程度の投稿数となってしまいました。

これは日常の業務追われてしまい、どうしても直接売り上げにつながらない「実験」が後回しになってしまったのが理由です。

他にも技術ブログってどれだけ簡単でも短いものでも検証作業が思いのほか大変ということ。
ソースの開設を入れていったり、ソースを載せたり、適切な図や画像を載せていったりといった作業が非常に面倒で時間がかかるということも理由として挙げられます。

これが当初の「簡単な内容から初めて継続する」ということを難しくしてしまいました。

実験活動から得られた結論

10件しか投稿できなかったのですが、Twitter上で発信していたことから少しは企業の目にも留まる機会があったようで、実験期間内に5件ほどの派遣会社や人材紹介会社などからのDMが届きました。
(誰にでも送っているような内容でしょ?と言われればそこまでかもしれませんが。。。笑)

ブログなどで情報を発信し続けることで仕事の機会を得ることはできるというのが今回の実験活動から得られた結論です。

(個人的には派遣会社や人材紹介会社などからではなく、企業からこういったシステムを作ってほしい直接の仕事依頼がくるようにしたかった)

そこから得られた気づき

ただ、ブログへのアクセス数的には1日に10~20人程度は見てくれているようで、Twitter経由だけではなくオーガニック検索からの流入も多くなってきました。

【GAS:Google Apps Script】トリガーの種類 120PV
【GAS】スプレッドシートで任意のフォームを表示する&スプレッドシートへ反映する 366PV
【GAS】Googleカレンダーの予定を更新する 294PV
【GAS】Googleカレンダーの予定を作成する 126PV
【GAS】スプレッドシート内の任意のシートからCSVファイルを作成する 236PV
【GAS】スプレッドシートをデータベースとして扱う 167PV
【JavaScript】forEachやfilterなどのStream APIを使ってみよう 116PV
【GAS】スプレッドシート内の任意のシートをPDFに変換する 307PV
【GAS】Gmailを送る(HTML編) 246PV
【GAS】Gmailを送る(プレーンテキスト編) 243PV
(2021.11.30現在)

今回の実験では「技術」ブログを書くことの難しさを知ることができたということと、少しずつでも書き続けることで社会的認知を増やせるようになるということが分かっただけでも大きな収穫が得られたと思っています。

またシステム構築の依頼を受けるようになるには「技術」ブログだけでは不十分で、ポートフォリオとなりうるような簡易システムを構築し、それを後悔するような動きをしていかないといけないのだということもおぼろげながらわかったような気がします。

考え方・価値観

システムエンジニアとして仕事を探しに行くだけでなく、自分から情報発信を行うことで、インフルエンサーでなくとも仕事の機会を得ることは可能ということが分かった

技術者として情報を発信し続けることがどれだけ大変なのかを知ることができた

自分が体系的に記事にしたブログは自分のノウハウとして再利用しやすくあり、知識や技術を整理するという面でも、自分にとってメリットがあるということが分かった

具体的な成果・仕事・働き方への影響

冒頭にも述べたが、ディレクションに振り切っているのが現状である。

そのような状況でも技術や知識の習得は必須であり、それをブログとして整理しておくことで、ブログのURLを教えるだけでメンバーの知識や技術力を向上させることが可能になるという未来を描くことができた。

今後は技術要素的な部分やディレクションをしている中でよく聞かれる技術的な部分をブログとしてまとめていくことで、円滑なチーム運営に活かせるのでは?と思っている。

全体振り返り

実験自体は失敗に終わったが、実験を通して得られた考察が今後の仕事の仕方に大きな影響を与えることができると確信している。

また「私の働き方実験」というテーマを通して、今回の実験だけでなく自分の働き方を色々と模索してもみようという考えが定着し、失敗してもいいからとりあえずやってみるということができるようになった。

とりあえずやってみるのが大事!
そして継続することが大事!(ただこれが一番難しい...)

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