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Euphoria:BTS

声に色があるのなら
ジョングクの声は何色だろうか?


開会式のパフォーマンスを観ながら
そんなことを考えていた。



わたしはグクの声は
限りなく純度の高い透明だと思ってる。

深く深く、
色の着いているところを探して中を覗いてみても
透明なのでどこまでも怖いほどに底がない。
雰囲気に合わせて
光の強さに合わせて
歌い手に合わせて
聴き手に合わせて
外からの見方で何色にも見えるそんな色。透明。



これは声としてのクリアさはもちろん、

純粋に歌と踊ることが大好きで
パフォーマンスをするということ、
自分を表現するということに
“一点の曇りもなくまっすぐ”という意味もある。



ファンになりたての頃
Euphoriaを聴き狂っていた時期がある。

車の中、家事するとき、休みの日…
あそびに向かう行き帰りの3時間
ずっとEuphoriaだけを
リピートしていたこともあった。

歌詞の意味は調べて理解していたものの
韓国語で歌われた曲に
ここまで心を奪われるなんて…と
自分でも驚いた。


少し甘くて
優しくて
儚くて
時に春のひだまりのように
時に静かに降る雨のように
すべてを包み込むような透き通る声。


何度聴いても
また新しい気持ちで耳に入り
聴けば聴くほどまた聴きたくなり
その歌声にとても癒やされた。





不思議なことに
どんな気分のときに聴いても
グクの透明な歌声は
スッと良い気持ちで聴ける。

耳がしあわせなのだ。


これはとんでもなくすごいことだと思っている。


いくらどれだけ好きでも
バッドな気分のときには
“今はこういう気分じゃないなー”と
思うことがたまにはあったりするもんだが
Euphoriaに関してそれを思ったことが一度もない。

そんな曲や歌声に出逢えるなんて、
これは一生の宝にしなければならない(激重

そのくらいわたしの耳と心には
グクの声と曲調が
ぴったりと合って入ってきてくれた。


今回の開会式の歌声にも
その透明感は発揮されていたのではないかと思う。

あのパフォーマンスをみながら
“この人はこの先もずっとこうして歌い続けていく人なんだ”と確信した。

まだ20代半ばの彼が
異国の、しかもファン相手でもない
自分を知らない人だっているかもしれない
あの大舞台に笑って挑む姿に鳥肌が立った。

きっとそこには
計り知れないほど 想像できないほどの
努力や苦労や工夫、苦悩があって
それでも歌う事を諦めなかったグクだけが行き着いた
あのパフォーマンスだったと思うから
その芯の強さと実力に
感動というより感激したのかもしれない。



これからBTSのメンバーとしても
ソロアーティストJUNGKOOKとしても
透明な歌声を届けてくれるであろう人。

世界中にしあわせな音を運んで行くであろう人。


歌う人で居続けてくれてありがとう
あなたの存在に感謝しています。







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