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自我の目覚めと富の表現

今回は今から約30年前、1990年頃のお話。

私が中学に通っていた最中、学校指定の鞄から自分の好きな鞄で通学して良いと校則が変わるタイミングがありました。

公立の学校だったのですが、その当時は以下の4種類の鞄の何れかで通学するのが校内で流行。
高校は1年時から鞄は自由でしたので、そのまま風潮が引き継がれていました。

・ヴィトンのソミュール

・レスポートサックのショルダーバッグ


・JIBのダッフルバッグ


・ハンティングワールドのキャリーオール

中学生ながら、4種類の鞄に生活環境から影響を受けた消費行動が付随していて、もっと対象範囲を広げて統計を取り、カテゴライズすると「富の表現」という書籍を書けるのではないかと思い始めていました。

中学の途中までは画一的な格好を強制的にさせられていたので、自我の目覚めの時期と相まって唯一自由になった鞄に自身の個性を見い出していたのだと思います。

ちなみに人によって多少の個人差はありますが、自我に目覚め、人格が形成されていくのが、中学生から高校生にかけての時期だと言わています。

恥ずかしながら当時の見解は以下の通り。

ヴィトンは両親がブランド好きで車はベンツかBMWの少々成金趣味。
レスポートサックは両親が海外旅行(特にハワイ)好きでアメリカナイズされたライフスタイル。
JIBは両親がスポーツ好きで品が良く爽やか。
ハンティングワールドは両親がアメ車やバイク好きで多趣味、本人はやんちゃ。

今思い返すと調査対象が数少ないのと、多少の思い込みと偏見もあったので、そういった傾向にあるという程度でお恥ずかしい限り…

より多くの事象をマトリクス化すると富の表現の仕方を現状に即してパターン化及びカテゴライズ出来て、大学時代に専攻していたマーケティングと融合出来そうなので将来的にはちゃんと文章にまとめてみようと思います。

これとは別に、1990年頃はポケベルが普及し始めた頃で、SNSは疎かネットも発達していない時代。
流行がどのように、どれくらいのスピードでどこの地域まで波及したいったのかも気になるところです。

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