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【閑人閑話】旅先での英会話

ツアーではなく個人旅行で様々な国に行っているので、英語ペラペラなの?と聞かれる事が多々ありますが決してそんな事はありません。

私の英語力は英検2級、TOIEC500点程度です。

強いて言えば、小学生の時に通っていた英会話教室のおかげでリスニング力と外国人と話をする事への慣れがあったくらいです。

POCKETALK (ポケトーク)やスマホの自動翻訳アプリなど便利なツールがありますが、今回はそのようなツールに頼らない方法について書かせていただきます。

英語が出来なくても身振り手振り、ジェスチャーで何とかなると思っている方がいらっしゃいますが、それではせっかくの旅の楽しみが半減してしまいます。

飛行機や電車、タクシー等の公共機関、ホテル、旅行ガイドで紹介されているお店などでは良いのですが、地元の人しか行かないような飲食店やスーパー、量販店などでは通用しない事がよくありますし、もう少し踏み込んで現地の方々と交流するとなると尚更です。

そこで私がアドバイスしたいのは、まず第一に英単語を覚えて語彙力をアップさせる事。
最低限、中学レベルの基本的な文法は必要ですが、語彙力が無ければコミュニケーションを取る事が非常に難しいです。
話したいと思っている内容を懇切丁寧に理解しようと努力してくれる人もいますが、そのような方は少数派だと思ってください。
語彙力に加えて相手が何を言っているのかを理解するリスニング力、場面場面で何について話をするのか想定出来る想像力を培う事も必要です。

英語が苦手な方や英単語を覚える時間が無い方には旅で必要になるであろう英単語を書き出して事前に準備する事をお勧めします。

大半の方が旅行の計画を立ててから渡航されると思うのですが、その計画に沿って必要になるであろう英単語を予めピックアップして、ノートやスマホのメモ帳に書き込んでいくようにした方が良いです。
特にタクシーやバスでは地名の読み方や発音の仕方を間違えると運転手に伝わらなかったり、目的ではない場所に到着する可能性が高いので注意してください。

今から15年ほど前、電車でイタリアのミラノからジェノヴァ(Genova)に行く際に電車の電光掲示板が故障していてジュウネーヴ(Genève)行きの電車に乗りそうになった事があります。

行き先の地名Genèveの一部が消えていてGen◯v○となっていたので、メモ帳を取り出して駅員に確認して難を逃れたのです。

また英語が通じると思っていたスイス(ジュウネーヴとローザンヌ)ではホテルと空港以外でほとんど英語が通じませんでした。
スイスは公用語が4つ(ドイツ語、 フランス語、イタリア語、ロマンシュ語)あるので、慌てて必要不可欠な単語をスマホの翻訳アプリで各言語に訳してメモするようにしていました。

ちなみに私は夜寝る前に翌日の計画を確認し、スマホのメモ帳に行く先々で必要になるであろう英単語を書き溜めます。
更にホテルのメモ用紙に地名や行きたいお店の近くにある有名な建造物の名称を英語と現地の言葉の両方で書くようにして、口頭で通じない時にはスマホの画面やメモ帳の紙面を見せるようにしています。

それに加え、私は英語版やフランス語、イタリア語、スペイン語など渡航先の言語表記の地図も日本で購入して万が一の場合に備えています。

個人旅行で必要なのは語彙力と想像力、対応力、基本的な文法そして外国人に話かける勇気です。

不安要素を可能な限り排除し、より楽しい海外旅行になるように事前準備はしっかりするようにしましょう。


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