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申し訳ないことをした。

】この字は皆に覚えてほしい。私だってずっと忘れられない。その理由はコチラ。
マレーシア・クアラルンプールの電車の中で座っていて、5年ほど仲良くしてくれている日本人の友達にメッセージを送った。「涼介さん!」とメッセージを送ってから初めてなぜか疑問を覚えた。「この字で合ってるかな?」と思って、ラインの上に名前がちゃんと漢字で書かれているので確認したら衝撃を受けた。正しい字は「」だった。やばい!私はもしかしてずっと間違っている字で読んでしまったんだ!しかもちゃんとラインにあるのに、ずっとスルーっとしてた私の頭はなんだ!と考え始めた。

それで、「申し訳ない!やばい」と友達に謝って、そして私のフェイスブックとかラインの数年前のメッセージを改めて見て、全てで「涼」と書いてしまったのだ。申し訳ないことしちゃったなと思って。

「亮」って意味には明るいとかそういう意味があるらしいと友達が説明してくれた。私が使ってきた字が「すずしい」の「涼」だったね。全然違う。
介は「紹介の介」コミュニケーションとかそういう意味があるらしい。
「明るくて誰とでもコミュニケーション」ができるようにってご両親が名付けたみたい。一切忘れられないことになるけど、さらにびっくりしたことがこれ!間違えていることを友達にずっと言われなかったこと。

今回私は自分で気づいた時に「名前の間違いは実はどこで言おうか迷ってたんだ笑」って言われた。申し訳ない気持ちと同時にめっちゃくっちゃ笑わせてもらった。

そこで一個思い出した。一回また別の友達にある日本語の文章を添削してくれるかとお願いした時にその友達がテキストを読んで、色々文法的な間違いとか、絶対変えた方が良いとかところがあったけど、「へえ本当に良いの?添削しても良いの?」みたいなことを言われた。私は添削って文章の順番を変えても良いし、文法を直してくれることは凄くありがたいので「もちろんだよというかお願いします」と言った。直してくれた方が助かるのだ。

漢字のエピソード、日本語の添削の件、返されないメッセージ、しーんとなるプロジェクトの件、大学でマイクを渡されても質問に答えない人、何かアイディアを出した時に意見をすぐ言ってくれない人。色々なイメージが浮かんできて、ピンときた:「日本文化における沈黙の価値観」。日本文化と関わるのは6年目なのに様々なことに疑問を覚えた時にこれが浮かばなかったのは私がバカだなと思った。この気付きが遅かったけど。。。

「日本文化沈黙」とか「他文化における沈黙の意味」とか色々検索してみれば非常に興味深い研究がちょこちょこ出てきた。その中で沈黙が美徳とか沈黙は金とか黙っていることは時には金ほど価値があるという意味だったりとか、調和を壊さない為の対策の一つだったりもする。日本の武道の中の沈黙の大切さ。アートにおける沈黙、日本の音楽における沈黙などなど。

日本文化の中で相手を傷つかないように沈黙を使うのもあり、相手と距離を取るためにも沈黙を使う時もあるらしい。
怒る前に知っておきたい、文化によって異なる「沈黙」の捉え方」という記事の中に国によって会話のペースと沈黙の利用が違うということを明らかにするグラフがあった。

因みにイタリアはその先にある

コミュニケーションが全てだと思っていた私にとってはこういった新しい情報が考えさせるし、興味深いことに気づいたんだと勝手に思った。
場合は色々あるとは思う。そこまで考えて何も言わなかったり、メッセージを送れなかったりする人もいれば、そこまで考えずにただ行動に移さない人もいるだろう。どうどう?
皆さんの意見を聞かせてください!
とりあえず新しい気づきに感謝!
そして皆さんの名前も呼び方とか漢字とか間違ってたら教えてくださいよ!


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