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手嶋海嶺のnote記事について~工事のお知らせ~

手嶋海嶺です。皆さんどうもです。いつもお世話になっております。

noteをしばらく工事するのでそのお知らせです。

なお、内容証明郵便が届いた訳でもなければ、何らかの著作者の方から連絡があった訳でもないです。匿名の方から脅迫DMはちょっとありましたけど、それはまあどうでもいいです。(ホントどうでもいい)

……ぱちゅりーは? ええと、その話もします。

まずは、非常にたくさんの人に記事が読まれており、非常にありがたく存じます。これもひとえに東方Projectの「ゆっくり」という「たくさんの人が知っている」キャッチーな要素を利用してきたからでしょう。
もちろん、内容面での努力も一部、きっと評価頂いている筈だとはちょっと自負しているのですが、とはいえ、バチクソ真面目な文体でひたすら堅苦しいことを書いていたら、ここまで読まれていないように思います。

さて。この東方Projectには二次創作ガイドラインが存在し、私はとくだん違反はしていないと「自己責任にて判断」し、著作者から連絡があればただちに取り下げれば良いという姿勢でおりました。(事前に問い合わせして「問題ありませんか?」と尋ねることは、当該ガイドラインでそうした個別の問い合わせには答えないと明記されておりますので、行っておりません。)

もちろん、一部の方から、禁止事項の第6項「原作コンテンツや二次創作物を利用し、個人の思想を発信する行為」に私のnote記事が該当するのではないかというお声はございました。
しかし、「個人の思想を発信する」は非常に幅広い、包括的な禁止事項であり、単純に日本語として読むならば、違反せずに何かを制作することは一見して不可能です。単に「何もするな」としか解釈できません。

そこで、"私なりに"ですが、東方Projectのキャラクターを用いた同人誌や動画等の動向を観察し、類推解釈的に「おそらく、良いだろう」と判断していました。(繰り返しますが、自己責任による判断です。)

禁止事項には「過剰な性的表現」も挙げられておりますが、長く東方の同人誌を読んできた者として、いかにも本項に該当しそうな表現が数多くあることは知っており、それにも少々後押しされた形です。

もともと東方Projectに限らず、二次創作ガイドラインは全般的にそうですが、何かトラブルがあった時は必ず著作者側から取り下げが要請できるよう、ある程度は何をしても違反せざるを得ないように書かれるのが通例であり、「そういうもの」という理解のうえで使用していました。

じつは、このことを説明したnote記事を、2022年1月26日の夜に一瞬だけ公開したのですが、それを読まれた方のうちの3名から様々な御指摘・御指導を頂戴しました。

まあ、これが問題で。

結論から申し上げますと、これまで公開してきた私のnote記事から、東方Project関連の表現を原則なくす方向で順次、改訂します。

記事が消滅するわけではなく、いったん下書きに戻す等にし、サムネイルや記事内容を作り変えて戻すという作業を行います。

理由は上記で「様々な御指摘・御指導」と書いた通り、複数ございますが、まず、キャンセル・カルチャーについて扱ったnote記事が著名なジャーナリストや大学教員、クリエイターの方々にも取り上げられ、当初は前提としていた「自分のTwitterフォロワー向けに少しエンタメ要素を入れた記事を書き、内輪+α程度の空間で盛り上がっているだけ」という状態を逸脱してきたことが挙げられます。

この「内輪的な空間であること」は、二次創作・三次創作においては重要な要件と認識しています。つまり、二次創作ガイドラインが述べる個別の文章の意味がどうというより、「前提から、違うのではないか?」という問題が浮上してきました。

これは御指摘を受けたのですが、例えば、万が一、「まとめサイト」のレベルではなく、一般的なニュースサイトに私の記事が取り上げられ、大きくサムネイルが表示されたとします。
それはおそらく、一次創作者・二次創作者の方々が全く想定していない事態です。同人誌がいくら売れてもそんなことにはなりませんし、そこに「キャンセル・カルチャーへの挑戦」という強い政治的意味が伴っているのも極めて異例であると思われます。

しかも現状、非常に激しい論争のなかにあるテーマです。そこに私の手が加わり、各著作者からすれば、自作のキャラクター・表現物が巻き込まれていて、かつそれが相当に社会的地位や知名度のある人にまで届いているというのは、かなり傍迷惑なことと予想されます。

いま直接的に著作者から「問題だ」と言われてはいませんが、アイコン素材の利用や商業マンガのページ引用(私の過去記事の実例では、尾田栄一郎『ONE PIECE』や、あずまきよひこ『よつばと!』等)についても非常に丁寧な御指摘も頂き、さすがに「著作者から直接的に注意されるまでは続ける」という姿勢は取れないと思い至りました。(マンガ引用について、出典を明記してあるからOKという認識でしたが、厳密にいえば記事内容からしてそれが引用される必然性に欠けていました。Twitterを主としたネットでは何となく「マンガのコマを使ってひとつネタをやる」は「お目こぼし」の対象になっていますが、爆弾みたいなnote記事を書き続けるなら正直それに無理が出てくるとの指摘を頂戴しました。)

いや、当たり前ですけども。べつに殊勝な態度でもないですね。

その他の観点からの問題もあるのですが、主要なところとしては以上であり、まとめて工事を行って改善いたします。

少々バタバタしますが、ご容赦願えますと幸いです!

手嶋海嶺

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