Quoraからの転載、河瀨直美さんの東大入学式における「ロシアを悪者にすることは簡単〜」等述べた祝辞が物議をかもしていますが、やはり発言として問題がある?への回答

浅はかだな、とは思いますよね。
成る程?ロシア、プーチン側に正義は有るのやも知れません。
で、ウクライナとの争いは“互いの正義のぶつかり合い”なのかも知れない。
けども、ですよ。
此処からなんすけどもね?と。
“大国による一方的な侵略行為は許されるや否や”なんですよ…。
ロシアによるウクライナへの侵攻行為は“許されるの?”と言う話です。
許されない事をしたのだから、ソレは在る意味では罪人では無いの?と。
侵略する側と侵略される側の論理、と言うヤツですよ…。
そしてソレは国際法(国際秩序)上に於いてや、と言うのも含まれます。今、プーチンやロシアは“悪”と言うよりも“罪”が問われてるんですよ…。
と言いますか、ね…この世の中、正義なんてェモンは様々なモンに存在してますよ。
彼の“オウム真理教”ですら、自らの正義(ハルマゲドン思考)に則ってサリンテロを起こした訳ですよね?と…。
イスラム過激派は、己の正義に則って9.11テロを起こした…。
で、ソレを悪だ正義だ(コレもおかしな話ですよね、普通は“善と悪”でモノを考えるモンだと思うんですが…)で思考するよりも、先ずは“其の行為は許されるや否や”では無いですか?と…。
ハッキリ言いますが、この監督さんの延々とした長い話よか、オイラとしては小原ブラスの言った一言、“ロシア人と政府は別です”の方が、実に解り易く、奥も深く、そして心に突き刺さりますよ…。
ソレと、この監督さんへの批判に対して“コレを批判する人間は悪だ、プーチンや支持者と同じだ”とドヤってらしてる方々も居らっしゃいますが…そんな方々も寧ろ“同じ穴の狢”では無いですか?と、問い掛けたいと思いますね…。

あ、一つ、追加しておきます。
“侵略したロシア・プーチン側にも正義が有る、理由が有る”と言うロジックが許されるので有れば、例えば過去に於いての第二次大戦時の日本だって正義が有ったから戦ったんでしょう?まさか、ソレを悪だと言いませんよね?と言う話にも成りますし、逆に、例えば、万が一にも億が一にも無いとは思いますが、日本が一方的に何処かを侵略したとして、ソレにだって何かしらの“正義”が有ったのかも知れませんよ?と言う話しにならなくてはいけないんですが…件の監督さんが言うには、如何やら他を悪認定する人間が、ロシアやプーチンの様な存在と成る、と言う話しなんだそうで…。
おや?と思いませんか、と。
其処に物凄い矛盾を生じると思いませんか?と。
つまり、件の監督さんは“プーチン&ロシアは悪い事をしてる・悪で有る”と認識してるのだ、と自分から吐露しちまってるんですよ…。
其処も皆さん、少しは気付かれたら如何でしょうか、ね、とは言いたいですwww 
だから浅いのだ、とオイラは思うんですよね、マジな話…。

以上の答えの補足として、河瀬直美氏は和尚から聞いたと言う説法を、其の儘、何も改変せずに伝えるべきだったんです。
けども、彼女は其処に“自分の感想”を付け加えてしまった。
故に、説法の本質が捻じ曲がり、本来なら彼女が諌めたかった人間の方が、彼女の祝辞を利用して外に悪を作り安心してしまう、そして暴れてしまう様に成った…。
彼女の想いと真逆に向かってしまったんですよ。
故に、オイラは彼女には“浅い”と言わざるを得んのです、と言いたい…。

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