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岸田文雄氏に対する考察

さて…岸田文雄と言うと、何を思い浮かぶだろうか…。
“話を聞く”と言うワードや、右側からは“優柔不断・ダメ総理”みたいな評価を受け、左やマスメディアからは評判が良い、的なイメージも有ると思いますし、何よりも、“不思議ちゃん”扱いとかもされて来た感は在ると思います…。
オイラは、岸田文雄氏に対して、基本、何も言って来ませんでした。
と言うのも、“今、判断すべきでは無い”と思ったのも在りますし、例えば、コレは第二次安倍内閣の初期の時もそうだったんですが、思い出して頂きたい…日韓慰安婦合意とかTPPとか、今でこそ大きく評価されては居るモノの…当時は右派すら安倍氏を猛烈に、かつ、ヒステリックに叩いて居たでは無いか、と…。
チョイと前まで、何故か不思議とマスメディアは“岸田VS安倍・菅”を煽り立て、対立(コレは右も左も)させようとして来ましたが…オイラは其処に常に疑問を持って来ました…。
理由としては、第二次安倍内閣に於いて、外務大臣を2期も勤め、そして、第三次では防衛大臣兼任をキメる…。
不仲な人間に、ソレを任せるだろうか、と…。
然も、日韓慰安婦合意では実に良い仕事をしてみせた…。
其処に溝が産まれるだろうか、と…。
一つ、違和感を感じたのが、櫻井よしこさんの番組だったか…識者の岸田文雄批判に対して、安倍さんはジョークを交えながら、菅さんは辿々しくは有りましたが、“ソレ(岸田批判)”を巧く躱してる様に見えた事…。
コレはオイラの希望的観測で、エビデンスは無いのですが、岸田文雄が“優柔不断・話を聞くだけ”みたいな態度を取り続けたの、要は“重要な選挙が終わるまでのブラフ”だったのでは?と言う事…。
選挙前に、“安倍さんの意思を受け継ぐ”様な言動を示した場合、選挙前に様々にネガキャン仕掛けられ(菅さんがそうでしたわな…)て、支持率は下がってたでしょう…。
故に、安倍さんの意思と距離を置いたフリをしてたのでは?と言う気がしてるんですよ…。
で、全ての選挙が終わった時に、安倍さんや菅さんとタッグを組んで、と言う風に持って行こうとしてたのでは無いのか、と…。
但し…唯一の誤算が、安倍さんが凶弾に倒れた事でしょうか…。
安倍さんの急逝を知った時の岸田さんの、あの悲しみと怒りを物凄い濃縮させた様な表情を見るに、そして、其の時の彼の絞り出す様な声を聴くに、“岸田VS安倍・菅”と言う構図は崩れ去るんですよ、ね…。
二つ目の違和感がソレです…。
そう考えると、彼の“安倍さんの想いを受け継ぐ”と言う言葉に嘘は無い、と、オイラは思います…。
兎角、岸田さんを悪しく言う人達、もう少し長い目で見ましょうや、と…。
安倍さんの時の様に、評価がガラリと変わる可能性もデカいすよ?と。
今でも覚えてますが、安倍さんが谷垣さんを総裁選で破った時、右も左も非難轟轟だった様に記憶してます。
けども、安倍晋三は日本を大きく変え、そして、ドン底から救った…。
気がつけば名総裁に上り詰め、当時とは評価は真逆です。
岸田さんだって、其の可能性は非常に高い。
悲観的に行かずに、希望を持って行きましょうよ。

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