【照蔵読書】スタンフォード式疲れない体!
今回紹介するのはコレ!
山田知生さん著書の
『スタンフォード式疲れない体』
です!
最近歳を重ねてきたせいかどうも体の疲れが取れない!そもそもその『疲れ』とは何なのか?
科学的根拠から『睡眠』や『記憶』などについて本を出している『スタンフォード式』が今回は『疲れ』に対して書いている本を見つけたので即買いしちゃいました!
そもそもスタンフォード大学の何が凄いの?というところなんですが、まず全世界の大学の学力ランキングで常にトップ10に入っています!そして、さらに凄いのは、オリンピックでのメダリストを出しているのがめちゃ多い大学で、全米の中ではスポーツ大学としては20年以上No.1になっている大学で、このスポーツで多くの結果を残しているのも、この分析することで『疲労』を克服したんからじゃないのか?とも考えられるんですよね!
そんな人の障害としかならない『疲れ』に対する対処法を書かれたこの本で、特に大事だと思った部分をサクッと要約していきます!
では早速入っていきましょう!
疲れは歪み!
まずそもそも『疲れ』とは何か?という部分ですが、この本ではそれはズバリ
『歪み』
と書かれています!
まず『疲れる』とは筋肉や神経を使いすぎて発生する!という事が一般的に言われがちですが、じつはこの『疲れる』ということはそれだけではありません!
この疲れるまでの過程!つまり疲れのメカニズムですが、このメカニズムには体の歪みによる神経のコンディション低下が深く関わっていて、そのメカニズムとわかっています!
そのメカニズムとは、
『体が歪む』→『神経伝達が上手くいかなくなる』→『歪みを庇い無理な動作が生じる』→『他の箇所にも負荷がかかる』→『疲れる』
というプロセスです!
『疲れ』は迷信でも感覚でもなく、科学です!解明出来ているものだからこそ、予防も出来るし対処も出来るのです!
疲れない為には『予防』!
これは、正直こんな初歩的なことかよ!って思いがちですが、病気や怪我に対して予防する方は多くいますが、この世の中で『疲れ』に対して予防している方はどれだけおられるでしょうか?
上記でも書きましたが、『疲れ』とは全て歪みから始まります!そもそも歪みが起きなければ疲れることは無いのです!
しかし、身体の歪みとは日々のケアや食生活などの長期にかけてしか整えることが出来ません!
だから一度悪くなってしまうと、疲れている状態から正常に戻すのには時間がかかってしまいます!その為、普段から体の歪みが酷くならないように、こまめに体のバランスを整えてあげる事が大事になってきます!
疲れを出さず、また、疲れにくい体を作る為にも、普段から疲れを出さないようにこまめに体を整えていきましょう!
疲れを取るには動く!
『疲れ』とは全て体の歪みから始まる事とこまめに予防しないと直ぐにその『疲れ』が取れない事も分かりました!そして次に大事なのがその疲労の取り方です!
一般的に『疲れ』が溜まったり、溜まりそうだなぁと感じた時は
『ゆっくりして休む』
という事をしがちです!しかし、この体を動かさない!という事は疲労を取るには逆効果である事が分かっています!
実際にあるら一定量の運動を行い、その後の疲労の取り方として、横になって体を動かさないグループと1時間以内のLSD(ゆっくり走るジョギング)を行ったグループとでは明らかに運動を行ったグループの方が疲労が取れたのです!
研究チームの理論では、そもそも人の体は動かす様に設計されている為、動かした方が自然であり、また体を動かすと体を流れる血液量も増えるので、体の老廃物が効率良く排出される!ということみたいです!
しかし、この運動の強度や時間が大きすぎると逆に疲労を招くことになってしまうので注意が必要です!
疲れている時だからこそ積極的に体を動かしましょう!
IAP呼吸法で疲れにくい体に!
何か難しい言葉が出てきましたが大丈夫です!このIAPとは
『腹腔内圧』
のことで、簡単に言えばお腹を固める腹腔内圧を鍛えて、体幹を安定させましょう!というものです!
『疲れ』とは『体の歪み』から始まることは上記で書きましたが、この体の歪みは体が不安定になったりバランスが悪くなった箇所に無理な力が掛かると発生するものです!その為、そもそも体のバランスを保ち安定させてあげれば体に無理な力が掛かりにくくなり、『体の歪み』が生じにくくなるです!
この腹腔内圧を高める方法は特別なスキルが必要な訳ではなく、腹式呼吸を一日に5分するだけでも効果が出る事が分かっています!腹腔内圧とは言うなれば腹腔と胸腔の間にある横隔膜をコントロールして行うものであるため、この横隔膜をコントロールして動かす『腹式呼吸』を普段から行っていれば、自然と体を動かしたりする時に腹腔内圧を高めて体を安定させてくれるのです!
この腹式呼吸の時間に瞑想も同時に行えば、交感神経と副交感神経の安定化もでき、フィジカルとメンタルの両面において鍛えることができるので特におすすめです!
疲れたくなければ朝食を取る!
皆さんは朝ごはん食べてますか?
最近食べない時間を16時間作りましょう!という内容の本が多く出ていますが、その内容とは異なり、疲れない為には朝食は必須だと書かれています!
まず、この食べない時間を作るという技法は、内蔵機関を休め、細胞のマクロファージ機能を高める為であり、疲れないようにする為の食事法ではない事を理解しなければなりません!
疲れない為には、体が効率良く動き、また動かす為にバランスの良い栄養を摂取する事が望まれます!
朝食を取る時間が中々なく、昼食時に空腹を埋めるために、まとめて食べる方もおられますが、まずこの方法では、
『血糖値スパイク』
という症状に陥り、脳も体も通常通りに動いてくれなくなります!
この『血糖値スパイク』とは、空腹状態で大量に糖質を取ると、血糖値が急激に上がり、急激に下がってしまい、眠気は出るわ、脳の働きは悪くなるわ、体の神経伝達は上手くいかなくなるわと、悪いことだらけです!体の各機能が鈍ってしまうと、疲労の根源である『歪み』が出てきてしまいます!
また、朝食は体の体温を向上させ、流れる血液量が増える効果もあります!
体温が上がれば免疫機能もupし、病気やストレスに強くなりますし、血液量が増えれば、脳にしっかりエネルギーである糖質を送ることも出来るので、脳機能がupし、処理スピードが上がったり、記憶能力が向上するのです!
中々時間を取れないという方も、朝にしっかり朝食を取る時間を設けて、体、脳の機能をupさせて、疲れにくい体にして、一日に望みましょう!
最後に!
いかがだったでしょうか?
普段から感じる嫌な『疲れ』ですが、その現象を理解し、対処すれば、上手く予防する事が出来ます!
特別何かをした訳じゃないのに疲労感が抜けない!もう一踏ん張りしたいのに疲れて動けない!
そんな方はこの本を読めば、もうそんな『疲れ』とはおさらばできるかもしれません!
また興味がある方は読んでみて下さい!
照蔵ブログ
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