【照蔵読書】人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

今回紹介するのはコレ！

ふろむださん著書の

『人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている！』

です！

実力は持っているはずなのに、何故か上手く評価されない！と思うビジネスパーソンにオススメの本で、自分の能力を何倍にもして、人生を成功に導く内容になっています！
職場でもいませんか？
そんなに能力が高くないのに、何故か評価が高くてどんどん出世するような人！
このような人も実は意識せず、この本に書いてある事をしていて、高い評価を得ているんですね！
もし、実力をより高く評価して貰えるのならしない手はありませんよね？
今回もこの本の大事だと思った部分をさっくり要約していきます！
早速入っていきましょう！

成功を決めるのは「運」や「実力」じゃない！

皆さんは人生を成功に導く要素は何だと思いますか？
運や実力や人脈などが挙がってくると思いますが、実はそうではありません！
それは、この本のタイトルにもなっている
『勘違いさせる力』
です！
なかなか聞きなれない力な為、イメージしにくいかもしれませんが、人生において成功出来るか出来ないかはこの能力によって決まってしまいます！
そして、その『勘違いさせる力』の正体とは
『錯覚資産』
のことを言います！
『錯覚資産』とは簡単に言ってしまえば、自分に都合の良いように相手を勘違いさせる力の事で、この能力こそが、人生を成功に導きます！
この能力で面白い事は、もし自分に実力が無かったとしても、この能力を上手く使えば人の手柄でさえ、自分の実力に出来るという事です！
例えば、自分についてプレゼンや話すことがあった時に、自分の会社やチームが凄い実績を残していたのなら、
「私は営業の仕事をしています！」
よりも
「私は営業の仕事を任され、過去一番の売上高を出しています！」
というように、自分の成果じゃなくても自分の物とし、自分の良いイメージをアピールするのです！
少しズルい気もしますが、成功とはすなわち
『人からの信用』
が具現化したものです！
そして、信用されるには自分のイメージを良く認識してもらうことが必要な為、その良いイメージを構成する為の『錯覚資産』をより多く溜まる必要があるのです！

何故『錯覚資産』で成功できる？

上記でも書いたように、人が成功するには、自分のことを良く思ってもらう為の『錯覚資産』を貯める必要があるのですが、そもそも、この『錯覚資産』の正体とは
『脳の勘違い』
です！
本来そこまでの実力が無くても、相手の脳の勘違いする特性を上手く使えばこの『錯覚資産』を効率化良く溜めることができるのです！
例えば、その脳の勘違いさせる方法の一つが
『ハロー効果』
です！
この効果は、別名『後光効果』とも言われており、その内容がどんなものかと言うと、
『人は何か一つ秀でる物があると、それ以外の部分であっても秀でているように感じる』
と言ったもので、実際にその実力を見た訳でもないのに、その秀でている部分を脳が認知し、勘違いしてしまうのです！
この認知の勘違いこそが『錯覚資産』の正体なのです！
皆さんも経験はありませんか？
本当はある分野しか知識がないはずの教授なのに、どんな分野の事を話していても知識人のように感じたり、化粧品のCMで綺麗な芸能人が出ているだけで、その化粧品でこんなに綺麗になれるんだ！凄い！と感じたりすること！
見ていないはずなのに、頭の中ではそれを『良いもの』『凄いもの』
と感じてしまうのです！
その脳の特性を生かすことで、自分の評価はあがり、人から信用され、その信用こそが出世や昇進にリンクしてくるのです！

思考の錯覚の主人となる！

この脳の勘違いは上手く使えれば自分の評価を上げることも出来ますが、失敗してしまうと逆に自分の評価を著しく下げてしまうことがあります！それは悪いイメージと同様に誇張されて脳が勘違いしてしまうからです！
そして、特に気をつけなければならないのは、
『自分自身が勘違いしない』
ことです！
よくある事の一つが職場での人間関係です！
本当はそんな事もないのに、「あの上司は寡黙だから、話しにくくて、怖い人だ！」と勘違いしてしまったり！
「あいつはあんなに出来ているのに比べて自分はなぜこんなに何にもできないんだ！」思い込んだりしてしまうことです！
何度も書きますが、この錯覚資産とは脳の勘違いです！良いイメージの勘違いは成功を生みますが、悪いイメージの勘違いは失敗を生みます！
その為、この脳の勘違いさせる力である、『錯覚資産』に操られるのではなく、自分自身が操り、その能力の主人とならなければならないのです！

最後に！

いかがだったでしょうか？
私はこの本を読むまでは、どんな小細工を使わなかって、実力さえつければ評価して貰えると思っていました！
しかし、世の中には実力は確実にあるはずなのに、そこまで能力が無い人の方が評価されることも多くあるのが現実です！
それを踏まえて考えてみると、世の中の大半は『錯覚資産』によって評価が決まってしまうことが分かります！
商品の広告や販促、レビューやフォロー数などについても、不確定な情報にも関わらず、人は無意識に『良い』『悪い』を評価しています！
この脳の勘違いさせる力である『錯覚資産』を使いこなし、どんどんこの資産を貯めて、人生を成功に導きましょう！
今回はこの『錯覚資産』の概要についての部分を抽出しましたが、この本には、この『錯覚資産』をもっと溜める為のスキルについても詳しく書かれているので、また興味がある方は読んでみて下さい！

照蔵読書ブログ

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