見出し画像

【照蔵読書】小さな習慣

今日紹介するのはコレ!

スティーブン・ガイズさんが書いた

画像1


『ちいさな習慣』


です!

何か始めたいけど、いつも続かない!そんな自分は継続力や集中力が無いダメな人間なんてレッテルを自分に貼っていませんか?
でももう大丈夫です!
正しく習慣を設定し、少しずつ実行していけば習慣は身につくのです!
そんな事を学べる内容の本となっています!
今回も大事だと思ったところをさっくりまとめていきます!
早速入っていきましょう!

小さな習慣とは?

画像2


まず小さな習慣の定義ですが、この本では
『ばかばかしい程当たり前に出来ること』
とされています!
何故大きな習慣ではなく、小さな習慣なのかと言うと、人間の脳はストレスがかかったり、ハードルが高い習慣はそう簡単に続かないようになっているからです!
例えば、英語を話せるようになる為に一日100個の単語を覚えるぞ!と意気込んだものの2日で断念!
大きな習慣を計画したとしても実行出来なければその行為は何の価値も持ちません!
しかし、1日1個の単語を覚えるという難易度が低いものであれば、どれだけ忙しくて、時間がなくてもストレス無く実行できる為、続けることが出来て、すんなりと習慣化できます!
また、この必ず実行できるということは、やった分だけ成功体験を重ねる事が出来るのです!
何かやろうとして続かない時に人は
「なんてダメな人間なんだろう!」
と思ってしまいがちなんですが、この失敗体験は次に何かしようとした時に、
「前も失敗してしまったし、私にはきっと出来ない!」
というネガティブな感情が前に出てきてしまい、結果何も出来ないまま終わってしまうのです!
しかし、逆に成功体験を積み重ねていくと!
「また出来た!やるじゃないか自分!」
と自信が高まり、
「もっとやってみよう!」
とポジティブな感情が全面に出てきて、どんどんチャレンジ出来るようになるのです!

ちいさな習慣のメリット!

画像3


小さな習慣が良いことがわかりましたが、それについてのメリットも紹介します!
まずは
『習慣化しやすい!』です!
人が何かを習慣にする時、習慣化させる物事によって習慣化するまでの期間は異なりますが、平均値を取ると、人が習慣化するのに必要な日数は「66日」であることが分かっています!
この「66日」と言えば約2ヶ月ですが、もし習慣化させたいことが結構難しくて時間も必要なものだとしたら、少し難しい気もしますよね?
相当強い意思があれば別ですが、できることなら無理なく習慣化したいですよね?
そこで習慣にしたい事を単純に簡単に、時間もかけない内容にすることで、無理なく習慣化でき、少しずつかもしれませんが確実に一歩前に進めるのです!
次のメリットは
「モチベーションに依存しない!」です!
人は調子が良い時、そして悪い時がありますよね?
何か習慣を作ろうとしている時に、モチベーションも高く、体もメンタルも健康!であれば無理なく達成できるかもしれませんが、上記で書いた習慣化に必要な66日間、ずっとモチベーションが高くて、ずっと体調もメンタルの状態がいい人なんていません!
しかし、今日は調子が良いからやろう!とか今日は疲れているからやめとこう!なんてしていると一生習慣化はできません!
しかし、より簡単な習慣にする事で、調子の良い、悪いに左右されず、淡々とこなせる為、自然といつの間にかに習慣になっているのです!
あと最後のメリットですが、
『意志の力が必要ない!』です!
何か行動を起こそうとした時、人の頭では
「さぁやるぞ!」というスイッチがあり、そのスイッチが入る事で人は動きます!
しかし、このスイッチには硬さがあって、実施することが、難しかったり、時間がかかったりすること程硬くなり、中々スイッチが押されず、結局行動できなくなってしまうのです!
しかし、小さな習慣であれば、そのスイッチはもう「ゆるゆる」です!
難易度が低すぎて、スイッチの自重でスイッチが勝手に入ってしまう位の為、『やるぞ!』という意思の力など必要なくなり、自然に習慣化出来るのです!

小さな習慣をやってみよう!

画像4


小さな習慣の特徴やメリットを知ったなら、最後は実践方法です!
これに対しても少しポイントがあるので紹介していきます!
『最終的に目標にしたい事をリスト化して、それを簡単にする!』
まずは、がむしゃらに習慣を作るのではなく、効果的に小さな習慣を積み重ねられるように、最終的にこれが習慣化出来るといいな!という習慣をリストアップして下さい!そして、それを『簡単』にしていきましょう!
『簡単』と言ってもイメージが湧きにくいのですが、この本では「かかる時間は10分以内!」「同時に行うのは3個以内!」を目処に小さな習慣目標を立てて、実行していく内に馴染んできたなら小さな習慣を少し増やしたり、難易度を少しずつ上げていきましょう!
『始めるタイミングを決める!』
小さな習慣を始めるにあたって、既に簡単に出来る状態なのですが、念には念を押して、始めるタイミングを決めておきましょう!
タイミングを決めるのは2つ!
「時間」と「行動」です!
時間は文字通り、「何時に行う」と言ったもので、行動とは、「◯◯する時に、◯◯を行う!」と言ったものです!
例えば、前者であるなら、毎朝6時にバーピーを1分行う!後者であるなら、夜の歯磨きの時間に英単語を1つだけ覚える!といった感じです!
ただえさえ簡単にできる習慣に時間か行動のトリガー(きっかけ)を作って更に習慣を実行できるようにしましょう!
『記録する!』
上記でも書きましたが、この小さな習慣の大事な部分で「成功体験を積み重ねる」ということがありました!
でもこの成功体験はその場一喜一憂するだけでは、記憶が徐々に廃れていきます!
だから、それを防ぐためにも目で見てわかるように記録を行うのです!
手帳やノートに習慣をやる度にシールを貼る方法も良いですし!ケータイのスケジュールやメモに記録を残しても大丈夫です!
目でビジュアルとして確認できるように記録を行いましょう!

最後に!

画像5


いかがだったでしょうか?
最初は出来て当たり前の習慣でも積み重ねれば、最後には大きな習慣となる!
そして、人生を充実させてくれる!
その方法を教えてくれる良書でした!
これから何か始めようとしている人や、既に何かをしているが上手くいかない人には特におすすめの本です!
興味がある方は読んでみて下さい!

照蔵ブログ

http://teru-zou.com

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?