愛知杯予想

牝馬限定の中京2000mなので、スローペースの瞬発力戦になりやすい。

穴を出すのは後方からの差し。

今の中京はかなり芝が重くタフなので、そういう馬場でもしっかり末脚を伸ばせる力のある馬を選びたい。


◉本命デンコウアンジュ

去年は小倉の2000mだったが、愛知杯の勝ち馬。

渋ったタフな馬場でこそ力を発揮する馬で、8歳馬だが、力の衰えはあまり見えない。

福島や小倉など小回りコースでの後方からの末脚は堅実で今回の差しが決まりやすそうな舞台がベスト。

血統的にも欧州型のサドラーズウェルズで、力のいる馬場での相性は◎

また、先週の中京2000m寿Sの勝馬であるツーエムアロンソもこの血統。

○サトノガーネット

新潟記念の道悪競馬で上がり33.1の鬼脚を繰り出して4着。新潟記念はスローの瞬発力戦になったにもかかわらず、最後方から外ラチにまで持っていってそこから鬼脚での4着なので、めちゃくちゃ強い内容。

時計のかかる馬場で差しが決まり安い今回は絶好と見ます。

血統的にはサンデーサイレンス系×ノーザンダンサー系で、タフな芝や小回りにも対応できるようになったディープ。←合ってるかは知らん(笑)

○センチュリオン

去年の小倉で行われた愛知杯では5着に敗れたが、中京に戻った今回の方が合いそう。馬場も不問でスキは無い。オールカマーを勝ち上がってエリザベス女王杯5着なので充実期の可能性も?(でも血統的には早熟タイプな気もする?)

左回りでの実績が無いが、そもそも新潟で1レースしか走ってないので、そこも不安というか未知な部分(まぁ、一応人気馬の未知はマイナス加点なんですけど)。ただ、「左回りに変わってパフォーマンスが下がる馬は少ない」みたいなことを前に福永騎手が言っていたので、大丈夫な気もする。

鞍上もルメールで、オッズ的にもゴリゴリの1番人気って程では無いので嫌ってここは抑えておく。無理して嫌って妙味も無さそうですしね。

血統的にはサンデーサイレンス系×ミスプロ系で母父にエンドスウェープの血を持つ。仕上がりは早い。ダートで活躍する馬が多いが芝の中距離でも活躍。なので、道悪で時計のかかる馬場にも対応可能でタフな展開には強い。と思う。

オメガパフュームもエンドスウェープの血を持つ(というか父系がそうですね)が、早熟でもあの年齢でもバリバリの現役なので、使える期間が短いとかでも無いのかな?わからんけど。


☆ドナウデルタ

馬券としてはワイドに組み込むだけ

今回2000mは初距離になるのだが、マイルの馬が2000mになって好走するかどうかは単純で、

マイルでの敗北理由が「追走に脚を使ったため末脚を伸ばすことが出来なくて差し損ねた」このパターン。

最近ではノームコアやジゲルピンクダイヤ(今回も出走していますが、穴を開けた後の人気は切るのが鉄則なので、今回は見送り)がこのパターン。

ドナウデルタの好走パターンは脚を溜めてメンバー中上位の上がりが使えたか否かで、使えなかった時は凡走。使えた時は好走。と分かりやすい。^ ^

今回の距離延長はハマりそうで、抑えたい1頭

血統的にはキングマンボ系×サンデーサイレンス系でパワー型のマイラーで近親にロジャーバローズがいる点でも今回の距離延長は○。

また、ミスプロ系の父に母母父がノーザンダンサー系なので、タフで力のいる馬場でも問題は無さそう。たぶん、ダノンファンタジーみたいに1400mを好位で押し切る系の競馬で適正を見せるか、距離延長して中段〜先段で競馬しての上位上がりで勝ち切るかの分岐点なのだと思う。




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