京都大賞典 予想

久しぶりのノート更新です

京都大賞典の予想です。

今年は阪神開催ですね^ ^

展開としては内枠を引いたベレヌスが逃げてSペースの瞬発力戦で内前有利ってとこですね。

ベレヌスは前走ハイパフォーマンスでしたが、ハンデ戦でのことですし、別定戦の重賞でいきなりってのはあまり現実的ではないかなぁ〜と思います。この手の馬は別定戦の重賞で馬柱を汚してハンデ重賞の低斤量で穴をあけるパターンなのでそれまでは重い印を打ちづらいですね。(´-ω-`)


SNS上ではダンビュライトの逃げ想定も話されていますが、セン馬になってからの京都記念の内容や今回の枠順を見ても番手で競馬する可能性の方が高いと思っています。

評価としては、ここに適性もありますし、ステイフーリシュを前に置いてどうかってとこですが、これは能力の格付けが終わっていると判断します。理由は後で話します。

ステイフーリッシュは対抗に

前で粘るベレヌスがどこまで引っ張れるかによるかなと言ったとこです。

基本的に早仕掛けの馬で能力もバレているので、的になりやすく万年2着で勝ち切れない馬ですね。実力的にはメンバー中上位で今回も馬券内は確保しそうです。本命はこの馬を差し切れる可能性のある馬から選びたいです。

余談ですが、京都記念はラップの形的にラップ予想の仕方を非常に説明しやすいので少し解説します。

展開としては逃げたベストアプローチの番手にステフリ、その後ろにラブズとダンビュライトという隊列でした。

逃げたベストアプローチは前半34.9 1000m通過59.3 後半39.8 最下位

Hペースで逃げて押し切ろうとしたが、メンバーレベルが高いために通用せず結果最下位という内容でした。ハナを譲ったタイミングも残り600m地点なので完全なる能力不足ですね。(ーー;)

↑の展開で割を喰ったのが番手のステフリです。

ステフリは前半34.9 1000m通過59.3 というラップを追走して後半35.2でMペースで走っています。しかし、前を走るベストアプローチの能力が低すぎてかなり早い段階からハナに立たされてしまいました。

競馬基本的にイン3有利と言われるようにギリギリまで前の馬を射程券内に置いてゴール手前100m前後で交わすのが理想なので、残り600mで先頭は早過ぎます。(←逆にこの不利条件を上位上がりで押し切れる馬は『「不利展開を能力で覆した」と言えるのでAの馬のラップは能力証明たりえる。』といえ、上級条件でも通用すると考えることができます。例 アリストテレスの小牧特別やレイパパレのチャレンジカップなど)

ちなみに、アリストテレスの自己評価は

小牧特別 ハイパフォーマンス

菊花賞 ローパフォーマンス(このレースはコントレイルの能力証明として有効であってアリストレスの能力証明として使うべきではありません)

AJCC ローパフォーマンス?評価不能

なので、小牧特別2勝クラスがハイパフォーマンスで2着のフライライクバード・3着ヒートオンビートが、3勝クラス勝ち上がっているため、そこに圧勝しているアリストテレスは重賞でも通用はするだろう。と言ったところです。

話を京都記念に戻します。

↑の理由からラップによる有利不利を見ると

ラブズ有利 ステフリ不利

タンビュライト有利 ステフリ不利

となります。

そして、レース結果を確認すると

1ラブズ 有利

2ステフリ 不利

3ダンビュライト 有利

となります。

なので、ラブズとステフリの格付けをするにはラスト4ハロンの失速幅を見る必要があります。

ラップを確認すると11.5→12.2 失速幅0.7と大きいことから、「ラブズとステフリの格付けをこのレースで行うことは出来ない」と言うことが分かります。

逆にダンビュライトとステフリでは

ステフリは『「不利展開を能力で覆した」と言えるのでステフリのラップは能力証明たりえる。』といえ、ステフリ>ダンビュライトで格付けが済んでいると言えます。(まぁ、当日の状態などもあるので、「この格付けがひっくり返ることが無い」とは言い切れないのが競馬の辛いところではありますT^T)

そして、これも余談ですがラップペースの格付けは理論的には

H>M>Sですが、実際には

M>S>H

となります。これは「競馬が昇級制度であること」「ペース変換ラップが存在すること」「競馬は番手が有利であること」

が原因であり、このことが理由で競走馬はある程度クラスが上がると逃げ馬に差す競馬を教えるようになります。

オセアグレイト

オセアグレイトはステイヤーズSを評価

スロー瞬発力戦を好位から上がり最速でタガノディアマンテの勝ちパターンを差し切りました。

メンバーレベルに疑問は残るものの重賞でしっかりと能力をしめした勝ち方が出来ているのは高評価。

鞍上も横山典騎手からの乗り替わり

横山典騎手はニュートラルに乗るので、乗り替わりがマイナスにならない騎手です。

今回鞍上の野中騎手からしても重賞を勝てるレベルにあるお手馬は貴重でここは気合い入れて乗ってくれると期待。

◎本命はヒュミドール

ステイヤーズSを評価

ステイヤーズでは最後の直線でオセアグレイトから不利をくらい5着と敗退。

しかし、上がり3hはオセアグレイトと同タイム。日経賞でも逃げ馬であるジャコマルを基準にオセアグレイトに先着しており、能力的にはオセアグレイトよりこっちが上だと思ってます。

ただ、かなり凡庸性の低い馬で

先行力、追走力が低い(新潟大賞典のように前半が速くなると全くついていけなくなります)

馬ゴミが苦手(内で脚を貯めようとすると掛かる。ダイヤモンドでは最後ガス欠)

コーナリング能力皆無

スピード持続力とトップスピードは高い


特にコーナリング能力は絶望的で前走では自身より後方で自身より外を回ったモズナガレボシより実際に走った距離は長いんじゃないかと思う程

それでも、自力で2着はスピード持続力とトップスピードの質が高いからです。

今回の京都大賞典は

スローペース 1コーナーまでの距離が短いうえコーナー角がキツいので前半が速くならず、隊列が決まりやすい。結果的に追走力が問われない

外回りで3-4角のコーナーが緩いのでコーナリング能力が問われない

メンバーレベルが高くない

目下、最大の敵であるステフリですが

ベレヌス先頭。ベレヌスが力足らずで早い段階からハナを譲ると京都記念の二の前はありそう。加えて川須騎手は初騎乗と不安点もあります。枠も出来れば、ベレヌス、ダンビュライトを、自身より内に置きたかったはず。(ただ、京都記念Mペース→京都大賞典Sペースはステフリにとって有利に働くのでどうかなぁ〜)

しかし、舞台条件は整いました。(唯一の懸念はステフリ、開幕馬場+コース形態の関係でイン前有利になる点、馬ゴミを嫌うので揉まれる展開は厳しい。4枠なら何とかなるか?)

鞍上の幸騎手も前走からの継続騎乗で感触は掴んでいるでしょうから頑張って欲しいです。

と言うか、ここでダメだともうアルゼンチン共和国杯くらいしかないけど、

あっちは若駒が入ってくるから実質、重賞勝つならここしか、、、、、、(ノД`)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?