心理的安全性の高い職場を

私は、河内長野市職員が意見を述べることを恥ずかしいと感じず、お互いの反応を恐れず、自然体の自分を晒せる心理的安全性の高い職場を作りたい。

そのような課は、安心して仕事に集中でき、困難に立ち向かえ、自由な発言や行動がイノベーションを生み出し、職員のパフォーマンス向上やストレス緩和など様々な課題を解決するのではないでしょうか。

逆に、心理的安全性が低いと、迷惑に思われるだけかな、言っても無駄かなといった状態に陥り、現状をより良くしていこうという前向きなマインドが失われてしまいます。

だから、私はまず何より係員を信頼し、期待していることを言葉にします。一人一人には個性があり得手不得手があるので、そこは君の好きなようにやればいいんだと。

そして、目指す方向を語ります。私はこうすべきと思うからそれに協力してくれないかと。否定じゃなく肯定。人は求められるとモチベーションが上がります。

一方で、係員の仕事内容や進め方にはできるだけ口を出しません。困った時には相談、協力しますが、いちいち細かくチェックせず、ある意味「我慢」します。

次に、しっかりと聞きます。パソコンの画面を見ながらではなく、手を止めて向き合って時間をとって傾聴します。課内の雰囲気をよくするには無茶振りは禁物です。

さらに、問題をみんなで解決する場を作ります。朝の朝礼の時でもいいではないですか。とりあえずみんなに聞いてみる。その意見や質問をほっとかず大切に扱い、最終的にどうなったのかを説明します。

最後は、個人面談です。早い段階で隠れた不満や課題を見つけます。最近どう?なんかある?など気軽に聞けるようになれば最高です。