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メタルギアと出会って

僕の人生の原点と言っても過言ではない作品
それが「メタルギア 」である。
この作品はシリーズ8作通して「父と子」と言った身近なテーマから「反核・反戦」と言った難しいテーマを軸に描いている。

このゲームと出会ったのは遡ること5年前
シリーズ最終作の「メタルギアソリッド V ザ ファントムペイン」が発売されPlayStationのホームページで見つけた事が発端となる。


当時はどんなゲームか全く分からなかったが、ハリウッド映画さながらの映像美に魅了され是非プレイしてみたいと思った。
ゲーマーな友達にどれからプレイすればいいかを聞いた所シリーズ最高傑作にして時系列的に最初の話となる「メタルギアソリッド3 スネークイーター」を勧められ買うことにした。

そしてビックカメラで祖母から貰った3000円で購入した後、家に帰ってVITAでプレイしてみた。
冒頭の映画さながらのムービーシーンにはワクワクしプレイをいざ始めてみるとイライラしてしまった。
それはなぜか?
原因は当時敵から身を隠して進んでいくゲームなど触れた事も見たことも無かったので、敵に見つかり殺されおまけに倒した敵の銃を使えない事に苛立ちを隠せなかった。
以下の理由から僕はゲームをリタイアしてしまった。
それから時は流れ翌年の2月にVはプレイしたいと思い、もう一度3をプレイしてみる事にした。
最初は敵に見つかってばかりでイライラしたが次から次へと迫ってくるボスキャラを巧みに倒していくのは爽快だった。
当時はまだ幼くザ・ボスの発言を理解出来なかったが、二周目の時には理解でき感動した。


「ピースウォーカー」はザ・ボスを倒しビッグボスの称号を得たスネークが傭兵部隊を率いてコスタリカで武装勢力を一掃する話
小松左京の「復活の日」やキューブリックの「博士の異常な愛情」をリスペクトしているシーンがある
拷問連打のシーンが全くクリア出来ず兄にやって貰った
そしてPWをクリアした後、念願のVをPCでプレイ出来る事になった。
ストーリーはイマイチだったが、ゲーム性には大変優れていてプレイしてて楽しいと1番思えた。
プレイしている最中にPCが壊れたりしてクリアするまで4ヶ月掛かった。

その後PS3が壊れてプレイ出来なくなりvitaで msxの初代メタルギア、メタルギア2をクリア
ハードオフのジャンク品コーナーで買った108円のプレイステーションでMGS1をクリア
MGS2はVITAでクリアした。
そして2017年の6月メタルギア を教えてくれた友達から「PS3が安いから買いに来い」と言われハードオフで即決した。


ムービーシーンが長く実際にプレイした体感時間は少なかったが時系列的に最後な為綺麗に終わった点は良かった。
そして4をクリアした後、8月に「メタルギアinコンサート」に行きオーケストラの生演奏とメタルギア シリーズの感動的な映像がシンクロしとても感動した。
メタルギア シリーズを一通りクリアした後、翌の9月にメタルギアのノベライズを6冊購入して一気読みした。
以前は本を読んでも理解できず、嫌いだったがメタルギアをプレイし小島監督の影響で映画を観ていたら物語を理解する力を得られ本を読める様になった。

このような事から僕はメタルギアを生み出した小島監督を敬愛しクリエイターを志すまでに至った。
酷い文章でしたが、メタルギアの愛を伝えられたと思う。
最後まで読んでくださった読者には感謝です。