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三鷹・星と宇宙の日2024

2024年10月19日(土)、午前中の井の頭公園、プリ活を経て、15:00から国立天文台に向かった。

午前中は日が射していたが、自転車で天文台に向かう途中でパラパラと雨が降ってくる始末…。

コロナ前は都合が合えば必ず行っていたのだが、コロナで中止となり、昨年までは定員制でWEB参加などになっていたのが、いよいよ2024年から現地開催となった。そうとなれば久しぶりに行かねばならないのだが、天候が悪化してしまった。

正門

もう夕方近いので、帰る人もいる。

とりあえず20cm屈折赤道儀に向かう。

第一赤道儀室

ここは晴れていれば太陽の黒点を投影しているのだが、雨がパラパラ降っているのでドームは閉じられている。

20cm屈折赤道儀

28mmだと入りきらない。以前EOS Rに17-40mmのズームで撮影した時は流石に入りきった。やはり21mmくらいのレンズは欲しいところである。
スーパーエルマーは無理だから、カラースコパーかな…。

アインシュタイン塔

次は一番のお気に入り、アインシュタイン塔…。

シーロスタット(太陽塔望遠鏡)

最上階のシーロスタットの2枚の鏡で太陽の光を反射させて地下に導き、スペクトル分析を行う建物&装置である。
最上階まで上る階段が混雑で行列、しかもこの日の気温は10月なのに30℃越え…。蒸し暑い…。
昭和5年にできた施設である。空調施設はない。

アインシュタイン塔地下

地下には古い望遠鏡たちが置いてある。これらは自分が天文をやっていた中学高校時代(1980年代)よりも前のもので、1960-70年代のものという感じがする。

通路

もう秋なのだが、まだ蚊がいっぱいいる鬱蒼とした敷地である。

大赤道儀室

65cm屈折赤道儀。よく見るとドームの質感がすごいことになっている。

ゴーチェ子午環室

ここは桜の季節が美しいのだ…。

6mミリ波電波望遠鏡

大きさは全く違うのだが、4月ごろにハマって読んでいた中国のSF作家、劉慈欣の「三体」を思いだしていた。
野辺山の45m電波望遠鏡だと三体に近いかもしれない…。

天文機器資料館

天気が悪くなってしまったのが本当に残念である。

旧図書庫

この建物も昭和5年らしい。94年前、義理の父親(健在です!)と同じ生まれ年である。20世紀末まで使用されていたというが、是非内部を後悔して欲しいと思っているのだが…。

50cm赤道儀前の広場

50cm公開望遠鏡前の広場には、いつも各望遠鏡メーカーが展示をしている。天気が悪いので、遠くの木の枝の先などを子供たちに見せている。

こういうのを見ると、高校時代の頃の気分を思い出す。毎年3月ごろにアインシュタイン塔の公開があるので、今後もルーティンとしたいところである。

カメラ / レンズ:ライカM11-P / ELMARIT-M 28mm F2.8 4th

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