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よこやまの道

今年はこれまでほとんど在宅勤務をしていなかったのだが、この2週間ほど週3日のペースで在宅勤務した。在宅勤務をすると、体を動かさないのでやたらに肩がこる上、ただでさえ運動不足なのに通勤しないと本当に運動していない状態になってしまう。昨年の緊急事態宣言下での在宅勤務時は終業後に1時間ほどのウォーキングをしたりしていたが、今回は天候が悪くそれもできない状況であった。

そこで5月28日(金)の夜、家人と相談して土曜日は出掛けようという話になった。登山でも行こうかという話も出たのだが、翌日のことなので、家人の上司が最近ご主人と歩いてきたという「よこやまの道」を歩いてみようという話になった。

よこやまの道というのは、調べてみるとロードバイクの練習で知られている尾根幹の南側にある遊歩道で長さは10km、自分の出身地である町田市との境にあるので、周辺の土地勘はかなりあるところだ。ここ2年ほど通っている町田市のならばい谷戸、小野路にも近い。またCMJ時代の同僚でFB友人のIさんもたまに走っているようだ。三鷹からもそれほど遠くないので、気軽に歩きに行けそうなロケーションである。

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5月29日(土)、最寄りのバス停からバスで調布駅に向かい、調布から京王相模原線で若葉台で下車、よこやまの道のスタート地点である丘の上広場に向かった。20分ほど歩くと、丘の上広場に到着、9:40から里山の中を歩き始めた。
すでに3グループほどが歩いていて、いずれも自分たちよりは明らかに年長で、やはりこういうウォーキングは年寄りが多いのか…、と思わせられる。

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歩き始めた道は、雑木林に囲まれた山道で、鶯なども鳴いていていい感じだ。ただ右側には尾根幹が見えていて、車がビュンビュン走っている。普段あまり話をしない家人といろいろ話しながら歩いているうちに、防人見返りの峠に到着した。

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ここはかなり眺望が良く、丹沢から奥多摩、秩父、赤城山までが一望できるが、天候がそこまで良くないため、山々はうっすらとしか見えない。でも多摩地域は一望だ。看板の説明には、「多摩丘陵は武蔵の国府(府中)から眺めると横に長く連なる山々」と書いてあり、この丘陵地から北側を望めば、関東平野が一望で、その向こうの山々が見えるというのも頷ける。冬に来ると圧巻の眺めなのかも知れない。

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多摩ニュータウンも一望だ。これらの団地群は今後どのようになっていくのだろうか…。

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さらに西に向かって歩いていくと国士舘大学や恵泉女学園の脇を通過して、一本杉公園に到着した。ここでトイレ休憩。

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紫陽花が咲いていた。今年は咲くのが早いようなので、紫陽花の撮影も行かねば…。

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公園内には「旧有山家住宅」という古民家があり、中が観れるようになっている。江戸時代18世紀前半の建物らしい。

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さらに西に向かって歩いていくと住所表記が町田市小野路となり、程なくキヤノンスポーツパークが現れた。ここは以前自転車でも来たことがあり、ラグビートップリーグのキヤノンイーグルスが練習を行っている。自分はラグビーにそれほど興味がないので、自分の勤務先が関連会社であるにもかかわらず応援に行ったことすらない…。

この辺りで時間は11:30、お腹も空いてきたので途中のコンビニで軽めにランチする。結構歩き疲れてきたので、ヘタにお店に入るともう歩く気がなくなりそうなので、軽めに済ませた。

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さらに歩いていくと今度は南側の眺望が良いポイントがあった。と言っても畑は進入禁止になっていて、柵越しに写真を撮る。大山と丹沢、町田に住んでいた頃からなじみのある山容だ。この辺は小山田緑地につながっていて、最近たまに訪れているならばい谷戸なども近い。改めて歩いて訪れるのもいいかも知れない。

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よこやまの道の終点まで行くと、帰りに利用する小田急多摩線の唐木田駅を通り過ぎてしまうため、大妻中学校高等学校の辺りで離脱する。

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離脱するところに紫陽花があったのでつい撮影してしまう…。

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唐木田駅に向かう途中で、小田急線の唐木田車庫が見える。

まだ5月だが薄曇りプラス晴れという天候で、遠くの景色もスッキリ見えず6月の気配が濃厚だ。最高気温29度という予報であったが直射日光もそれほど浴びずに済み、風も涼しかったのでとても快適なウォーキングであった。約17,000歩…。

カメラ:EOS R, レンズ:RF50mm F1.8 STM, EF17-40mm F4L USM

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