ミュウミュウAD2次審査までを終えて

 こんにちは、照葉このみです。
 6/29に2次審査の審査員賞が発表され、ようやくちゃんと終わった気がしています。少しずつ感想が言葉の形をとりはじめたので、いずれ思い出すために、書き残しておこうと思います。
 mystaにupした「おばんですラジオ 番外編」と重複する部分がありますが、聞くの面倒だよって方はこちらで文字情報として見ていただければ良いかもしれません。

 さて、このオーディションは私にとって初めてのオーディションでした。(高校演劇部時代の、役オーディションは身内のものなのでノーカン)
 大学在学中、一瞬オーディションを受けようとしたことはあります。(美声女コンテストだったはず)その時は本当に、まず応募する決心までが遠くて……結局何もしませんでした。あ、同級生に応募用写真は撮ってもらったな。あの頃はハチャメチャに痩せていたし、なかなかお気に入りの写真です。
 今回参加するかどうか、正直ギリギリまですごく悩みました。でも、一人しか受からないオーディションだし、参加することに意味があるかなと。美声女コンテストは、応募しておけばよかったなと今でも思うし、だったら今度はその後悔はしたくないなという気持ちでした。
 参加してみて、そして終わった今思うのは、オーディションに参加すること自体は実はなんでもないことだな、ってこと。結果を出すのはすごく大変だけれど、参加だけならコストは低いと思います。まあミュウミュウのような形の公開オーディションは、最初期から自分の写真や動画がインターネットにupされてしまうので、未成年や学生さんには覚悟が必要かもしれないですが……チャンスがたくさんある若いうちに、どんどん応募するべきです。最初に書類審査があるタイプなら、もうちょっと心理的にも楽かも。
 私は今年で28になりますが、オーディションというものは年齢制限があることがほとんどです。もう大抵の(アイドルや声優の)オーディションには参加資格がありません。そして、初めてのオーディションで結果を出すというのはとても難しい。だから、今回駄目だったから諦めそうになっている若い子たちがいるなら、また挑戦してほしい。きっと、チャレンジの回数は多いほうがいいです。ある程度の年齢になると、チャレンジする場すらなくなってしまうから。
 若い頃の挫折って、自分を否定された、拒否された気持ちになることもあると思います。というより私がそうでした。だから怖くてチャレンジできなかった。でもそれは違うと今はわかります。求める人物像とマッチするかしないか。それだけ。(もちろん、現時点で実力があるに越したことはないけれど、伸びしろだって大事)だから、自分を求めている人たちに出会うために、たくさんチャレンジしてほしいのです。
 今回のオーディション、ここで終わるには惜しい方を何人も見ています。その方々にこの文章が届くかわからないけれど、私の中のおせっかいババアが黙ってくれないので。

 正直、今回オーディションに参加したことで、私の中のハードルがぐっと下がりました。でも、下がったところで次の機会が中々ない……つくづく、もっと若い頃にチャレンジしていればなぁと実感します。やっぱり最初の一歩が一番怖いですね。何が起きるかわからないから。一歩だけ出してみたら、意外と普通だったりするんですよね。私は結構ビビリな人間なので、一歩目が相当重いです。世の中のいわゆる成功されている方々は、人生の足取りが軽いですね。そうなりたいけどなれないな……なれない私はどう生きて成功しようというのがこれからの課題です。難しい。
 結構ね、ちゃんと人生のこと考えてるんですよね。脳内ハッピー女で振る舞っていますが。いや脳内ハッピー女は間違いじゃないんですけど。人生100年はあると思っているので、まだ三割にも到達してないです。まだまだこれから頑張らねば。考えることと、勢いでスタートすること、そのバランスが本当に難しいなとずっと思っています。急な変化があると、心がついていけないタイプの人間なので。5年後、自分がどうなっているのか……今回の経験が、私の人生に影響するかどうかは時間が経たないとわからないですね。これでほんの少しのズレが生じていても、今は認識できないですから。

 今回、様々な方に出会えたのがとてつもない財産だと感じています。インターネットの時代になって、以前より人の人生と交差するのが容易になった気がします。その分、離れることも多いのかもしれませんが、数撃ちゃ当たるで他人と関わったほうが、自分の世界が広がって面白いなと思います。今までいるコミニュティ以外に足を伸ばすこと、それが人生のスパイスになるので、これからもこういった機会を逃さないようにしたいです。

 さてさて、とりとめのない話をしてきましたが、一言で言ってしまえば、「楽しかった!」です。
 出会ってくださった皆様に、たくさんの感謝をこめて。

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