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〜いのりのおと〜心の奥から輝いて来る詩集✨

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カラダがあって ココロがあって それを見つめている自分がひとつに融け合うときに 産まれて来るコトバたち🌈
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2022年6月の記事一覧

【詩】 コロコロゆらゆら揺らめきながら

心は 揺れる ために ある コロコロ 揺れる ために ある コロコロ ゆらゆら 揺らめき ながら 愛のかけらを 探してる なぜなら 心は 愛から 産まれ コロコロ ゆらゆら 揺らめき ながら やがては 愛に 戻っていく たった 1つのこと を 知って いれば 何処に 居たって 安心だけど たった 1つのこと が あまりにも 単純すぎて 美しすぎる 嘘 に 思えて くる から コロコロ ゆらゆら 揺らめき ながら たった1つ 以外の ことに もっ

【詩】 絶望の涯ての希望

悲しくない わけはない ここで 経験する ことは ほとんどのことが ことが 虚しい 悲しくない わけはない ここで 学んだ事は ほとんどのことが 苦しい だけど 覚えておいて 欲しい 本当に くだらないことが きみの奥底で 望んだ ことなんだと これを 経験する ことで これを 学ぶことで きみの魂を さらに 高みに 舞い上がると 言うことを 全てが 壊れてしまったと 思える 瞬間がある そんな時 思い直して 欲しい この くだならない世界で

【詩】 孤独の祝福

深い 深い 心の海の底 真っ暗闇で すべての ご縁が 立ち切れたように 思える場所 ある日 きみは すべてを 放棄して 完全に 力を 抜いて この場所まで 沈み込んで くる 限りなく 静かで 安心できる 場所 また 浮かび上がって くれば 賑やかな 波の中に 戻っていける たくさんの 形と名前の ついた 時間と場所で 条件付けられた 世界に でも なんだか それらを 冷めた目で 見ている 自分が いることに 気づいている だから この海の底が 心地

【詩】 ぼくらは全てを知っている

人に とって 無意味な ことが きみに とっては 価値が ある 人に とって 無意味な 事でも 宇宙に とっては 価値が ある きみが今 無意識に 息している ことすらも 宇宙に とっては 価値が ある きみが 今 瞬間 まばたきを していることも 宇宙に とっては 素晴らしい ことだ 無駄なものなど 何もなく 人が ただ 無意味だと 思っているだけで 全ての 存在には 価値が ある 人が 自分を 肉体だと 思う限り この 無意味

【詩】 本当に生きているとは

ぼくらが 生きているのは 魂を 活かすため なのだろう 本当に 生きている とは ゆりかご から 墓場までの ことではなく 何度も 繰り返される 輪廻の 中で 少し ずつ 少し ずつ 本当の自分に ついての 手がかりを 探ること だろう 肉体のある 世界に 生きる 矛盾を 微笑みながら 観つめる 矛盾の中に 隠された 宇宙の神秘 が 顔を 出すまで 大きな 悲しみの中に 隠れた 大きな 喜びが 顔を 出すまで 肉体の死を 恐れる者よ