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登米での第一歩は、気仙沼の仲間の案内で

のれんものぼりも出ていない「とよまだんご」のお店のショットを掲げるのには訳がある。ありすぎる。一度に書ききれないほどの出会いのきっかけが、この店の前で始まったからだが、ちょっとそれは置いといて、急ぐ話題から書かせて欲しい。

気仙沼で、予定を伸ばしに伸ばして、あれこれ考えていた私に、登米へ行くことを誘ってくれたのは、facebook『おかえりモネ私設応援団』の気仙沼に住むメンバーの方だった。

ほんとうに申し訳ないんだけれど、とにかく「とよまだんご」が食べたい一心だった。昼ごはんも抜いていた。

その前に、登米と書くと登米市「とめ」と読んでしまって、登米町(とよままち)の「とよま」とは判別ができなくなるので、これから先、登米町の意味の時は、ひらがなで「とよま」と書くことにする。

おだんごの話に戻るが、とよまに着いたのは、午後3時の少し前。観光客が立ち寄れる「とよま観光客が物産センター 遠山之里」の駐車場に向けて交差点を曲がる時に、その反対方向の「前小路」をのぞいてみると、あの「とよまだんご」ののぼりがちゃんと見えて嬉しかった。

車を停めて、さっきの信号まで歩いて赤信号を待っていたら、なんと「とよまだんご」ののぼりが、片づけられようとしているではないか!「ええっ!」と叫んだが、信号は変わらず、のぼりが見えなくなってやっと青に変わった。一緒に連れてきてくれた人のことも気になったが、とにかく食べたい。もう、前小路を全力で走った。

店の前に着いたが、店内の明かりも消えている。でも、諦めきれない。気がつけば、時代劇でよくある、扉をどんどんして「開けてください!」を連呼していた。

程なくして、店のご主人が出てきてくだっさった。ここはもう、四国からやっと来たんだ感を全身から滲ませて、扉が開いた瞬間に「食べさせてはいただけないでしょうか」と口走っていた。

あっさり「いいですよ」と言われて、全身の力が抜けたが、ホッとした。ラッキーなことに、まだ少し、おだんごが残っているという。後で聞いたのだけれど、だんごが無くなれば、直ぐに閉めるとのこと。おかげで私は、全種類、食べることができた。

本来なら、お店の前で客を呼んでる二匹のたぬきの目線が、少し気になっていたが、一口だんごを食べたら、何もかも忘れていた。ご主人さんには、ご無理を聞いて頂き、ほんとうに感謝しかなかった。これがとよまの第一歩だった。

あ、今日は、その急いでいることがあって、それを書かないといけなかったのに‼️ 

長くなったので、ページを変えて急いで書くことにする。m(_ _)m

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