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少しの勇気がたくさんの楽しさに出会う

こんばんは。このページはskyアドカレ2023参加記事です。

みなさんいかがお過ごしでしょうか?
気づいたらクリスマス目前ですね…早いですね…。
年末は何かと忙しいと思いますが、どうか休息も忘れないでくださいね。

初めてお目にかかる方もいらっしゃると思いますので、簡単な自己紹介をさせていただきますね。
改めて、あおと申します。
sky非公式サマフェス2023と、同じくsky非公式紅白歌合戦2023のスタッフとして参加させていただきました。いつもはお時間が合えば合奏処にお邪魔させていただいてます。skyではのんびりと気ままにふらっと旅に出かけたりしています。

この場に参加できることがとても嬉しく本当に胸いっぱいです。ありがとうございます。もちろん、目の前の読者さんも、この記事に目を通していただきありがとうございます。私一人では成り立たつことがなかったであろう、携わってくれているすべての方に感謝です。

まずは、この素敵なアドカレに参加する経緯からのんびり語りたいと思いますので、よかったらどうぞごゆるりとおくつろぎくださいね。

思い返せば、初めて参加した定例会が書庫番さんの定例会でした。毎月ささやかな時間に活字に触れることがいつの間にか待ちきれないくらい、楽しみになっていました。

これはまだ書庫番さんの定例会に出会うちょっと前の話。
旅とほぼ同時に情報収集の目的でSNSを始めたばかりのことでした。
あちらこちらに見かけるのは「相方さん募集」の文字ばかりで少しの羨ましさもありながらそれを毎日眺めておりました。

そこでふと目にしたのは書庫番さんの定例会のお知らせのツイート。
本が大好きな星の子だったので、すぐにツイートの説明にかじりつきました。
好きな本を読み、言葉も会話もなく、同じ時間を共有し、ただただ緩やかな時間が流れている。なによりも魅力的なのは、読みたい本を準備したら、明日が平日でも構わず夜更かしをすることです(笑)

振り返ればこの出会いが、私の心を温かくするひと匙の砂糖を溶かし込んだような出会いでした。長い長い旅のささやかな休息と言ったところでしょうか。
大袈裟に言ってしまうと、私に「誰かと旅をすることだけがこの世界の楽しみ方ではないよ。」と教えてくれているようでした。

そんな素敵な定例会をはじめ、書庫番さん主催のアドカレに参加できることに感激しています。改めて、ありがとうございます。

さてさて、星の子として旅をすることを決めて、まだ四季を巡っていませんが、これまでの旅を思い出と共に、長くなるであろう、星の子の空の旅をのんびり記していきたいと思います。旅を始め、今日に至るまで見たこと、感じたことを交えながらの思い出語りなので、長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

この旅に飛び込んだのはまだ寒さが染みる今年の2月でした。始めた日ははっきりと覚えていませんが、追慕の季節が初めて体験した季節なのは確かです。
追慕の季節は、切なくも優しさと暖かさに包まれていた季節でした。
失ったものを、記憶を、思い出を取り戻していく物語だったのでしょうか。
この季節に惹かれ、素敵な時間を過ごしたことは大切な思い出の一つです。

もともと、人付き合いがうまくない星の子で、いつの間にか人付き合いを諦めていました。本音は、たくさんの星の旅人たちと交流したくてもビビりで、もどかしさでジリジリとする。そんな思いに身を挟まれながら、終点の書庫へ向けて旅をしていました。

しかし、それぞれの場所へと繋ぐ扉は、捨てられた地で時を止めているまま。
ようやく覚悟がついて飛んでみようにも、初めて見る自分よりも大きい生き物を前にモタモタしていました。そんなこんなでどうしようかと悩んでいると、知らない星の旅人さんが手を引っ張ってくれました。

この出会いが、初めてできたフレンドさんとの出会いでした。
繋いだ手から微かに聞こえる心音に驚いて、まだ知り合って間もないフレンドさんと旅することがとても新鮮で、たくさん話しかけていたことを思い出します。

自分の都合もあったであろう素敵な友人は、旅の終着点まで引っ張ってくれました。
見知らずの私に手を差し伸べてくれた暖かな優しさを、その時に確かに感じたのを覚えています。

離れていても、お互い会えなくても、たまに思い出しては星のかけらを送ってくれる。同じ空の下でそれぞれの旅をし、まるで「元気でいるよ。」とでも伝えているかのようにかけらが自分の元へと届けられることは嬉しさが溢れます。

私の空の旅はなんというか、最初は何か自分にとって大切なものを見つけるのに必死だったのですが、旅が続くにつれて、その価値観が緩やかに変わっていったのを感じます。

一人で空を旅していると、途方もなく自分と向き合う時間が多かったりするんだと思うんです。より自分と自分を取り囲む世界に触れることができたり。
今日の旅は悲しい旅だったのか、それとも楽しい旅だったのか、新しい発見はあったのか、それとも新たな1日の旅はどんな旅にしようか。
まるで日記に新たな一ページが毎日加わっていくように、今まで気づかなかったこともあったりして、思えばそのどれもが自分の一部になっていくんだと思います。

日々が積み重なれば重なるほど、大切なものが一つずつ増えていくのだと気づき、その中で新たな出会いがあったり、新しい思い出が増えていくのであったり。
それは、姿形がなくとも確かにそこに存在しているようなものなのではないかと思います。

そうして、少し経ったのでしょうか。
梅雨の頃の話だったと思います。
ピアノを手に入れ、しばらく楽譜を探して演奏していた頃でした。
sky非公式サマフェスのスタッフ追加募集のお知らせを見つけて、せっかくの機会だからと思い、応募しました。

初めてのスタッフでも、みなさんはとても優しくて、暖かく迎えてくれ、本当に嬉しかったです。全てが自分にとって新鮮で、みなさんの背中が眩しくてかっこよかったのを今でも覚えています。

最初は悩みました。何も知らないほんの初心者が飛び込んでも大丈夫なのだろうかと、本当にこれでいいのかと一歩踏み出すのを躊躇いました。
でも、この機会を逃したら次はいつ参加できるかわからない。えーいままよ!という感じで踏み出したらとんでもなく楽しいことがたくさんありました。

そこでたくさんの素敵な友人と出会い、段々と星座盤に灯る明かりが増え、友人のおかげで合奏にも参加できたり、そこでまたたくさんの方と出会い、本当に嬉しさと楽しさで胸がいっぱいでした。

自分にとって意味をなしたこの一歩は、これから先の旅と人生をもう少しだけ楽しもうと思わせてくれた大切な一歩であり、足跡でした。

空の世界は楽しさだけではなく、優しさも、暖かさも、時には悲しさもあるけれど、確かに心の灯りを灯してくれた大切な場所です。

これからの旅はどうなるか予想もつかないですが、まだ知らないことを探しに気の赴くままに旅を続けていこうと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
少しでも暖かさを感じられたら幸いです。

改めて、ありがとうございました。
                              あお

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