根岸ステークス予想


根岸ステークスの予想をしてみようと思う.


根岸Sが行われるのは東京ダート1400m左で,唯一1400でダートスタートのコースである.

「最初のコーナーまでは442mあり,下り坂であるためテンが早くなりやすい.前半で脚が使われるために,後方一気が決まりにくいコースである.」

と競馬ラボさんのページ(https://www.keibalab.jp/yosou/coursedata/course.html?course=tokyo&track=d1400)では書かれている.


そして過去の根岸Sの結果がこちら.

12.4 - 11.1 - 11.5 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 12.2   (35.0-36.4)  1:23.5  コパノキッキング

12.3 - 10.6 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 11.7 - 12.0   (33.9-35.8) 1:21.5  ノンコノユメ

12.2 - 11.0 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.2   (35.0-36.1) 1:23.0 カフジテイク

12.4 - 10.9 - 11.3 - 11.8 - 11.9 - 11.5 - 12.2 (34.6-35.6) 1:22.0 モーニン


基本的には前傾ラップで,近3年は全て差し馬が上位に来ている.そして,35秒台の上がりを使えることが必須条件.逆に位置取りはあまり関係無さそう.

先行馬の成績が奮わないのは,道中のペースが何度も大きく変化するからではないだろうか.特にノンコノユメのレースなんかはその傾向が顕著で,テン2Fが10.6と1.7秒短縮し,その後0.8秒緩んだと思行きや,再び0.4秒加速している.その結果,1ー3着は全て追い込み馬で,上がり34秒前半の脚で差し切っている.

また,去年と3年前のように淡々としたラップになることも多く,こうなると先行馬は脚を溜めることが出来ずに直線で失速してしまう.

どちらの展開になるかは分からないが,何れにせよ逃げ・先行馬は本命に出来ない.


1.展開予想

さて,今回の出走馬を見てみると,逃げ想定はドリームキラリ

前走の霜月Sの

12.4 - 10.7 - 11.8 - 12.3 - 12.0 - 12.2 - 12.5 

こんな感じのラップになると想定.なかなかにハードなラップ.

そして2列目にコパノキッキング,ヨシオ,ワイドファラオあたりがつけるイメージ.

今回のレースの一番のポイントはコパノキッキングの取捨選択だが,僕は拾う予定.

というのも,巷では距離延長が不安視されているが,去年同ローテで勝ってることからそこは不安要素にはならないし,斤量や激しいマーキングを受けるのではないかという不安も,マーフィー騎手なら恐らく大丈夫.

この馬は何より戦ってきた相手が違う.

唯一の不安要素は先頭集団につける可能性があること.しかし、去年のように2列目に着ける競馬ができれば,堅実な脚で差せる.そして去年の鞍上もマーフィー。


2.見解

◎4.ワンダーリーデル

軽くtweetしたが、今回はこの馬から入る。

この馬は去年も根岸Sに出走していて、5着であった。そのレースから5戦連続東京ダートを使っていて、このレースに焦点を合わせてる事が伺える。実際調教も良い。

また、今のような後方から差す競馬になってから(去年のフェブラリーS以降)は東京ダートで常に馬券内となっている。

前走のチャンピオンズカップは後ろからは届かない展開であったのにも関わらず5着と0.2秒差であった。この時の上位4頭は力が抜けている+展開有利であったことを考えると優秀である。

更に、今回逃げ想定としたドリームキラリが逃げた武蔵野Sでは、前傾1.3秒のタフなレースで展開が向き、差しきっている。今回、武蔵野sの再現の可能性は充分に考えられる。

また、今回は一気に距離短縮して迎えるが、恐らく大丈夫。確かにペースは上がるだろうが、追走せず最後の直線で垂れてきた前の馬を交わす競馬をするこの馬にとってはあまり関係がない。

そもそも、そういうレースは武蔵野Sなどで経験済みである。

正直、重賞クラスになるとどの馬も普通に強い。今回もコパのキッキング、ミッキーワイルドなんかは普通に強いと思う。だけど、重賞クラスで最も重要視すべきは適性だろう。

そこで、その適性が抜群なこの馬から入りたい。


〇15.ダノンフェイス

ワンダーリーデルと同じ脚質のこの馬を対抗に.

この馬は東京ダート1400mを3勝しており,適性は抜群.3走前は東海S勝ち馬のエアアルマスに0.2秒差の4着.実績も十分にある.

4走前は重馬場で伸びきれず,5走前は直線で右に寄れてしまったことで加速が遅れ,伸び切れなかったように敗因は明確.

前走は+10kgで太め残しも,ややかかる馬場を差し切り1着.

今回,前走より斤量が軽くなり,更に体重が絞れれば自慢の脚で差し切れる.

さらに,この馬は内枠の時の成績が非常に悪く,外枠の時は3着以内率が高い.

今回は外枠!!買い!!


▲5.コパノキッキング


△7.スマートアヴァロン

上位2頭と同じ差し馬で,3走前ミッキーワイルドと着差なしの2着.

強いは強いんだけど,あまり強く推せない理由として,「使われすぎ」という点が挙げられる.

ミッキーワイルドが霜月Sから直行ローテなのと比べて,この馬は2走使っている.斤量2kg減は魅力的だが,調教も軽く,そこまで強くは推せない.また,乗り替わりも大きなマイナスポイント.


△3.ミッキーワイルド

強いが紐まで.

ここが試金石の一戦で,人気になりそうなので嫌いたい.



とりあえずここまで.

まとめると,

◎4.スマートアヴァロン

○15.ダノンフェイス

▲5.コパノキッキング

△3,7


買い目は

馬連ワイド    ◎○▲BOX

三連複フォーメーション  ◎ー○▲ーall


よろしくお願いします!!











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