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赤緑基盤 モルトNEXTについて

プロローグ

皆様初めまして。てろてと申します。

まずは記事を手に取って下さりありがとうございます。今回がnote初投稿となります。誤字脱字や言い回しがおかしな所が多いかもしれませんが、最後まで温かい目で読んでいただけると幸いです。

8/9に行われた弁財天CSにて3位になることができた赤緑基盤のモルトNEXTの紹介です。


1. モルトNEXTというカードの強み・弱み

読者の方で知らない人はいないと思われるであろう、【モルトNEXT】というカード。約5年半前に登場したのにも関わらず、昨今でたカードにも負けないパワーを持ち、今尚人気の高いこのカード。

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まずは、現環境におけるこのカードの強みと弱みについて筆者が思う要点をまとめてみました。

【強み】

・1枚で完結しているキル打点

・1枚でプレイの選択の幅広さ

現環境において、1枚のみでキル打点を生成でき、パワーがあるカードはなかなかありません。

例えば流行りのシータドギラゴンノヴァに至っても、キル打点をつくるにはチェンジ元+ノヴァ+めくるSA+横一面orバルチュリスまで必要になります。

確かに、シータノヴァやリースドラゴン等、強い盤面を作り、ターンを返すのが弱いわけではありません。ですが、ゲームはそれでは終わりません。そこから盤面を返される可能性や、パーツが足りなく、何もできない場面が多々あると思います。

そんな中この【モルトNEXT】というカードは1枚でキル打点を生成できます。一歩届かないもどかしさをこのカードはたった1枚で補ってくれます。

また、このカードを中心に超次元ゾーンを構築することにより、1枚でいろいろな場面にあわせた選択肢をとることができます。

上記2点がモルトNEXTの最大の利点だと筆者は考えています。

【弱み】

・現環境で使われているメタカードに弱い

・現環境における速度不足

強みの紹介時点ではべた褒めしたこのカードですが、正直、環境に使われているメタカードに滅茶苦茶弱いのが事実です。

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上記の2枚のカード。よく現環境で使われているカードになりますが、このカードたちが特にモルトNEXTを紙切れ同然のカードにしてしまう、もはや天敵といっても過言ではありません。

また、今のデュエルマスターズではゲーム展開が早いデッキが環境で猛威を奮っています。従来のNEXTの「ブースト→ブースト→NEXT着地」の展開のみでは押し切られてしまうでしょう。

筆者が特に思う弱みは上記2点になります。この弱みを聞いてしまうと使う気も失せてしまうと思います。。。

ですが、この弱みをカバーできるカードが発売されました、、、!!!


2. クロニクルの発売 弱みのカバー

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先日、8月7日に発売されました、クロニクルデッキ「決闘!!ボルシャック・デュエル」に収録された上記2枚のカード。

まずは、「ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム」の紹介ですが、説明するまでもなく、このカード、苦手とするメタカードを低コストで除去することが可能です。尚且つ、ドラゴンのため、栄光ルピアやメンデルスゾーンの邪魔をしません。

従来のNEXTで使用されていたカード破壊となると、よく使わていたのが、メッタギルスがぱっと思い浮かぶカードですが、それだと環境に対して、あまりに遅すぎます。まさしく欲しかったカードの1枚でした。

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また、「ボルシャック・栄光・ルピア」ですが、こいつは速さを実質的に補ってくれていると感じた1枚です。

先ほどの弱みで述べていました、従来のNEXTの基本的な動きである「ブースト→ブースト→NEXT着地」について掘り下げたいと思います。

モルトNEXTの着地は平均4or5ターン(ギフト等除く)と考えてます。4ターン目着地はメンデルスゾーンからスタートできているパターンですが、2回目のブーストが栄光ルピアだった場合、ノーチャージでのハンドキープによるハンドの質向上がのぞめます。また、5ターン目着地のパターンである栄光ルピアからスタートした場合、従来だとブースト→ブーストしか行えなかったターンに栄光ルピア→自由プレイ→NEXT着地の自由プレイができるターンが増えます。この自由ターンでクリーチャーを展開できたり、引くことができていれば、非常に強力なマナロックドラゴンからモルトNEXTに繋げることもできます。

そもそも栄光ルピア事態がクリーチャーで打点のかさましになっていることが、トリガーを踏んだとしても押切につながったり、ハンドキープが多少しやすくなった事によって事故によるターン経過をケアすることが可能になりました。


3. 構築 【一部採用カードの説明】

多分ここまで一瞬で飛んだ人もいるであろう、構築についてです。使用したリストは以下の通りです。

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ちらほらと見受けられるボルシャック基盤ではなく、モルトNEXTのパワーを活かす、全盛期のモルトNEXTを彷彿とさせるような構築かと筆者は勝手ながらに思っています。

構築の前提は安定かつパワーです。安定性を維持しつつ、デッキパワーを落とさないように意識して構築しました。ここからは一部のカードの紹介をしていきたいと思います。


・モモキングRX×4

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最近よく見るこのカードは、アルカディアスモモキングと一緒に採用されているケースが多いですが、このデッキではアルカディアスモモキングは1枚も採用していません。このデッキでのRXの主な使い方としては、速度が速い対面へのノヴァのチェンジ元、ボルシャックドギラゴンとのシナジーによる盤面壊滅とキル打点生成になります。特に後者ではとこしえの超人等のメタクリーチャー破壊の仕事がとても強力です。

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また、バトライ閣がいる状態で、RX→効果でボルシャックドギラゴンに進化→バトライ武神へ龍解と、1枚で武神龍解までいけるので、相手の盤面にクリーチャーがいなくても進化する選択肢があることを忘れないでおきましょう。


・リュウセイジアース×4

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このカードに懐かしさを覚えるプレイヤーもいるのではないでしょうか。全盛期、ドギラゴン剣が4枚使えてた頃によく使われていたカードですね。このカードの主な使い方は、先程説明した自由ターンで使いやすい1枚であり、革命チェンジ元かつドギラゴンノヴァから射出できるカードのかさまし、ハンデス対策になります。

まず、栄光ルピアから動いたパターンの自由ターンですが、ジアースをプレイすることにより、モルトNEXT着地のための多色事故を軽減することができます。また、ドギラゴンノヴァから出せるスピードアタッカーであり、革命チェンジしながらリソース及び後続確保できる万能カードになっています。

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また、パーフェクトダークネスやロストソウルに対してのリソースのリカバリーにもつながり、革命チェンジした後、盤面を返されたとしてもリソース抱え続けることができます。ただし、ダイパ殺デー等クリーチャーでも呪文でもない効果で捨てる時は発動しないので、捨てる時は注意が必要です。


・カツキングー熱血の物語ー×4

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当初は採用していなかったカード。このデッキ唯一の青色で、手からの通常プレイは正直難しいです。なのになぜ4枚採用なのか。

端的に言うならば、このカードの役割は受けです。このカードを採用しているのとしていないのとでは、シータドギラゴンノヴァに対しての勝率が大きく変わったのが事実でした。(目に見てわかりやすい数字を出せないのは本当に申し訳ございません。)採用することにより、シールドトリガーの期待値が上がるのは勿論のこと、ボルシャックドギラゴンで受けきれないパワーラインや相手の過剰打点へのめくるカードの回答の増量になっています。サーチ効果により、追加のボルシャックドギラゴンを持ってくることができるのも魅力です。

また、このカードの登場時のバウンス効果により、過去を彷彿とさせる疑似的バトライ閣ループができます。

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バトライ武神の攻撃時、カツキングを出すことに成功→カツキング効果でバトライ武神をバウンスしアタックキャンセル→カツキングで相手のクリーチャーに攻撃時、バトライ閣の効果→ドラゴン登場によりまた武神へ龍解。

この動きによって相手のシールドに攻撃せず、デッキのドラゴンを展開できるので覚えておきましょう。

また、武神の攻撃時、カツキング+モルトNEXTをめくることができた場合はさらに強力です。

バトライ武神の攻撃時、カツキング+モルトNEXTを出すことに成功→カツキング効果でバトライ武神をバウンスしアタックキャンセル→モルトNEXTの効果によりリトルビッグホーンを超次元ゾーンからバトルゾーンへ→ドラゴン登場によりまた武神へ龍解。

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この動きなら相手の盤面に攻撃できるクリーチャーがいなくても、シールドを攻撃せずに武神をまた使いまわすことができます。覚えておくと非常に便利なので、ぜひ覚えておきましょう。


・ドギラゴンノヴァ×3

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このカードの主な仕事はモルトNEXTからチェンジすることによっての過剰打点の生成、自身よりも速度の速い対面に対して追いつくための盤面形成とブロッカーの展開です。どちらかと言えば過剰打点の生成の役割が強いです。

確かにモルトNEXTは1枚でキル打点を作ることは可能ですが、それはあくまで何も妨害がない前提の話です。今の環境において何も妨害がないことを想定するのは殴る上で非常に危険です。例えば、流行りのカツキングやドンドン吸い込むナウのバウンスやドンドン火噴くナウでの除去など、単体除去のみに焦点を当てても返されてしまうのが現実です。それ以外にも灰燼と天門の儀式やドラゴンズサインなど、あげるときりがないです。

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だからこそ、トリガーを踏んででもなお、押し切る過剰打点や、もし耐えられてしまったとしても返されにくい強い盤面をつくることが大切だと考えています。しかしながら赤白と、色としてはやや弱い部分や、とこしえの超人等のメタクリーチャーのまえではあまり強くないことからドギラゴン剣と合わせて4枚の採用としています。

ここでちょっとしたプレイとして、最近増えてきているボルシャックデッキの受け札であるボルシャックドギラゴンに対してですが、

NEXTからハートバーン→NEXT攻撃により2点アンタップ→ハートバーン龍解→NEXT攻撃革命チェンジノヴァor剣での3点→ガイネクストでダイレクト。

これをすることにより、ボルシャックドギラゴン単体ではパワーが低く受け止めきれないため、相手のめくるカードの内容が少し高めに要求されることを覚えておきましょう。全盛期NEXTミラーではよくあったプレイのひとつなので、懐かしいと感じる人も多いのではないでしょうか。(※コストが高いため、火噴くナウのケアにもつながります。)

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4. 採用を見送ったカード

次に採用を見送ったカードをいくつか紹介したいと思います。この中には今後採用する価値があるカードもありますので、皆さんの見解次第でいろいろと試してみることをお勧めします。


・フェアリーギフト / スクランブルチェンジ

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なんで入れないの?と思う人が多いカードだと思います。筆者自身最後まで入れるか検討していたカードです。正直な話、好みじゃない。としかいえない理由です。。。早出しは確かに魅力的です。上ブレの要素として入れるのも強いと思います。ですが、これらカードを採用することにより、メンデルスゾーンや栄光ルピア、受けのボルシャックドギラゴンの不発率が多少なりとも上がってしまいます。(数字をだせていなくて本当に申し訳ありません。。。)

また、序盤にこそ輝くカードですが、終盤ではやや腐り気味になるカードです。また、筆者はトリガーを踏むことを殴る上で非常に警戒する性格で、返された場合にマナが5マナしかない状態と1ターン遅く始動したとしてもマナが7マナある状態を天秤にかけた時、後者を選んでプレイしたくなってしまいがちなんですよね。。。

以上のことから今回は不採用とさせていただいていますが、ポテンシャルは高いカードではあるので、採用価値はあるカードだと思っています。


・ボルシャックモモキングNEX

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デッキ全体を見た時に、シナジーとしては悪くなく、マナカーブも悪くないようにみえるカードです。ですが、やはりメタカードに弱いんですよね。。。

また、革命チェンジとはシナジーが悪く、ボルシャックドギラゴンと相性の悪さも目立ち、めくるカードに多少の依存性があるカードだと感じたので、モルトNEXTを強く活かしたかった今回のデッキからは残念ながら不採用とさせていただきました。


・ボルシャック決闘ドラゴン

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クロニクルにより登場した新規ドラゴン。色自体悪くなく、単体除去もついていてポテンシャルも悪くないのですが、9コストと重いマナコスト、せっかくのボルシャックの踏倒しがあるにも関わらず、出して強力なボルシャックが採用されていない点。この2点により今回は不採用といたしました。


・永遠のリュウセイカイザー

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このカード自体強いです。でもなくても困らなかった。これにつきます。


その他、ドラゴンであればすべてに可能性があったと思っています。あげるときりがないのでこの辺で締めます。そのほか、採用や不採用について気になったカードがあれば、質問をいただければ回答していきたいと思っています。


エピローグ

説明がしっかりできてない点や文面がおかしい部分もあったかと思いますが最後まで読んでいただきありがとうございます。

また機会がありましたら何か記事にできたらいいなとは思っていますので、温かい目で見ていただければと思います。

おあとがよろしいようで。

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