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#26.ウケるライブにするには?

闇雲にトライしてた、オリジナル曲を歌っていた大学時代から、手応えを感じる最近まで(オペラ以外はなんでも歌うスタイルになった)を数えれば、数えられないほどライブをしてきました。ライブやコンサートは自分以外の主催の場合もありますが、ほとんどが自分企画。絶対に喜んでいただけるライブにする!をモットーに日々取り組んでおります。

生え抜きショークラブ現役シンガー、平山てりです。

手応えをを感じ始めたのは、コロナ禍を過ぎたあたりから。
泥の中から花を咲かすような思いで、ライブを積み重ねてきました。
モットーは「面白かった!楽しかった!元気になった!」と心の底から感じていただけるステージにする事。
若い頃は、カッコつけたくて、良く見せたくて、お客様の心のことまで考えられない大バカ者と反省しております(汗)。

私なりのライブの作り方、プログラムの組み立て方について、お伝えしようと思います。

まず、目玉曲を決めます。
ただ、好きな曲というよりは、ウケそうな歌です。(このウケそうな曲というのがわからないんですよね。汗。ザックリ言いますとドラマチックな曲でしょうか。)
その曲への思い入れや、好きなところが明確にある、その曲が伝えたいと思える曲だと説得力が増すと思います。
その目玉曲にもっていくために、その前の曲はどんな曲がいいか、考えます。
この時、まだレパートリーではない曲でもかまいません。
自分がライブに行った時、どんな曲を聞きたいかを考えるといいと思います。テンポが速い曲なのか、明るい曲なのか、そういうイメージをわかして組み立ててみて下さい。
それから、お客様の年齢層も考慮に入れます。同年代がいらしてくださるなら、自分の好みの曲でもかなりウケることが期待できますが、年齢層が上の場合、下の場合は、知らない曲を一から勉強する事も必要になるかもしれません。
その年代の方が
〈20代の頃に聞いていた曲〉をヒントにするといいと思います。

他に、どうしても歌いたいが誰も知らないだろう曲、例えば、ヒットしなかった曲や、私のオリジナル曲(ヒットしなかったと同意です笑)などを歌いたい場合は、MCでの説明が必要です。
ただの説明ですとつまらないので、皆様に共有できる内容で、なるべく楽しくおしゃべりできたら素晴らしいと思います。
気をつけないといけないのは、〈説明はなくべく短くする事〉です。説明しなきゃいけないのに短くなんて、本当に難しいですよね。
私もライブ当日にうまくいったと思っているMCでも、録画編集をする時に、「長すぎた、、。」と思う事が多々あります。

MCはお得意でしょうか?
私は大の苦手です。それでも繰り返す事で、自分らしく話せるようになりましたが、歌っている方がずっとずっと楽です。笑。

よく見せようとして、演じているようなMCは、必ず失敗していました。ありのままに、正直に、「今の自分はこれ以上でもこれ以下でもなく、このままなんだ!」という気持ちで話した方が、結局は、お客様にもリラックスしていただけて良いような気がします。
ご参考になりましたでしょうか?

少しでもヒントになったり、お役に立てていただければ嬉しいです。

私事ですが、ボーカルフェスタ2024というライブを企画しました。
目玉曲は、MISIAさんの「希望のうた」にしました。
もっと歌い込みたかったという反省は別として、その前のMCは、やはり長くなりすぎました。思い入れがある分、言葉が発せられない無音の時間が多くなってしまって、編集でかなりカットしなければなりませんでした。自分ではよいと思っても、第三者が聞いた時に長ければ、「長すぎる!」のです。
是非自分以外の、信用おける第三者さんにアドバイスをもらってください。
必ず前よりクオリティが上がっていくと信じます。