ドット絵の夢の話
こんばんは。芹石せいじです。
noteでの始めましては前回だったのですが挨拶も何もないので、何かしら書きたいと思いました。
ピクスク用アバターが沢山の人に使っていただけているようでとても嬉しく思っています。
今回は私とドット絵の話をしたいと思います。
私が中高生の頃はインターネットが一般化しはじめたWindowsXPの時代でした。パソコンのデスクトップを飾ったりウィンドウの色を変えたり、あとは個人サイトの全盛期でもありました。私も例にもれずデスクトップのアイコンを好みのものに変えたり個人サイトを持ったりしていたのですが、そのアイコンやページを飾る画像…【web素材】とネットの海で出会ったのが始まりです。
予てから「ドット絵」というものに興味があった私はGBAのゲーム画面とにらめっこして模写したりしていまして、【web素材】の存在を知ってからは自らドット絵を描いて素材として配布したりもしていました。(もちろん知名度はてんでなかったので使ってくれたのは優しい友人達です。あの頃はありがとう)
当時は夢が膨らみ、たくさんの人に使ってもらって、いつかおひねりが貰えるようになったらなあ…なんて考えていました。
↓こんなのを作っていました
まあ宣伝能力も頭もない、そして手軽なネット決済もろくにない時代の、青い10代のささやかな夢です。それに関しては気付けば記憶の隅に行っていました。
その夢を思い出したのは十数年経った今年。今の私は趣味程度ながらオリジナルデザインのグッズを作って販売しているのですが(BOOTHなどで)、グッズに昇華できなかった案を素材データとして販売できないかと考え着いたのです。でも結局あまり手が進まず、夢は思い出したもののこれは駄目だなと思い始めた頃。
コロナ襲来。
リアルのイベントはどんどん延期や中止。自分の誕生日の前日だったので喜んで参加を決めた3/15のイベントも11月まで延びてしまいました。
で、pictSQUARE来たる。
懐かしいドット絵RPG風の画面の中をアバターで歩くオンライン上の即売イベントです。友人のツイートでその存在を知り、恐る恐るお試し開催に足を運び、自分もサークル参加する事に決めました。
どうせ参加するなら自分のキャラクターで店番したいじゃん?
描くじゃん?
かわいいじゃん?
歩くじゃん?
うわ楽しい。
その時自分の中で「同じものを別の人が描くのを見比べたいブーム」があったので、素体を描いていた件の友人に倣って自分も素体を描いてみました。
どうせならとTwitterに放流しました。
そしたらなんとまあ、軽い気持ちだったものが想像以上にRTなどしていただき伸びまして、実際使ってくれる人もいて、調子に乗って人間以外にも猫やら犬やら紙くずやらを描き、見やすいようにnoteにまとめました。
そして、noteにサポートしてくださった方が現れたのです。
遠回しにおひねりくださいとは書いたものの、あわよくばという気持ちでした。本当にうれしかったです。ありがとうございます。モニターに前のめりになりました。この1回でどれだけ喜んだか。涙がにじみました。
十数年、忘れながらもなんとな~く胸の中で燻っていたささやかな夢が叶った瞬間です。
10代の私よ、やったぞ。
ついでに私もまだまだ勉強中なのですが、超初心者向けにドット絵についてのアドバイスをひとつ。
ドット絵を描き始めた頃に講座系サイトを見漁ってこれを知ってから随分良くなりました。もちろん場合によっては必ずしもという訳ではありませんが、頭に置いておくと良い形が作りやすいと思います。(この改後は上部の凹右側あたりを1ドットずらした方がもっと綺麗ですね)
ちなみに私は普段Photoshopでドット絵を描いています。ドット絵専用ソフトはドット絵に特化してるので便利ではありますが、ズームと2値ペンが使えれば多分どんなソフトでも描けます。
win標準ペイントでも描けます(win10だと透過もできるらしい)。
一時期はタカミンお絵描きチャットでも描いてました。
ドット絵は楽しいですよ。
お読みいただきありがとうございます。配布アバターの方も種類を随時増やしていきますのでよろしくお願いします。
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