見出し画像

お西さんを知ろう!ツアーに参加した寺嫁お京が得たこと

こんにちは。寺嫁お京です。

世間の浄土真宗のお寺様は、今、報恩講ほうおんこうの時期でお忙しい最中のようですが、寺嫁お京の地域の報恩講は1月に執り行うため秋は1年の中でもゆったり期間です。

その期間を利用して、この度、大阪ー京都へ旅行してきました。

京都滞在は最終日だったので、弾丸で西本願寺と東本願寺を参拝いたしました。

西本願寺正面

この旅の私の中での目的は、
西本願寺を知ること、お仏華を観ること、娘の初参、の3つです。

娘も日々の自坊でのお参りの成果もあり、手を合わせて頭を下げて「なんまんまん」と言えるようになりました。私の幼少期にはない習慣が、もうこの子には備わっているんだなぁと思うと、色々考えずにはいられなかったですね。

が、この度のnoteでは旅の目的のひとつである“西本願寺を知る”ことを焦点に書きます。

お西さんを知ろう!ツアーに参加


寺嫁お京、こんな素敵なツアーがあるなんて知りませんでした。
どなたでも自由に参加できる西本願寺内の参拝ツアーで、寺嫁お京もスーーーーっと参加しました。
このツアーなんと!事前予約いらずの無料ツアーなんです。
「無料」って文言、主婦のミ・カ・タ。

総合案内所にいらっしゃる僧侶の方に聞くと流れは早いです。

開始時は、私たち家族以外に3名のこじんまりとした参加者数でした。
案内人は僧侶の方で、西本願寺建立、東本願寺との歴史的背景、などなど分かりやすく説明していただきました。時折、お坊さんの“いいお話”も交えながら阿弥陀堂、御影堂を拝観し、西本願寺の魅力を教えていただきます。

この額縁、畳3畳分もあるんですって。
埋め木のおナス

そしてツアーの中盤、ふと寺嫁お京は気づきました。

開始時にはいなかったはずのおじいちゃまおばあちゃまがツアーに参加しているでないか!
なんなら、最初からいたかのように案内人(僧侶)の方のお話に大きく頷いているではないか!
気づいた瞬間寺嫁お京、マスクの下でニヤニヤが止まらず、それ以降のお話が全然耳に入ってきませんでしたw

思い返せば、御影堂の案内の時にはそこにいた参拝者全員が耳を傾けていたんじゃないかと思います。

ただ、この笑えた出来事で一つ想像したことが。何時ぞやか昔の布教の風景はこんなだったのかな、と。

街にいる僧侶の方の“いいお話”に魅了された人々が、ゾロゾロとその後をついて行き、気づいたら多くの人が集まっているような・・・。

お寺にこられた人だけが知ることができる教えだけではなく、日常的に教えがポッポッと出てくるような。人生の喜びとか苦しみって、日常に毎日の一瞬一瞬にその一人ひとりに起こっているわけで、そこと向き合った時にそれぞれで自由に教えを引き出しから出して、思い出せるような世の中になるといいなぁと思いを馳せました。

で、そう思ったことを外で娘を見てくれていた夫(住職)に申し送りしました。
夫はツアー内容を詳しく知りたかったようですがw

ツアーの後半は、途中参加のおじいちゃまおばあちゃま方のナチュラルな可愛いお姿に魅了され、肝心なお話が耳に入ってませんでしたので、機会があればまた参加したいと思いますw

東本願寺を参拝

この度は、寺嫁お京人生初お東さんも参拝。

おおっきーーーーい!

何もかも豪華で壮大で見応え抜群でした!
何にせよ京都駅から徒歩圏内という京都タワーを望める好立地。

お御堂内は撮影NGだったのでお写真を載せられないのですが、お仏具やお仏華も華やかでした。

浄土真宗だけでも20派を超える「〇〇派」があるとのことで、それぞれの違いを知ることもまた面白いですね。


まとめ

京都滞在の時間的余裕が限られており、弾丸の旅で内容もややスピーディーになってしまいましたが、私個人の目的は、少なからず達成できました。
上記にも記したように、浄土真宗だけでも20派を超える宗派があるようなので、今後も機会を作っては知っていきたいところです。

余談ですが、本願寺のご近所には

あれ?ゆるキャラ?

ってくらい親鸞さんがどこかしこにいらっしゃっいました。


ということで、この度は自坊の本山である西本願寺のことを中心にお伝えしました。

最後までお読みくださりありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?