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ケイシさん×ビルボード=最高と糧。

写真:やまてつさん( https://www.instagram.com/tetsuyayamakawa/ )

2021年2月14日、Keishi Tanaka - 3 Peace Set & Strings Set -@Billboard Live TOKYOありがとうございましたの気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。とても楽しくて、緊張して、あっという間だった〜

いつも会うと安心するケイシバンドの皆さん、まとめてくれたマネージャーの宮下さん、優しいPA柳田さん、素敵な時を切り取ってくれるやまてつさん、色々私の要望に付き合ってくれたカメラマンチームのみんな、協力してくれたビルボードの方々、来てくれたお客さんも音楽に満たされている表情をみて、もう好きがあふれている!という現場でした。配信をみてくれたお客さんにも感謝です。どうだったんだろう。終わって放心状態でした。うわー終わったー!楽しかった!やり切った!感と終わったから少し寂しい感が沸沸と。終演後に楽屋に行った時は感極まりました。皆さんの顔をみたらふっと安心したのは内緒です。

昨年の秋頃かな。「ビルボードやりたいな〜」という話から、では、やりましょう!となり、企画。今仕事にしている配信も行いたい!と思い、有観客と配信で実現しました。

昨年末には公演が決まっていて。発表のタイミングを年明けにし、ちょうど緊急事態宣言が。どうも強くライブ会場に来てとは言えないなんとも歯痒い感じになってしまったと思いつつも、音楽を伝える場所はあるし、やれない訳ではないので、お客さんにももちろん来てほしいし、ただ無理はしないでほしいし。お客さんにも選択肢として、配信もすぐに発表した。音楽を受け取る手段はどうあれ、届けたい。ミュージシャンは安心して鳴らしてほしいとずっと思っていて、そのすばらしい音楽、私の大好きな音楽を届けたくてこの業界に入ったのだ。

ストリングスとスリーピース編成と言いながらも、結局ほぼ全員で演奏しちゃうし、ビルボード東京ならではの窓から見える東京の夜景も演出に。カーテンをわりかし頭で開けちゃう(大体のアーティストは終盤にしているのです。ガラスだと音の関係など云々で大体最後にしているのだ。あとは後半の盛り上げ〜感動で最後にするのかな?)のは流石だった。なので、配信の映像は抜け感があって綺麗です。※1部はカーテンは開けませんでしたので、来てる人も映像楽しめます。

新旧織り交ぜたセットリスト、そして、自由自在に、バンドサウンドとはまた違ったアレンジされた楽曲も、ストリングスとスリーピースの相性はどれも最高に幸せで、生き生きしていて音楽が煌めきを放っていました。音楽ってこうでなくちゃ!そうそう、これこれ!と嬉しくなる。ハンドマイク、アコギ、ピアノも弾いて音楽そのものを自由に泳ぐケイシさんのライブはめちゃくちゃ楽しくて、どこも見逃せないんです。アップテンポであれ、歌い上げる楽曲であれ、どこにもカチッとハマる。伸びやかで軽やかなんだけども、力強くて、芯がしっかりある大好きな歌声です。その声と共に、みんなの楽器・メロディが重なってさらに多幸感を増す。う〜これぞライブだ。何よりもケイシバンドの皆も楽しそうなのが、演奏・表情から伝わってきて、どうにかなっちゃいそうなぐらいにこちらまで心躍ってしまう魔法。嬉しいはずなのに胸がいっぱいになって泣けてくる不思議。こうであるから、音楽が好きなんだ。

(※ここから結構ライブ内容書いちゃいますので、今から見るよ、ネタバレやだって方は飛ばしてください。)
小宮山さん、ケイトさん、ケイシさんで階段から登場し(配信では入場前の模様もみれますのでね、ぜひ。)、1部を終えて2部を迎え、3人の表情も柔らかくリラックスしていた。「田中啓史、はじめます。」で始まる1曲目は、ギターと歌でスタートを切る「Breath」。ケイシさんはずっとだ、ライブ前の自己紹介の時、田中啓史と言う。自分の公演、イベント、対バンなんでも。いつでも初心を忘れない姿に、こちらまで背筋がピンとなる。「悲しみよ、空で踊れ」「It's gonna be a good day この場所で 今 止まらずに」の歌詞がケイシさんの強さ、ここで音楽を鳴らすことに信念を感じた。ビルボード、5年ぶりというのも跳ね除けちゃうくらい自由でどこまでも届くようにのびやかな声は聴いててほんとに気持ちよかった。Breath=呼吸をする、いま生きていることに喜びを感じ、幕を開ける。

2曲目以降、ストリングスも入り7人編成へ。「This Feelin' Only Knows」この楽曲も始まるぞーという気合が感じられてすごく好きな曲。キラキラしているんだよなあ。何かを始めるタイミングのやる気に満ち溢れる煌めきが眩しい。ケイシバンド皆さんも笑顔でこっちまで楽しくなるし、ライブってこれこれ!と高まる。みんなの楽しい感じと私たちの欲の合致!最高なんです、この瞬間。最後のラスサビの胸がいっぱいになって歌い出すところで、カーテンが開く。あ〜待ってたよおおおお!これはそのために作られた楽曲か!?ってくらいタイミングバッチシ!この楽曲終わりには夜景をバックにした7人がハマる。冬はスケートリンクもあってこの季節ならでは。
立て続けに演奏される「The Smoke Is You」リズム隊のかっこよさが光る、そして一気に、クラブモードで妖艶に。夜景もいい感じに盛り上げている。 

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ケイシさんがピアノを弾く「Hello」、緊張がこちらまで伝わってくるような指先。ストリングスが入ってさらにどこまでも広がる。「夜の終わり」の全員揃うのは注目してほしいところでもある。ここから7人で最後まで駆け抜ける。「あこがれ」は心をガシッと掴まれた、圧倒的。もう凄い。ストリングスとピアノと歌声だけで始まって、ケイシさんの声がさらに強調される。中盤からドラム、ベースも入り、曲の盛り上がりと共に、高揚していくサビまでの流れは、もう涙腺崩壊です。結婚する二人へのスタートを祝福するために作られた楽曲だけども、スタートを切る人・それぞれの応援歌でもあり、今までの慰めでもあり、またスタート地点に立って、後押しされるような大きな愛が詰まっている。fox capture planとのコラボ「透明色のクルージング」も痛快だった。メルテンさんのピアノも光る。「Floatin' Groove」では、画面の向こうのお客さんを思って遊びました。面白い画が撮りたいねと。相談して、カメラマンをステージへあげた。会場にきているお客さんにも気になって、配信のお客さんにはなんだこの角度!3D感を楽しんでもらったら嬉しいな。ただ単に会場のミラーボールを映すのはつまらないしので、演奏の画と重ねてみたキラキラ感も配信だからできることでした。

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ケイシさんの楽曲はひとつひとつ背景があって、いろいろ思い出しちゃって数日間考え直していた。全部全部大切だった。私の悩みなんて、何に悩んでいるかもわかんないぐらいの悩みだけども、どうでもよくなっちゃって、この公演を終えて、また一緒にやりたいと目標ができたからそれにむかっていきたいです。

初めてこの音楽業界に足を踏み込んだディスクユニオンのNiw! Recordsの時からケイシさんにはいろいろ教わって、その時は必死すぎて、今思うとなんであんな態度してたんだろうと猛烈に反省しているし、恥ずかしいし、消えたい・・。ケイシさんだけじゃなくても多大な人にご迷惑をおかけしているんだ。ただ、そこでの出会いは今でも繋がっていて、もっと一緒に何か作りたいなと思うようになった。アーティストを担当するスタッフという立場から、今はアーティストのことを広める・面白い企みをしていきたいと思考が変わっていって、でも人のことは好きだから、ちゃんと愛を持って接していくし、どちらも良いなって思って動いていきたい。これをしたいという希望があれば、どうにかして出来ないか考えるし、そのために動いて、作っていきたいなあ何事も。当日の仕切りの悪さ、カメラマンへの要望の下手くそさ・・など落ち込んだりもした。でも、楽しかったという思いが強く。反省はするけど、いつまでも引きずらず次に生かしていく。撮影してくれたカメラマンのみんなも終演後に楽しかったー!と言ってくれたこともめちゃくちゃ嬉しかった。

企画を立ち上げ、大好きなアーティストであり、先輩(勝手に。笑)でもあるケイシさんのライブをしたこと、死ぬまで感謝を忘れずに、生きていくし、まだまだ一緒に何かしたいと強く思いました。救われた!私のスイッチィングデビュー戦、見返すとこの画とりたかったとか、この時とか・・!あー!と思う。悔しいです。この日は私にとって何かのきっかけでもあり、大きな日になりました。そんな日に大好きで信頼できるメンバーがいたことも、すごくすごくありがたい。私にチャンスがあるのならば、やったるのだ!

みなさん、配信、みてください!21日までみれます。届いてほしい!

Keishi Tanaka ONLINE SHOW  – 3 Peace Set & Strings Set –
2021年2月14日(日) Billboard Live TOKYO

アーカイブ視聴可能期間:~2月21日(日)23:59まで
<ONLINE TICKET>
オンライン視聴チケット:¥2,800-
Ticket(サポート1000):¥3,800- / Ticket(サポート2000):¥4,800-
チケット購入URL:https://eplus.jp/kt-st/
販売期間:~2月21日(日)21:00

配信詳細:https://livelovers.jp/list/onlineshow/2175/

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Keishi Tanaka

- 3 Peace Set - 
Drums: Junpei Komiyama
Bass: Keito Taguchi (LUCKY TAPES)

- Strings Set -
Violin: Asano Mekaru
Viola: Sumire Segawa
Cello: Miyako Kira
Piano: Ryo Kishimoto (JABBERLOOP / fox capture plan / POLYPLUS)


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