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番外編. しめ縄ワークショップを開催する

2023年10月29日(日)13:00-15:00

はたけのもり農場さんの田んぼにて、しめ縄ワークショップを開催させていただきました。

稲刈りに続き、都筑区のはたけのもり農場さんへ!

大変恐縮ながら、私「Hütte花とコーヒー」のゆりが、なわの会を代表してしめ縄講師を務めてまいりました。まさかの展開に驚きですが、ご縁に恵まれて、とても貴重な経験をさせて頂きました!



今回のワークショップは、はたけのもり農場さん主催「脱穀の会」のおまけ企画。
脱穀後の稲藁を、子供たちに楽しく活用してもらいたい…というはたけのもり農場さんの想いをきっかけに、ワークショップ開催に至りました。

▽脱穀の会のお知らせ(Instagram)

しかし当日の朝はまさかの雨。
残念なことに、脱穀の会は中止となってしまいました。
午後からお天気が回復する予報だったので、しめ縄ワークショップだけは開催することに。

果たして人は集まるのか。
不安もありましたが…蓋を開けてみてびっくり。約30名もの方にお集まり頂きました!
青空のもと、広々とした田んぼにシートを敷いて、みんなでのびのびしめ縄づくり。

絵に描いたような光景に目を細めつつ、とても気持ちの良い時間を過ごすことができました。

まずは簡単に自己紹介。
そしてしめ縄についてのお話。

日本では昔から、稲藁を余すことなく暮らしに活用してきたこと。私の祖母が子どもの頃、小学校に行くためのわら草履を自分で作っていたこともお話しました。

夏に祖母と作ったワラ草履を持参しました。
子供たちが実際に履いて、チクチクするけど気持ちいい!と、藁の感覚を楽しんでくれました。

もちろん今日作るしめ縄ついても説明。
これ今日作れるの?とキラキラと目を輝かせてくれました。みんなやる気十分で、私も気合が入ります!

5分ほどのデモンストレーションで作り方を説明したら、いざ縄ないです。

簡単な手順書を持参しました。こちらを配って、デモンストレーションでさらに説明。
①霧吹きでよく濡らして
短いものや、パラパラとれる葉(袴)は取り除いて、
②木槌やトンカチで叩いて柔らかくします
工具を揃えてくれた坂梨さん、
本当にありがとうございました!
③シートに座っていざ縄ない!
2人1組で作業するとスムーズです。
親子で、ご夫婦で、お友達同士、はじめましても。
微笑ましい姿にたくさん出会うことができました。


みなさんの楽しそうな姿にほっと一息。

時間が余った方は、二つ目、三つ目も作っていました。分かります、もっと上手に作りたい!って気持ちになりますよね。


あっという間に、素晴らしい手作りしめ縄が完成しました!最後に並べて記念撮影📷

お見事!とても素敵な作品が仕上がりました👏
自分の作ったしめ縄がどれか、
すぐに分かるのが不思議。


「超楽しかった!また来年も来てくれるよね?」
そんな、ご褒美みたいな感想も頂きました。
みんななんていい子たち!

改善点や反省点も見つかったので、ブラッシュアップしつつ、来年どうするか坂梨さんとご相談したいと思います。貴重な経験させて頂き、ありがとうございました。

ありがとうございました!
(右)はたけのもり農場の坂梨さん
(左)Hütte花とコーヒー ゆり

今回、稲刈り•しめ縄ワークショップを経験して、田んぼの不思議な魅力を感じることができました。

まず、とにかく居心地がいい。
ふかふかの土、草の匂い、風の音。
人が集い協力し、汗かき笑って仕事する。
色んなパワーが稲に宿って、美味しいお米が出来るんだなぁと実感しました。
だからこそ、稲藁にもしめ縄にも、何かしらの力が宿ると信じられたのでしょう。

この素晴らしい稲作文化、大切に育て伝えていきたいですね。来年は田植えから是非参加したいと思います!

たっぷりと稲藁を頂きました。
縄の会で大切に使わせて頂きます!

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