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レコーディング

レコーディングとは言いつつ自分自身はレコーディングエンジニアとボーカルディレクションをやっているので自分が歌う訳ではないですが。

プロだろうがアマチュアだろうが自宅にレコーディングブースのない人は何処かのスタジオを借りて、エンジニアさんを依頼してレコーディングすると思います。

有名なアーティストでも、もう一本録るなら売れないとね。という話をされたとかなんとか。

体調の管理なんかもありますし、声が出ないとか来た所で仕方ない部分もありますけど、忘れてたとかで来ない奴は流石にどうかなと思います。
スタジオも押さえてるし、俺も来てるし。

何時間も何日もかけて納得のできるテイクを押さえる様な作り方をするなら自分の責任でやるしかないんですよね。

商業ベースで考えると、プロとしては短時間で成果を出せる能力も必要になってくるわけで。
スタジオミュージシャンなんかもそう言うところがありますよね。

楽譜が読めないとか、言われたことが理解出来ないとか言う人もいますけど、流石にそれは勉強してもらって。
もしくは天才であればそれでも許されるくらい稼がないといけないですね。

結局うまく歌うには解像度の問題なのではないかなと思うんですよね。
原曲のもつ良いところ、美味しいところを押さえられてるか。もしくは要らんことをしない様に、違和感を出さない様にとか。

何の考えもなしに回数だけ重ねても良いテイクが録れる訳では無いというのが中々難しいですね。
練習もちゃんとした方が成長も早いんですが、基礎や地道な練習を嫌う人も多いですが、上手い人やプロであればあるほど基礎練習や地道な練習を疎かにしないんですよ。

ダニングクルーガー効果の馬鹿の山、絶望の谷の所に居ると中々気付けない訳ですねぇ。
啓蒙の坂、継続の大地に居れる様に努力し続けるしかない、死ぬまで勉強ですって言う話はここに帰結する訳ですね。

なるべく曲を作るたびに新しい挑戦をして、引き出しに入れておいて、いつでも出せる様にしておきたいなと思っている訳です。

歌も同じで、この歌詞でこのフレーズでこの音域ならこういう声の出し方をしようと考える事が必要ですね。
自分が無意識にやってる事が個性なので良い、なんて言うことはほぼほぼないです。
人間楽な方に歌うんですよね。これが中々難しい。

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