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アリストテレスから学ぶ、成功の本質

こんにちは、てらけんです。


僕はSNSを起点として、
年1億以上を自動化している
元営業マンのL(G)BT。



僕としては、
まだまだ突き進みたいのですが

「成功者」

と言っていただけることも
ありがたいことに
たくさん増えてきました。



たしかに、僕はもともと営業マンでしたから、
その頃の自分が、いまの自分を見たら、

「成功者だ」

と思うに違いありません。



そして、営業マン時代の僕なら、
こう思うことでしょう・・・

この人が成功できたのは、
きっと才能に溢れていたからであり、
さらに運に恵まれたからだろう。




実際、
僕はSNSやブログ、YouTubeなどで
発信活動をしていたり、

購読者2万人を超えるメルマガを
運営していたりしていますが、

そのコメントや返信においても、
同じようなことが言われます。




・・・しかし、僕自身は自分のことを
才能があるわけでもないし、
偶然成功できたわけでもないと思っています。




営業マン時代から、
いまの状態になるまでに

たくさん勉強してきたし、
たくさん努力してきたからです。




そして、その勉強と努力のなかで

「成功の本質」

というものを発見しました。




前置きが長くなってしまいましたが、
そんな「成功の本質」のうち

僕がとても大切にしているものであり、
最近ますます「これって大事だよな」と
感じているものを紹介したいと思います。




・・・この「成功の本質」と出会ったのは、
僕が哲学を勉強しているときでした。


西洋最大の哲学者の1人ともいわれていて、
多くの人に名前を知られている

アリストテレスの哲学を
勉強していたときのことです。





中庸の徳というものを知りました。




知らない人も多いと思いますので、
簡単に解説すると・・・

中庸とは、過不足を調整するものであり、
この「過剰」と「不足」を足して2で割った状態が
最適なものであるという考えのこと。

という感じてまとめられますね。



ちなみに、「中庸」という考え方は
儒教にもあるのですが、
それと混同しないようにしてください。




アリストテレスが提唱している
「中庸の徳」の具体例をいえば、

「勇気がある」という状態は、
「無謀(過剰)」と「臆病(不足)」の
真ん中にあるということになりますね。

だから、勇気がある状態というのが
最適な状態であるというのです。





・・・ちょっと難しいかもしれませんが、
とにかく「ちょうどいいって最適だよね」というのが
アリストテレスの教えなわけです。




そして僕は、その「中庸の徳」を知ってから、
ビジネスにおいても中庸の徳を
しっかりと意識するようになりました。

すると、ビジネスはみるみるうちに成長し、
いまの年1億以上を自動化している状態へと
進化していってくれたのです。





具体的に、僕がビジネスに活用した、
中庸の徳について紹介しましょう。


本当に、ここでは挙げきれないほど
中庸の徳を意識してきたわけですが、

やっぱり大きかったのは、
以下の2つですね。


①「多動(過剰)」と「静止(不足)」の中庸
②「ノウハウコレクター(過剰)」と「無知(不足)」の中庸



漢字が多くなって申し訳ないのですが、
正直、この2つを意識してるだけで
あなたの人生はより良くなるかなと。





まず、
①の「多動」と「静止」の中庸から
解説していきますね!


これは、ビジネスを勉強していたり、
SNSなどで情報収集をしている人なら
一度は聞いたことがあると思いますが、

人生を変えるためには行動が必要だと
多くの人が口を揃えて言ってますよね。




もちろん、僕も人生を変えるためには
行動は必須だと思っていますし、

僕自身、行動したことによって
ブラック企業を辞められたし、
いまのビジネスを作り上げられました。



だからもちろん、
行動が不足している「静止」の状態では
ビジネスは成長してくれないのです。




・・・しかし、行動が過剰である
「多動」の状態になったとしても
ビジネスは成長しません。


なぜかというと、やみくもに行動したところで
その行動が正しいとは限らないからですね。

極端な例になってしまいますが、
サッカー選手になりたいのに、
野球の練習を一生懸命にやっても
ほとんど意味がないのと同じです。



とにかく、人生を変える行動をするためには、

  • そもそも行動をすること

  • その行動が正しいこと

という2つの条件が必要なわけです。



やみくもに行動する「多動」の状態になると、
行動はしているけれども、
行動が正しいとは限らない。

だから、一生懸命やっているのに
結果が出ないというケースが
発生してしまうんですよね・・・




そういえば、僕もやみくもに行動して
結果を出せなかったことが
これまでに何度もありました。

ブログ記事をやみくもに
100本以上作成して、
全然お金が発生しなかったり、

スタッフを3人雇って、オフィスを借りて、
SNS運用代行事業をやってみたら
固定費がやばすぎて崩壊したり・・・



思い出しただけで、
悲しくなってきます(笑)



あのときの自分の行動は
一体なんだったんだ。

あのとき費やした時間は、
無駄になってしまったのか。


そんな後悔をしながら、
いまは「正しい行動」をするために
中庸を取るようにしているわけです。




つまり、行動しないわけでもなく、
行動しすぎるわけでもなく、

しっかり行動して、
ときには立ち止まって方向性を確認して、
正しい行動をしっかり取っていく。


これを強く意識しながら生きているし、
これのおかげで人生を変えられました。






そして、ここで大事になってくるのが
②「ノウハウコレクター」と「無知」の中庸


そもそも僕たちは、
知識を仕入れておかない限りは、

  • 自分の行動は正しいのか?

  • 自分の行動は間違っているのか?

というのがわかりません。



ビジネスの「ビ」の字も知らない小学生に、
将来の夢を聞いたところで

「将来は、DRMを活用して、収益を自動化させたい!」

みたいなセリフは、
絶対出てこないじゃないですか。




つまり、僕たちの人生の選択肢というのは、
知識量で決まってしまうわけです。


知識量が少ないままだと、
人生の選択肢が少なくなってしまって、

「もっといい方法があるにもかかわらず、
いまの自分のやり方しか知らないため、
間違った行動をし続けてしまう・・・」

という残酷な状態が発生します。




・・・なら、知識を手に入れましょう。


この時点で、知識を手に入れていない
無知(不足)の状態になってはいけないのは
もう理解していただけるかなと。



そして、知識が過剰になる状態も、
アリストテレスの「中庸の徳」の観点では
最適な状態とはいえないのです。

なぜかというと、
これは別noteでも紹介しましたが、

ノウハウコレクターという状態は、
知識を行動に移せていない状態なので
知識をつけても意味がないんですね。



いくらダイエットの方法を知っていたとしても、
実際にその方法に取り組まなければ、
体重が落ちたりするわけがないじゃないですか。




知識も中庸。

ある程度、知識を仕入れたら、
その知識を使って行動をしてみる。


そして、行動も中庸。

やみくもに、たくさん行動するのではなくて、
冷静さを保った状態で行動をして、
自分の行動の正しさを確認しながら進んでいく。



これがとても大切なんですね。


そしてこれが、
僕のビジネスを成長させてくれた
成功の本質なわけです。




おさらいしていくと・・・

  1. アリストテレスが「中庸の徳」を提唱した

  2. それは「ちょうどいいって最適だよね」という教え

  3. ビジネスにもこの考えを活用すると、成功が近づく

  4. 大事なのは、以下の2つの中庸

    1. 「多動」と「静止」の中庸

    2. 「ノウハウコレクター」と「無知」の中庸


ということになりますね。




僕たち人間というのは、
なぜか白黒はっきりつけたくなります。



これは善で、これは悪。

これはプラスで、これはマイナス。

これは最高で、これは最低。



もちろん、僕も人間ですから、
同じく白黒つけたくなるし、

無意識のうちに白黒をはっきりさせて、
物事を解決し(たようにみせ)ようとします。



しかし、本当に大切なものは
白黒はっきりしたところにはなくて、

その中間色である「グレー」だったり、
白と黒が移り変わっていく
グラデーションのなかだったり・・・

とにかく、白黒はっきりしないなかに、
本当に大切なものはあるんですよね。




ぜひ、これを意識してほしいなと。



白黒はっきりつけようとして、
たくさん失敗してきて、

アリストテレスの「中庸の徳」を学んで、
その中間を意識し始めたら、
成功がグッと近づいてきた僕だからこそ、

このnoteは書けるんじゃないかなと、
そう思っています。



ぜひ、この考え方を活用してみてくださいね〜!



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https://f-lifelog.com/teraken

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