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失敗は資産である、戦争がそうであるように

こんにちは、てらけんです。


僕はSNSを起点として、
年1億以上を自動化している
元営業マンのL(G)BT。




僕は業界トップレベルのコピーライターに
こんなことを言われたことがあります。

「失敗とは、その価値がまだ実現されていない将来の財産なのです」




これがずっと心に刺さっていて、
忘れることができません。


そして、今回はこの言葉を
noteを読んでくれているあなたに届けるため
僕なりの解釈を交えながら解説していきます。





まずは、「失敗」というワードの
定義をつけるところから始めましょう。


ここでは「失敗」とは、

そのとき目標に掲げていたことが
達成できなかったこと

と定義づけたうえで
お話ししていきますね。



たとえば・・・

  • とある事業に失敗したときとか、

  • 好きな人にフラれちゃったときとか、

  • 友達と喧嘩してしまったときとか。



きっと、というか必ず、
みんな失敗した経験というのを
持っていると思います。



僕だって、ビジネスに失敗したことはあるし、
恋愛に失敗したこともあるし、
人間関係に失敗したこともあります。


・・・でも、そういう失敗たちというのは、
業界トップレベルのコピーライターの言葉を借りると、

「その価値がまだ実現されていない将来の財産」

というわけです。




鋭い人であれば、
もうすっかりこの言葉が腑に落ちて、
理解できていると思います。




だって、その失敗があったからこそ、
次の成功を手に入れられるんだから。





・・・もちろん、その次も失敗することだって
可能性としては全然ありえる話です。

たった2回のチャレンジだけで
何事でも成功を収められるのなら、
いまごろ全員が成功者でしょう。




多くの人たちは、
1度の失敗や、2度の失敗などで
心が折れてしまう。

  • 俺はもうだめだ

  • 私は何をやってもダメだ

という感じで、自己肯定感が下がってしまって、
チャレンジすることをあきらめてしまうのです。




でも、それじゃダメなんです。




いや、ダメというよりも、
それではもったいないんです。





せっかく、勇気を出してチャレンジして、
失敗することができたのに。

その失敗というのは、
将来の財産になっているのに、
それを活用していないんだから。






・・・この話をしようとすると、
いつも僕が鹿児島を訪れた日のことを思い出します。

その日僕は、鹿児島県南九州市にある、
知覧特攻平和会館に訪れていました。


この知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。

引用:知覧特攻平和会館|公式サイト



そう、この説明の通り、
知覧平和特攻会館には、

爆装した飛行機ごと敵艦に体当たりするという、
人類史上類のない「特攻」という作戦に参加していた
隊員たちの遺品などが展示されているのです。





・・・そこで、およそ1000人分の遺書を見てきました。




顔写真も掲載されていたのですが、
そこで体当たり攻撃をした人たちの多くは、
10代前半から20代前半の隊員たち。

写真には、まだあどけない表情ありながら、
その目の奥には「勇敢」が宿っていました。




なぜ、このことを思い出すのかというと、
その作戦自体は、失敗に終わったものだから。




作戦の目標は、
敵空母を撃沈することであったはず。

であるにもかかわらず、
特攻によって撃沈できた空母の数は、
まったくのゼロだったのです。



護衛空母や、駆逐艦などは
撃沈することに成功したものの、
肝心の正規空母の撃沈数はゼロ。



結果として、47隻を撃沈できたのですが、
その特攻では3830名の命を
犠牲にすることになったのです。

敵艦1隻を撃沈させるために、
およそ81人の命を
失う事態になっていました。




そして、ご存知の通り、
その第二次世界大戦において
日本は敗戦しています。

特攻によって、正規空母を撃沈できず、
大勢の命を失うことになり、
戦争自体も敗戦に終わってしまった。




日本人である僕が
これを言うのは苦しいですが、

「特攻は、あきらかな失敗」

と言えるのではないでしょうか。




しかし、この失敗というのもまた、

「その価値がまだ実現されていない将来の財産」

として、僕たちを支えてくれているはずです。




その「特攻」という作戦自体が、
歴史の教科書に記載されていたり、

僕が訪れた、
知覧特攻平和会館の展示物を通して
後世にリアルを届けてくれたいたり。




そうすることによって、
僕たちは平和の大切さを知り、
戦争の愚かさを知れたでしょう。






戦争はしてはいけないんだ。





僕たちがそう思えているのは、
彼らの失敗があったからであり、

もしかすると、これは仮定の話ですが
そこで「成功」してしまっていたら・・・



ひょっとすると、僕たちはいまだに

「戦争をして、自国の領土を広げるべきだ」

という心を持ってしまっていて、
日本は戦争をしていたかもしれません。



僕たちは、戦争に駆り出されていたかもしれません。




・・・ちょっと話が脱線しそうになっていますが、
「その価値がまだ実現されていない将来の財産」というのは
このようにして将来に実現されていくのです。



  • あの失敗があったからこそ・・・

  • あの後悔があったからこそ・・・



そうやって僕たちは、
失敗経験から学び、未来の成功へと
つなげられるのではないでしょうか。




・・・ここまでの話を読んでみて、
いま一度、自分と向き合ってみてください。


これまでの人生における失敗経験から、
何かを学ぶことができていますか?

自分のなかで失敗を語り継ぎ、
また同じ失敗をしないように、
次は成功できるようにと、
試行錯誤を繰り返しているでしょうか?




失敗は、ほおっておけば
成功につながるわけではありません。


僕たちは、失敗から学び、
自分の力で次の成功に向かって
つなげていく必要があるのです。





戦争だってそうでしょう。




人類はこれまで、
たくさんの戦争をしてきました。


そのたびに、多くの命が失われ、
世界が悲しみでいっぱいになりました。



敗戦から、
戦争に勝つ方法を
学ぶ人もいれば、

敗戦から、
戦争の愚かさを
学ぶ人もいます。



前者のような人が、
国の指揮をとっている場合、
また戦争を始めるでしょう。



そしてまた、戦争が発生してしまい、
多くの人の命が失われ、
世界が悲しみで覆われてしまう。




・・・まだ、学ばない。

まだ、学べていない。




そうやって何度も戦争と失敗を繰り返して、
戦争のない世界が生まれていくのです。




僕がこれまで生きているうちに
日本で戦争が発生していないのは、
失敗を繰り返してきたからです。

  • これでも幸せになれない

  • これでも悲しみが生まれる

そうやって、
失敗から学んで、挑戦して、
また失敗して・・・

それを何度も何度も繰り返して、
日本の平和が存在しているのです。




もちろん、
世界のどこかでは戦争が起きていて、
戦争にはなっていないにしても、
小さな紛争が起こっていて・・・

戦争という定義を広く捉えれば、
僕たちはまだ誰かと揉め事をしてしまったり、
喧嘩をしてしまったりする。



でも、小学生時代の自分よりも
圧倒的に喧嘩や揉め事の数というのは
減ってきているはずです。




それは、無意識のうちに

  • 生きるうえで人間関係は大切だ

  • これを言ったら人が傷つく

  • これをしたら相手が嫌がる

というのが理解できるようになり、
失敗から学んだからではないでしょうか。





ぜひ、これをビジネスなども含めて、
人生のすべてに当てはめてほしい。



失敗をしてしまったのなら、
その失敗から学び、
次の成功につなげてほしい。

次も失敗してしまったなら、
またそれから学んで、
次の成功につなげてほしい。




そうやって、僕たち一人一人が
失敗から学ぶ意識を持ち合わせることで、

自分が思い描く成功が手に入ったり、
念願だった目標を達成できたり、
世界平和が実現したりするのかなと。


少し、規模が大きくなりすぎている気もしますが、
僕はそう思っているわけです。




「失敗とは、その価値がまだ実現されていない将来の財産なのです」



失敗したその瞬間というのは、
心が悲しみでいっぱいになって、

  • こんなに頑張ってるのにどうして?

  • なんでうまくいかないの?

と、イライラすることだって、
きっとあると思います。



僕だって、そうやってイライラしたり、
自己肯定感が下がったり、
自分のことが嫌いになることがあります。




でも、そのたびに
自分に言い聞かせるんです。


「失敗とは、その価値がまだ実現されていない
将来の財産なんだから、失敗から学べばいいだけさ」




そうすると、
心がスッと軽くなって、
また歩き始められる。



いま、失敗を抱えている人だったり、
勇気を持ってチャレンジしている人だったり。


そういう人たちに
このnoteが届いてくれたら
僕は嬉しいなと思います。



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