OMONPAKARU


今週はあっという間でnoteを書く暇がなかったです。
というのも、中学生の中間テスト期間でずっと塾にいました。
テスト前で生徒からの質問が増えるので授業がなくとも塾にいます。給料が出るわけではないのでただの趣味です。
大喜利ライブに出たのと、汗ひとつかかずに笑神様の前説をして音速で帰ったの以外はずっと塾でした。10分までなら前説余裕になりました。べつにうまいとかじゃなくて出来るというだけです。中説入るとやることなくて死にます。砧スタジオ遠すぎる。

塾で働くようになって11年目(じゅういちねんめ・・・!?)らしいです。
中学1年生で生徒として入った塾でそのまま働かせてもらってるので17年塾にいます。キモい気がしてきた。
生徒と歳が離れれば離れるほど教えるの難しくなっていくもんなんですけど、いまだに干支が一周以上離れてる生徒たちとそれなりに話せてるのすごいと思う。

生徒のころの僕は塾には懐いてたけど勉強は頑張ってなくて、才能でそこそこといった感じでした。国語は勉強しなくてもできたし、英語も授業についていけたけど、理科社会あたりの覚えないといけない科目が苦手でした。
そんな感じだったので高校受験に失敗して私立の男子校に入ったんですけど、男子しかいないの嫌すぎることに気付いてお笑いライブに出始めたりしてました。

僕は自分でも自分が根暗なのかなんなのかわかってない部分があるんですけど、小学生のころは明るくて、なんならうっすらモテていました。(テレビに出たら小学生の頃の同級生とかからSNSでメッセージとか来るのかと思ってたんですけどマジで来ないですね。そういうのはR-1決勝から上の話なのか?)
中学に上がった時に2つの小学校からの生徒が1つの中学に合流する形なんですけど、そこでなんか人見知りして一気に暗くなりました。吃音症気味だったのもあります。それが高校に入って暗さが一番下まで落ち、一言も喋らない日がザラにある感じで、このままじゃダメだということでお笑いを始めました。
大学生になって塾講師を始めたのも、人と喋るリハビリをしたいみたいな気持ちからでした。これをやっていなかったらADVANCEのように、下手すぎて前説を出禁になっていたと思います。

塾講師をやって気付いたのは、聞くことの大事さです。
自分は喋るのが苦手だから話ができるようになろう、わかりやすい授業をしようと思ってたんですけど、結果僕が今いちばんよく生徒から言われるのは授業がどうこうではなく「話を聞いてくれる」という事です。
例えば生徒が何か学校での不満を講師に漏らすことがあったときに、熱心な人ほど解決策を提案してしまいがちなんですけど、マジで違うっぽいです。
僕はそもそも話すの苦手だし解決策も思いつかないからうんうん話聞いてるんですけど、どうやら反論したり抑えつけたりせずにただ聞いてほしいだけらしくて、話し終わると満足して勉強しに戻る、というのがよくあります。会話が苦手な事が吉と出たレアケースです。

要は生徒の話を途中で奪って自分のしたい話をしてしまってはダメということです。正論が聞きたいんじゃなくて気持ちをわかってほしいんです。最近はなんか、自分がしたいだけの話をどれだけしないかが大事だなとすら思えてきました。自分のしたい話しちゃって脱線して授業が進まない先生よくいると思うんですけど、あれも結局そっちのほうが「生徒が話聞いてくれる」からなんですよね。喋り好きな人はあんまり向いてないと思う。


僕が思う嫌な先生

・否定ばかりする

・正論ばかり言う

・話のオチの手前で急にクイズ形式になる

・象に踏まれている

・「カレーに罪はないだろ!」とツイートしている

・炎上している芸人に「芸のない芸人はやめて、どうぞ」とリプライしている

・rebornの内藤ロンシャンぐらいつまらない

・ヤスぐらい怖い



僕が言ってるのはあくまで塾講師の話です。学校の先生は人数も仕事量も違うのでマジで大変だと思います。

あとこれは自分でもどうなんだとは思うんですけど、怒るのが本当に苦手です。
べつにやろうと思えばできるけど、自分が生徒の頃に大きい声で怒られた先生って今も嫌いなままだしメリットなさすぎると思って数年怒ってません。悲しい顔してたほうが言う事聞いてくれる。



Devil ANTHEM. /「OMONPAKARU」https://youtu.be/cUBy9LKv1wk


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