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Pog_ex3について

どうもこんにちは、Teraと申します。
今回、初めてnoteを書かせていただきます。

Pogchamp_ex3,大変お疲れさまでした。僕は惜しくも37位と、入賞を逃してしまったのですが、本気で作ってこの結果なら腑に落ちます。

この記事では、今回作った個人作&合作、鑑賞会について、を主に詳しく書いていきます。長丁場な上、拙い文章になるとは思いますが、お付き合いいただけると幸いです。


個人作について

ここでは、今回作った個人作について、経緯や制作の裏側などをお見せできたらと思います。

まずは、動画をご覧ください。

いかかでしたでしょうか。今回、一つ一つに丹精込めて作った自信作なので、好評であれば大変歓喜です。

タイトルについて

それでは、このコースについて詳しく解説していきます。
タイトルは"Numbthrone"。直訳すると「麻痺した玉座」となります。それぞれの意味として、numbは「麻痺した、無感覚になった」といった意味で、throneは「玉座、便座」といった意味になります。意味とコースはあまり一致してないのですが、なぜこのコース名になったかというと、このコースは勿論、優勝目指して作ったコースであるので、自分のDiscordの名前からnumbを取って、そこに王者らしさのあるthroneという単語をくっつけて、"Numbthrone"、かっこいいんじゃないか、と思ったのが由来です。要は造語ですね。最終的には37位という結果に終わってしまいましたが、それでも自分の中では一番のコースです。

コース制作の背景

次に、このコースの約1ヶ月間の制作背景について説明していきます。
Xの方でもお話しましたが、このコースは出来るのにPog_ex3のトレーラーが出てから締め切り2日前くらいまでかかりました。その期間で何度もギミックや区間の没を繰り返し、出来たのが今の形です。録画した動画の数は約400本です。詳しく見ていきましょう。まずは初期案をご覧ください。


この区間は初期案からありました。
2区間目からもう変わってますね。
3区間目はメットがぶつかってしまうのですが、妥協。
何とも言えないエンディング

これらの写真が、全て初期案となります。見てて気づいた方もいるかもしれませんが、最初は真ん中にツタを通す予定でした。しかし、とある方とコンセプトが被ってしまいました。その話は後ほど。

これで提出はできたのですが、それは気が引けるため、さらに強化することに。3区間目はメットがぶつかるので区間ごと削除。2区間目も強化していくうちに徐々に削られていきました。ここから鬼のような試行錯誤の日々が続きます。

ある日、凄いギミックを生み出します。

凄い(?)ギミック

こちらです。下から甲羅で叩いて音符からトゲゾーを出し、さらに押し出された音符にルイージが乗って三段ピタ止まりするというギミックです。このギミックを生み出したとき、今後の自分の制作に多大な影響を及ぼすと思いました。それくらい良いギミックです。

この調子で行けば入賞できるのではないか、とモチベがぐんぐん増していきました。それから、

こんなことをしたり、
こんなとこをしたり。

パーツ数が増えていって、これでは処理できないと思い、これらは没。しかし、ここでハプニングが起こります。

そうです、ツタコンセプトが被ってしまった、という話です。名前は出しませんが、これによりツタを取り除くことになりました。

しかし、このツタを取り除くことで、さらにモチベが増していきました。というのも、ツタを最後まで使うコンセプトにはこのpogコースにおいていくつかデメリットがあり、それは、

  • ツタに合わせなければいけないためあまり上昇できない

  • ラストどのように使うかが難しい

  • 初代スキンでないため、ツタで素早く動くのが難しい など

一つ目のデメリットに関しては、元々ツタの障害となるものを壊してツタの上昇を継続させる、といったコンセプトであったため、ツタを取り除くことで足枷が外れたような感覚になりました。それからもっと縦の動きを作れるようになりました。

二つ目と三つ目は、本当に困っていました。ただツタを登っていくだけの絵で入賞できるのか、と。Uスキンでジャンプで登ろうとすると初代スキンのように素早く上昇できないので、扱いが難しかったです。縦面なのに縦の動きが制限されるのは、

このようなことがあり、被ってしまってショックというわけではありませんでした。ちなみにこれはツタコンセプトをスピランで使うのはダメだ、といった旨の話ではないので、ご了承ください。むしろ、上手くできれば結構使えるコンセプトだと思います。そしてまた、良さげなギミックを思いつきます。

このようなギミック。

ちくわと横バネでスピンを解除し、蹴ったトゲゾーで音符からノコノコをだすといったギミックです。このスピンが解除されるギミックもすごくいいと思い、採用しました。思えば僕は、地味に良いギミックを生み出すのが得意なのかもしれません。そこからどう改良していったか、

赤砲台から羽ブラパを出したり、
その羽ブラパの上にボムを乗せたり、

赤砲台から羽ブラパを出して、音符から出たノコノコを踏むと同時に何となくバネを投げると、その羽ブラパが乗り羽ブラパの上に何か乗せたいなと思い、ボムを乗せて上のPOWを爆破で発動する、といったギミックを思いつきました。このギミックもすごく良いと思ったのですが、どうしてもその後の展開が思いつきませんでした。よって、ボムで爆破するギミックのみ没になります。

ここである程度ネタが尽きてしまい、仕方がないので既存のコースを参考にすることになりました。

ボムからヨッシーへ、青トゲメットも参考元から。
上手く乗れた図。
レンガの上のボムの上のノコノコを爆破でアイテム化

ヨッシーと青トゲメットの参考元を紹介します。どちらも2015年に投稿されたコースからの参考となります。最近、このような取り組みをしています。

ヨッシーは上の動画のコースから、青トゲメットは下から参考にさせていただきました。参考というか、パーツの引用とでも言いましょうか。これらのパーツを条件に、自分が思う一番良いギミックを試行錯誤したところ、上の写真のような形になりました。

この参考&パーツの引用は、僕がコース制作にある程度慣れるまでし続けることになるでしょう。

ヨッシーバイバイ

ここでヨッシーがさすがに邪魔だと感じたため、ドッスンを降らせて降りました。そしたらノコノコが飛び出てくれたため、ドッスンの上に縦バネと横バネを置いて、持った縦バネでひとまずノコノコを跳ねさせました。このギミックは自力で思いつきました。その次のギミックは参考にしたものがあります。

この砲台ドッスン

はい、当時よくあった砲台列車です。こちらも2015年のコースとなります。マリメ2では砲台メットに砲台は乗らないため、代わりにドッスンの上に乗せました。それから、このバネ、乗れるんじゃないか?と思い、坂で滑って乗る、といったギミックを考え、そして、砲台から何か出したいなと思い、プロペラを出しました。なぜプロペラかというと、これもパーツの引用です。

こちらのコースです。これに関してはパーツの引用というより、この動画を見てたらプロペラ使いたくなった、といった感じですかね。

ん?

その時、偶然バネで跳ねた時からスティックを下に倒していたので、プロペラを取った後、ルイージが突然ヒップをしだしました。この時ふと、これ跳ね返った甲羅を上手く踏めるんじゃないか?と思い、本当に踏めました。

そして最後はプロペラで飛び、デカメットを踏んで、制作完了。
以上が、制作の裏側となります。

コースの解説

さて、ここまで長々とこのコースの変遷について語っていきましたが、今度はこのコースの個人的なおすすめポイントなどを紹介していきます。もう少し個人作についてお付き合いください。

僕がこのコースで特に推しているポイントをご紹介します。

  • 最初のバネ三段や三原色甲羅

  • 音符でピタ止まり&アイテム出す

  • 十分役に立ったヨッシーと青トゲメット

  • 坂滑ってバネ乗る

一つ一つ説明していきます。

第一区間

まず、最初の区間ですが、いきなりお気に入りポイントです。ハテナから出たバネで調整し、メットを踏んでバネ三段が発動されています。これはバネで減速されてしまうので横バネを置いたらこうなりました。そして、お気づきになりましたかね。青、赤、緑が揃っています。だから何だって話ですね。緑ノコノコに関しては、ただ踏まれるだけです。

音符ピタ止まり

自分で言うのもなんですが、押し出された音符に止まるの、すごく綺麗だと思いました。個人的に一番お気に入りかもしれないです。そして音符なのでアイテムを出して踏めるという一石二鳥っぷり。採用せざるを得なかったです。

ありがとう

前述した引用させていただいたところですね。出番が少なかったとはいえ、まさかこんな良くなるとは思わなかったです。引用元のDekapさん、Keiichiさん、ありがとうございました。

最小限浮いて乗る

ここら辺は流れでホイホイ思いついてました。もしかしたらここ、自作コースのSaosinでも使った砲台メット滑りもここでできるんじゃないかと思いました。今度試してみます。

余談ですが、ここ意外と好評でしたね。個人的には、前述した箇所が評価されると思っていたのですが、主に残り3秒らへんからのセットアップが評価されていたように思います。

それと、後から思ったのですが、スピランとkaizoの融合のようになっているとも思いました。今回、Yoshiさんが審査員になるということだったからか、無意識に意識していたのかもしれません。Xでも言いましたが、そのYoshiさんにTwitchの配信でかなりお褒めの言葉をいただいたようで、それがすごく喜ばしいです。

コースの改善点

ここでは、このコースの反省点を挙げていきたいと思います。
結果的に37位という成績でしたが、自分なりに改善点を見い出したところ、以下のような点が挙げられると思いました。

  • もっと動きに磨きをかける

  • インパクトをつける

  • ギミックに分かりやすさをつける

一つ目は、配信でも審査員の方々に言われたことですが、確かに動きが独特すぎたかなと思いました。動きに関しては、ほとんど自分の感性で作り出したものなので、客観的な視点を挙げてくださって審査員の方々には大変感謝です。

二つ目は、あまり点数アップには直結しないかもしれませんが、個人的には初見の反応も大事なため、欲しいなと思いました。今回のpogコースで言うと、RCfilterさんやよねさんのコースは特に自分が欲しいインパクトだなと思いました。

三つ目は、主催者のそーりあさんが仰っていたことですが、分かりやすくヤバいギミックが功を奏する、といったことを学びました。確かに僕のコースを見て、分かりやすさが欠けているなと感じました。前述したように、地味で良いギミックを生み出すのが得意なので、そこから進化して派手で良すぎるギミックが作れるようになりたいと思いました。

今回はここまでにします。
次回は合作について書いていきます。
そのまた次回は、鑑賞会についてや他の方の好きなコースについて書いていこうと思います。

それではまた。


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