見出し画像

カブトムシの飼育について

子供から希望があったのと、カブトムシの季節になったので、数十年ぶりに取りに行ってみました。
飼育の仕方が良くわからなかったので、youtubeでいろいろ調べてみて、Schnee Channelさんの動画がとても良いなと思ったので、まとめてみました。
捕まえてしまった以上は、なるべく長く飼育したいので、100均ショップなどでいろいろと調達して、環境を整えてあげたいと考えています。
あと、子供にお世話してもらいます。
動画を見てて、やってみたいと思ったのは、卵から成虫に育てること。
これは1年がかりだと思いますが、100均に観察用の平ぺったい虫かごがうっていたので、チャレンジしてみたいと思います。
ただ、カブトムシのメスがいないので、ノコギリクワガタでやってみようかと思います。


カブトムシの飼育方法

カブトムシの飼育は、成虫の飼育と卵から幼虫を育てる二つの段階に分けられます。それぞれの方法を詳しく解説します。

成虫の飼育方法

  1. 飼育ケースの用意:

    • サイズはオスとメスのペアで中サイズ以上のプラケースが望ましいです。

    • カブトムシは餌場を独占しようとするため、広めのケースが適しています。

  2. マットの準備:

    • 使用するマットは腐葉土ベース、朽木ベース、針葉樹ベースの3種類がありますが、針葉樹ベースは成虫専用で卵や幼虫には使用できません。

    • ケースの1/3から1/2程度にマットを入れ、適度に湿らせます。ただし、水分が多すぎるとカビが生えるので注意が必要です。

  3. 登り木や木片の設置:

    • カブトムシはひっくり返ると自力で起き上がれないため、登り木や木片を設置して、足の引っかかりを作ってあげると良いです。

  4. 餌の準備:

    • 昆虫ゼリーを与える際は、フィルムに切り込みを入れることで、ゼリーが散らばるのを防げます。

    • 高タンパクなゼリーを与えると長生きし、卵もたくさん産みます。ゼリーの減り具合にも注意しましょう。

  5. コバエ防止:

    • ケースとフタの間にコバエ防止シートを挟むことで、コバエの発生を防げます。

  6. 日常の世話:

    • ゼリーが切れないようにチェックし、マットが乾燥していれば霧吹きで湿らせます。

    • 夜間にセッティングが乱れている場合は、直してあげることも必要です。

卵から幼虫を育てる方法

  1. 産卵用ケースの準備:

    • プラケースの中サイズ以上を用意し、腐葉土または朽木ベースの細かいマットを使用します。針葉樹マットは使用しません。

    • マットを適度に湿らせ、しっかりと押し固めます。これは卵を産む際に土を押し固めるカブトムシの習性に合わせるためです。

  2. 産卵用の環境作り:

    • ケースの2/3程度までマットを詰め、さらにマットを追加して押し固めます。

    • 餌の昆虫ゼリーや転倒防止の木片を設置します。

  3. 卵の管理:

    • メスは土に潜りっぱなしになることが多いので、餌が常にある状態にしておきます。

    • マットの水分量は握って団子状になり、触ると崩れる程度が理想です。

  4. 幼虫の育成:

    • 産卵から約2週間後にメスを元の飼育ケースに戻します。

    • 幼虫が孵化するまで土の乾燥に気をつけながら放置します。10月中旬ごろにケースをひっくり返して幼虫を確認し、新しいマットを追加します。

    • 幼虫を飼育するケースのサイズに応じて適切な数に分け、過密にならないように注意します。

  5. 幼虫の管理:

    • 幼虫の期間は基本的に放置し、餌用のマットの交換を行います。

    • 冬の間は安定した環境に置き、5月ごろに蛹になる準備を始めるので、その頃は全く触らないようにします。

  6. 成虫への変態:

    • 蛹から成虫になる時期(6月から7月)にかけて成虫が出てくるので、こまめにチェックします。

まとめ

カブトムシの飼育は、適切な環境作りと日常の管理が重要です。成虫の飼育では、広めのケースと適度な湿度を保つことが大切で、卵から幼虫を育てる場合は、土の水分量と環境の安定を重視します。これらのポイントを守ることで、カブトムシを健康に育てることができます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?