君の嫌いな唄
音楽をやってる理由の一つに、いつか有名になって、昔、好きだった人に自分の唄が届けばいいな、と思ってたことがある。いつか有名になって、の部分は今は重要ではないけど、未だに歌って 君を思い出す 僕だけは変わらない。
告白しようと思って、誕生日ケーキあげた夜に「彼氏ができて結婚する」と言われて、想いを伝えられなかったあの娘は元気にしてるかな。いつか僕の歌が届けば、なんて夢みたいなことを考えている。
『君の嫌いな唄』
君の好きな唄 僕には作れない
ライブハウスで 今日もひとりぼっち
君はどこで誰と笑っているのだろう 同じ空の下
放課後、教室で はしゃぎ笑うあの娘を
ずっと追いかけていた 寝たふりしてながめてた
何もできなかった あの頃からずっと僕は僕のまま
今すぐに君の元へ君の唄を届けるためには
めざましテレビに出れたら もしくはMステに出れたら
君も気がつくかな
今はまだライブハウスで君に届けと声を枯らして唄う
どこまで行けるかな 誰も知らない明日を
僕は唄ってる
SNSでは足を引っ張り合い
誰かがまた人知れず傷つき
悲しみがまた上書きされてしまう
世界の端っこで涙流す
君のことをさらって逃げるのさ
僕にできることなんてなにもないけど
今すぐに君の元へ君の唄を届けるためには
めざましテレビに出れたなら もしくはMステに出れたら
君も気がつくかな
今はまだライブハウスで君に届けと声を枯らして唄う
どこまで行けるかな 誰も知らない明日を
僕は唄ってる
情けなくてもいいから いつか君に会えるかな
今日も唄ってる
Vocal,Chorus,Guitar, Harmonica,Mix : てっぺい
Acoustic guitar : YAMAHA FG-110,Martin D2R
Recording Day : 2022/1/2
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