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自由になるからこそ伝わる想い

御縁に感謝です。


僕は、筆文字の先生をしているのですが、基本的には怒りません。

生徒さまの描かれた作品を観て、「ここはダメ」、「ここはイマイチ」ということは言いません。

それは、筆文字という世界が、基本的に“(描かれた方の)個性”を発揮するものだからです。

その人の想い、人柄が文字として表れていれば、その部分を評価します。

僕が教室で声を荒らげるとするならば・・・
絵の具の筆を洗う水と間違えて、コーヒーカップに筆を突っ込んだ時くらいです。




☆ありのままでいいんですよ

だけど、先生に、いくら「自由に描いてください」、「思いのままに描いてください」と言われても、なかなか素直に描けるものではありません。

やはり、「ダメ出しされたらどうしよう」と思ってしまうのは普通のことです。

だけど、ほんとうに怒らないのです。

その「ほんとうに怒らない」という信頼を得るまでには、やはりある程度の時間がかかります。


そんな思いもあって、昨年秋に、こういう作品を描きました。


僕自身も、人と接していると、いくらかは緊張するので、紙に向かう時には、ありのままの気持ちで作品づくりに集中します。


☆ありのままでいいんですね

そんな僕も、最近、生徒さまの気持ちがさらに深く感じられるようなことを経験しました。

このnoteでの投稿は、今日で52日連続です。

久しく長文を書いていなかったので、最初の頃はガチガチでした。

しかも、自分らしさが充分に発揮できていない内容でした。

結局のところ、公開するので、人目を気にしすぎていたのです。

noteには文章力や表現力の優れた方がたくさんおられるので、稚拙な文章だと思われるのではないかと意識しすぎていたのです。

だから、毎回、記事を書くのに、かなりの時間がかかってしまいました。

何を言われるわけでもないのに、緊張していた生徒さまの気持ちが、逆の立場に立った時に分かりました。


そのことに気づいてからは、気持ちが軽くなりました。

しかも、時間が取れない時には、あまり考えこまずに、想いのままに書き綴っています。

不思議なことに、こんなふうに気持ちを切り替えたら、アクセスしてくださる人も、“スキ”をくださる人も増えたのです。


★画面の上では自由になろう★



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今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さまの心に、キラッとしたものをお届けできれば幸いです。

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