プロになる為の努力とゲームが上手くなる為の努力は別物

こんにちは、tentoです。
気付いたら株式会社enRarge(エンラージ)という会社を経営していて、eスポーツと教育の事業を展開しています。
LAKE GAMINGというチームを運営していたり、他にも違う会社さんにeスポーツチームを作成・運営などをしたりしています。
スマブラは嗜む程度です。


僕がよく言われること、堂々の第1位は「スポンサードして下さい」です。
多分本人は軽い気持ちで言ってると思うので相手にしてないのですが、
これについて今回は企業側の人間として自分の思考整理も兼ねて深堀りして書いてみようと思います。

まず大前提として言いたい事が、
「ゲームが上手い事にそこまで価値は無い」という事です。
日本でTOP10に入るとか世界でも戦えるとかなると話は別ですが、基本的にそうだと思います。
大事なのはチームにとって何がメリットになるかです。
フォロワー1000人のゲームが上手い人と、フォロワー5万人のゲームが下手な人、どちらが企業側にとってメリットになるかは明白だと思います。これが今回僕の言いたい「プロになる為の努力とゲームが上手くなる為の努力は別物」という部分です。

eスポーツチームというのは双方にメリットがないと成り立ちません。
企業側はプレイヤーの素晴らしいプレイを見る為にチームを持ってるのではなく、お金を儲けるビジネスの為にチームを持っています。
(個人的にはeスポーツの競技シーンは非常に好き)
その辺を一切考えずに「俺はゲームが上手い!チームに入れろ!(ドンッ)」みたいな感じの人が非常に多いです。
要は就職活動に似てるかなと思っていて、
「僕はゲームが上手いです!さらに情報発信力も持っており、僕をチームに入れることでこのようなメリットがあります!(ドンッ)」
多分これが正解なんじゃないかなと思います。

じゃあプロになる為の努力とはなんなのか、ですが
簡単に言うと「フォロワー5万人のゲームが上手い人」を目指す事だと思います。
これを目指せと言うと、大会で結果を出す事だけを考える人が非常に多いように感じるのですが、大事なのはその先だと思っていて
「大会で得た知名度を何に使うか」です。


厳しい事を言いますが、たまに配信して、たまに動画をあげて、くらいの事を努力とは言わないです。
頭を使って、考えて、行動する事を、継続的に行うこと。これが努力だと思います。
さらに現状プロとして活動している人が上記を行っているので、少なくともそれに匹敵するかそれ以上の事を行う必要があると感じます。
これを言うと大体の人に「忙しい」とか「あいつらは専業」とか言われますが、大体そう言う人は家でダラダラしながら2時間くらいTwitter見て10時間くらい寝てます。
出来ることなんてその気になれば無限にあります。

競技シーンに専念するべきと言う意見も見かけますが、それで生活出来るなら皆そうしてます。eスポーツ難しいですね。


ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
最後にありがちな言葉で締めますが、
「努力の方向性というのは非常に大事で、そこには質も求められるよ」
という感じの内容でした。
最近考えてた事を思いつきで書いたので上手く纏まってないかもしれません。

読んだ人も様々な意見があると思います。
どういう考えを持った人がいるのか、僕も気になるので引用とかで教えて貰えると嬉しいです。


なんやかんや言いましたが、楽しむのが一番です。
大会で勝つ為にやるスマブラも、なんやかんや楽しいです。
でも仕事の方が楽しいです。
それでは。

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