モラハラ夫をこらしめ中
昨日届いたモラハラの本をさっそく読み終わりました。
結局、冒頭の試し読みの部分が最も心に刺さったんだということがわかった。
モラハラはうちの夫のタイプとはちょっと違う、というか程度が違うって感じ。
当てはまるなと思ったのは、自分以外はモノ同然でどうなろうと構わないという感覚。
それから、釣った魚にギリギリ餌を与える。死なない程度に飼う。
しかしこの本のターゲットは、もっと切羽詰まってる人、洗脳レベルまでいっちゃってる人。
うちの夫はまだ、そこまでいっちゃってない。クソ意地悪な人って感じ。ネット情報によると、ソフトモラハラとかってカテゴリーもあるみたいです。
実は若い頃付き合っていた彼が、典型的なモラハラ人間だったんです。
まさに洗脳されていた。彼はすごい潔癖症だったので、何か食べ物を床にこぼしたりするとネチネチいわれて拭き掃除をさせられていた。
ネチネチ具合も半端じゃなくて、金曜日になると朝まで正座で説教とかもあった。
せっせと尽くしても、愛情を与え続けても、ほっとんど響くことがなかった。。
そういう男と一緒にいると、自分が恐ろしく価値のない存在に思えてくるんだよね。
幸い根性が続かず、彼とは半年で別れました。
後になって、結婚しよう、大事にする、なんでも言うことを聞くと言って連絡してきたことが何度かあったけど、さすがに戻る気にはなれず。
その時「かわいそうだな、ちょっとだけ話し相手になってあげようかな」と一瞬でも思った私は、モラハラ被害者体質なのかもしれない。
そういえばこんなことも本に書いてあった。
モラハラ人間は思い通りにするためには嘘を平気で言える。そんなことは言っていないとか、いとも簡単に裏切ってくる。
そういうのも覚えがある。濃くて強烈な体験だった。
その元彼に比べれば、うちの夫は善良とさえ思える。
でも程度の差はあれ、根本のマインドはモラハラであることに違いないと思った。
私が傷つこうが病気になろうが自分には関係ないと。
さてどうするか。
夫は子どもに対してはものすごく興味があるし、自分の分身みたいに可愛がっている。
私は産んだ当初は夫にとって子どもの世話係的な立場だった。「俺の娘に怪我させるなよ」みたいなことを言われたこともたびたびあった（！）が、最近はそれよりは地位が上がり、娘の教育係として信頼されている感じがある。
寝かしつけの後は二人の時間ができる。夫はテレビ鑑賞（リモコンを離さない）。
ただの世話係だった時はほとんど口をきいてもらえなかった。私に「家事育児を手伝って欲しい」と文句を言われる比率が高いからだろう。目も合わせてもらえず、使用人以下の扱いだった。
そのうち娘がとてもいい子に育ってくれ、母親として信頼されるようになった。教育係時代の到来だ。２歳くらいだっただろうか。それからは夫に迷惑をかけさえしなければ、親しげに話しかけてもらえるし、時には冗談も言い合える仲になった。
しかし私が何かヘマをやらかしたり、夫の意にそぐわないことを言ったり面倒を頼んだりすると、反抗期の息子のように意地悪く不機嫌になり、嫌味を言ったり無視するのが基本の行動である。
でも夫の力を借りなければどうしても困ることもある。私が猛烈に訴えたり強硬手段を取ったりすることで、イヤイヤながらも対処してくれるようになった。
こういうのって普通の夫婦でもよくあることだと思う。アドバイスで「夫を育てましょう」とかよく言われたりするけれど、モラハラ人間には通用しない。
彼らには人並みの愛とか情が備わっていないため、こちら側の言い分を通すには、常に駆け引きを迫られる。その点、モラハラ人間は自己中心的で利害関係に敏感なため常に駆け引きを意識して生きてきたので戦略に長けている。
しかし温かい愛情の中で生きてきた常人たちは、利害をめぐる駆け引きの連続に疲弊し、性根尽き果ててしまう。
私はいまこの状態に本当に辟易している。愛情も向上心も持ち合わせないモラハラ人間と一緒にいると、この先の人生はどうなってしまうんだろうと考え始めている。
実は今、夫に冷たい態度をとっている。夫がまたしても他愛無い会話の中で無視してきたから。今日で３日目になる。
昨日はデザートを買ってきた。私を怒らせると面倒なのでこういうことをするのだろうけど、その後問題についての話し合いなんかは一切ない。反省はないということだ。
これまではこういうささやかなギフトで機嫌を直してきた。夫を傷つけたくないし、私に愛情があるんだと勘違いしていた。
しかし夫は私に無視されても全く平気なのだ。私のことはどうなってもいいモノ扱いなのだから。つまり彼にとってはこれもただの駆け引きでしかないのだ。
だったらこの先、新たな局面が現れるまで強硬な態度を貫こうというわけ。今後私の会話を無視することは絶対に許さないつもりだ。
そういえば明日は在宅勤務の日って言ってた。うへー１日中冷たい態度とらなきゃいけないよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？