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母が来た。

どうも、天津飯大郎(てんしん・はんたろう)です。

今日、母が東京に来ました。
母はたまに、というか引っ越したら新しい家を見るために東京に来ます。

今回、休みの日に合わせて来てもらいました。

母は旅行好きなのですが
全く僕とタイプが違う旅行をするのでいつもドキドキします。

今回も事前に
「どこか行きたいところある?後食べたいものある?」
と聞いたのですが
「知らん」
と言われました。

いや、100歩譲って「ない」ならまだ分かるよ。ただ「知らん」はやめてよ。

知らんのを知らんのよ。

ただどうやら美術館行きたいというところまでは聞き出したので
東京の美術館を調べて
どうやら上野に美術館いっぱいあるらしく
それだけじゃなく、東京観光の要である
上野動物園もあるので
これは上野だ、と思い
上野の食べ物屋も調べて
(どうやらトンカツかもんじゃを食べたいらしいので)

今日に臨みました。

品川駅で母と合流。
富士山が晴れてるのに見えなかったという愚痴からスタート。
「いや、晴れてたら見えるからお母さんが知らないだけじゃない」
「知らないから何よ」
まさかの逆ギレです。

僕はおとなしくして、母に提案します。
「今日は上野とかで、美術館回って動物園も行って、もんじゃ食べるとか、とんかつ食べるとかどう?」
「後楽園で花菖蒲を見たい」

全否定です。
全部を否定、つまり全否定です。
嘘でしょ。

後、何?後楽園で花菖蒲って。

しかし母をもてなしたいという気持ちはあるので、後楽園に行きました。

母と看板。

見ごろなんだ。

知らなかった。

ただ

来て思ったけど

小石川後楽園、めちゃくちゃ良いな!!

都会の中で自然に囲まれて
心が非常に落ち着くというか
マイナスイオンに囲まれることが
日々の中で大事なのが、めちゃくちゃわかりました。

目当ての花菖蒲。

晴れも手伝い最高。

こんな綺麗なの!?

めちゃくちゃ綺麗やん。

俳句読む人の気持ち分かった。
この感動を、何かで残したいわな。
季節ごとに唄いたいわな。

花菖蒲をバックに写真。

母。

なんでそんな顔するの!?

ちゃんと撮りたいけどなあ。

だけど思うのは
母が東京に来なかったら
母が提案しなかったら
おそらく僕は小石川後楽園一生来なかったかもしれない。
この花菖蒲を
知らずに生きていたのかもしれない。
花菖蒲の前でちょける母を
知らなかったかもしれない。

そう思うと
やっぱり
自分が取らない行動を取る人と一緒にいるのは
すごく大事で
それが母親ならめちゃくちゃ大事にしたい
そう思いました。

花菖蒲見終わって昼過ぎ。

「よし、もんじゃかトンカツ行こうか」
「鰻がいい」

ひっくり返すやーん。

ということで

嬉しそう

鰻を。

「いやー、鰻なんていつ以来じゃろ?」
と喜ぶ母。
少し待ってたら鰻重が来ました。

鰻重の蓋を開けて言ったセリフ。

「元気にしてた?久しぶり!」

友達感覚で鰻と喋ってました。

本当最高の母です。

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