今日はベルデルというライブ
今日は若きベルデルの悩みライブというライブがあります。
(ライブという単語が重なっております。タイトル名なのでご了承ください)
声優の浅沼晋太郎さんと、動画時代を合わせると4年やってきたイベントです。すごっ。ながっ。
浅沼さんとは付き合いも長いのでとても楽しくやらせてもらっています。
出会いは15年前の2009年の12月でした。
浅沼晋太郎作「メリクリ、キタコレ」というお芝居がありまして
そこに日替わりゲストで出たのが始まりです。
その時、僕の役はオタク役で(どんぴしゃの役ありがとうございました。
ちなみに日替わりの他のゲストはガリガリガリクソンとギャロップ林でした。ガリガリガリクソンはいいけど、林はなんかオタクでもないのに、ルッキズムを感じますね)
そこで決め台詞があるんですね。
ニコニコ的な生配信で、ユーザーのコメントがあふれているよ、と。
そこで「皆何って言ってるんですか?」
に対して
「メリクリ、キタコレ!」
と僕が叫ぶんです。
要はタイトル回収なのでめちゃくちゃ大事、であるし僕の見せ場なんです。
その出番まで、僕のアドリブがウケたりしていて
正直調子に乗っていたんだと思います。
セリフに対して、何も注意をおかなかったんです。
そして自分のセリフが回ってきます。竹内由紀子さんが僕に向かって
「皆、何って言ってるんですか?」と聞いてきました。
今だ。ここが見せ場だ。
「メリクリ、キタコレ!」
というはずでした。
しかし。
噛んでしまいました。
それも盛大に。
「ラクリマ、クリスティー!」
全噛みです。
全部噛んだせいでビジュアル系バンドの出来上がりです。
お客さんは、きょとんとしています。
そりゃそうです。意味が分からないバンド名を急に言ったんだから。
次のセリフを受ける竹内さんを見ます。
竹内さんは
「何を言ってるの?」
という顔をしながら
「何を言ってるの?」
と言いました。
やっぱり言うんだ。そう思いました。
その、とんでもないサイズのミスをしたにも関わらず
浅沼さんは今もお付き合いしてくれています。
優しい。
自分の書いた舞台の台本の一番のキメの部分を壊されたのに
まさかの優しい。
僕が書いた台本の一番大事な部分をこんな感じで噛まれたら
キレます。
絶対にキレます。
無視します。キレ慣れてないので無視にします。
でも浅沼さんはキレない。
僕を無視もしない。
すごい。大人。
今日も浅沼さんのやさしさに触れてこようと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
配信もございますのでそちらでやさしさを感じてくれるのも
オススメでございます。