ブラックアダム、見てきました

満足しました。わたくし、あんま映画見てない人なので、いろいろズレてるところあると思います。あとDCについては好きだった時期がある、程度の知識です。ご了承ください。

きっかけ

Twitterでの告知や、予告映像とか見まして。
ああ、ドゥエイン・ジョンソン、ロック様をやるんだなあ、と感じました。
なので、これは劇場行かないと! と思いました。そういうヒーローというか、主人公見たかったので。そしてそれは間違いではなかった。

感想

なにがネタバレかわからないので、それなりの配慮で書きます。
見た感想は、ターミネーター2みたいだな、って一言になりますです。中盤くらいからだいぶ変わりますけど。

序盤、イントロダクションですね、ブラックアダム(この時点ではその名前ではない)の登場の話なんですが、キャプテン・マーベル=シャザムの亜流なんだなあ、ということが描写され、ちょっとガッカリしちゃいました。マーベル、シャザムが嫌いとかじゃなくて、単純にオリジンが二番煎じなのが残念だと思っただけ。

時は流れて。スケボーばりばりの部分はあまり興味持てなかったのですが、Playerのあの曲のギャグとか、笑かしにくるところは素直に笑えました。映画によっては鼻につく場合もあるけど、わたしのセンスには合ってたみたいです(笑)

いろいろあってアダム復活。そして豪快なアクション。千切っては投げ感が心地良かったですね。とりあえずやっとく? みたいな。アダムさんの壁抜け(物理)とか、ベタなんですけど、クスリと笑えた感じで。あと宙に浮いてるポーズが、アメコミでよく見る浮遊ポーズなので、おお、アメコミ映画見てる、って気分になって、妙に嬉しかったです。

そしてJSAが登場。このひとがホークマンなのか、とか、アトムスマッシャー? とか、わたしの知ってるジャスティスソサエティじゃなくて変な感じだったのですが、ただただ、ドクター・フェイトに大満足。そんなにドクター・フェイトに思い入れあるわけじゃないけど、見た目から立ち振舞から動きから、コミックで見たドクター・フェイトがうごいたらこうなるやろ、って思ってたとおりで、それ見てるだけでうれしくなっちゃって。ドクター・フェイトには何から何まで満足でした。終わってキャスト見てびっくり。ピアース・ブロスナンさんなんですね。007。あまりにもドクター・フェイトで全然気にならなくて、終わったあとに驚けて、すげえ良かったです。

風の子はもうちょっとなんかできた気がしたけど、アトムスマッシャーの「ただでかい」っていうのも、逆に良かったですね。スーパーヒーローじゃなくて、ヒーロー見習いって感じで。足引っ張る役割なのかな、と思ってたのですが、がんばってる姿が良かった。

ジャスティス・ソサエティといろいろあって、いったん退場と相成るわけですが、このまま終わりそうな雰囲気になって、どうしようと不安になったのですが、そんなことなかったぜ。

ラスボス的な人がでてきて、ジャスティス・ソサエティががんばるもかなわず、というところで、主役登場っていう流れが、ベタといえばベタですが、気持ち良かった。フィニッシュ技が神のちからじゃなくて、気合っぽいのもまた吉。ラストで座るところをぶち壊すのも、最高にらしくて、スッキリしました。

最後に出てくるまあ、あの人が出てくるんですが、彼じゃなくてマーシャン・マンハンターだったら良かったのに、なんて思ったりしました。いやまあ出てきても「誰?」ってなっちゃうし、下手するとピッコロさんだと思われちゃうので仕方ないのですが、あの場面にはピッタリなんよね。最後の火星人だし、家庭持ちだし、境遇が似てるので。

アクションについて、ゲーム見てるみたい、軽いなあ、と思っちゃったのですが、ああいう動き、演出がアメコミ映画のスタンダードですよね、わたしが慣れるしかないか。でもドゥエイン・ジョンソンなんだから、肉と肉がぶつかりあうようなアクションが見たいとも思っちゃいました。

映画としては、アダムとドクター・フェイトの存在と演技だけでうれしくなって、楽しくなって満足しちゃいました。
映画あんまり見てないので、アクションについていけなくてなにやってるかわからん、な場面がありましたが、ストーリーとかセリフ回しはそういうわたしにもついていける流れでしたし、ひっかかる場面もなくて、映画館行って良かったなあ、というのが今の気持ちです。

もっと見たくなっちゃった。ありがとうございました。


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