100日間の99日目 ~信頼 始まりの日へ~

 ムーブメントメディスンオンラインダンス参加、100日間のチャレンジは最終日を迎えた。

100日間―。

 人生の中で、自分の意志で、100日間休むことなくやり通した「何か」ということが、未だかつて私には無かった。50日目での特別に行なわれた祝福のダンスで喜び過ぎて、翌日の目覚ましをかけ忘れ、まさかの寝坊で51日目に参加できなかったという失態(笑)を除き、全日の参加をやり通したことへの達成感と、飽きやすい私が続けられるだけの、まだまだ未知なる魅力がそこのあることを、しみじみと感じる。

 私はただの参加者に過ぎないが、朝の15分間とはいえ、その15分間の為に、日々変わってしまう音響の不安定さを、毎朝始まる前に、入念にチェックして、朝早起きがが得意ではないのに世界中に蔓延してしまったコロナの為、ダンスを通して祈りを行うと決め、無償でやり通してくださった主催のMegumiさん、そして今回の100日の始まりのきっかけとなってくださり共にそこでささえ続けてくださったMakiさんには、どんなに感謝を伝えても伝えきれないのではないかと思うくらい、感謝の気持ちで一杯だった。

 いつものように、朝7時の15分間、皆さんとの時間を味わうように、最後のダンスを終え、少し時間を置き、今日は100日達成のお祝いという事で、10時から1時間のロングタイムバージョンのダンスと、その後は自由参加のシェアリングの時間が1時間設けられた。

10時を楽しみにPCを立ち上げたが、なぜか、再起動の要請がでる。そんなはずはないと、ZOOM画面を何度か押してみるがどうにも変わらないので、しかたなく、再起動をする。なんだか、このダンスの時間が終わってしまう事にあがいている私がいるのかな?(笑)と頭をよぎった。開始時間から、刻々と過ぎてしまっていたが、それでも焦らないで居られる私が居た―。こんな日に限ってと、マイナスに捉えることもできるけれど、ダンス参加を通していつの間にか私は「どんな時も、その時は分からなくても、後になってからでも、「何かしら気づきのギフトが隠れている」と思えるようになっていたから―。

 再起動後、やっと、ZOOMの部屋に入室すると、参加者のみんなは、すでにだいぶその空間に馴染んで一つに創り上げていることを感じた。みんなで場を創ってゆくとはこう言う事なのだと思った。出遅れた私は、15分間の遅れでも、別の世界から来た移民のような感じがして、しばらくは、馴染むのに時間がかかった。まだまだ、イベントの参加者の一人として、主催のMegumiさんの皆を包み込むような誘導にどれだけ助けられて、この場に居たかという事を思い知る。再起動での気づきのギフトは、この事だったのかも知れない―。

 懸命にカラダの中のマクロと、大地、天に意識を置き、しばらくして、ようやく100日間ですっかり親しみを持つことができるようになった母なる大地、私の居場所が顕れ、感じる事ができるようになった―。そして100日間の様々な想い出も、蘇る―。

 ダンスの時間、そこに意識を向ければ、どんな時にも、私達を照らしてくれていた太陽の存在と、小さな視野に捕らわれの心を抱えていた私の頭上には、いつでも無限の可能性がひろがっている空があった―。

どちらかというと、憂鬱になる、やっかいものの種のように思っていた雨は、大地に必要な水をもたらし、人々を浄化してくれる優しさにも満ち、生まれて初めて、雨が好きだと思ったあの日―。

私に、自由さと、軽やかさをもたらし、どこへでも、共に飛んでゆけるとと思える力与えてくれた風―。そこにあふれるチャレンジ精神と、勇気―。

 大地を感じる足の裏、しっかりと踏みしめることのできる足の指、行きたい方向へと向いてくれる足の甲、歩みを送り出す足首、軽くジャンプできるくらいはある筋肉、ポンプのようなふくらはぎ、クッションとなってくれる膝、前進する力を振り出してくれる腿―。

 かつてはしっぽの生ていたお尻、上半身と下半身をしっかり繋げて、私が生きる基盤をささえてくれている腰、さまざまな活動を無言で行ってくれ私が生きるために働いてくれている内臓、いつでもそこに響きあう鼓動がある心臓、支えてもらう事も、寄り添う事もできる、このカラダ。

そこから伸びる腕は、物を創りだすことも、人と繋がることもできる、両手の平へと続き、私の思考と一つになり、動いてくれる10本の指。

動きをしなやかにつないでくれる背骨、重労働なのに、忘れられてしまいがちな、大事な首、色々考えてくれる頭や肩―。私をあらわしてくれる、唯一無二の顔―。

 踊ることで、私は、私のカラダを想い出し、私のカラダの持つ、秘めていた自由さと本来の力に、出会うことができました。

私のカラダ、生まれてきてくれて、ありがとう―。

命ある私として、この人生で、沢山の体験をさせてくれて、ありがとう―。

100日間のダンスを通して、私が受けったギフトは、このカラダを通して、内なる自分を生きる時、大地や天、太陽や風、この世界にはたくさんの祝福に満ちていて、そしてそれを受け取ると決めるだけで、私は自由な私のままで世界に繋がって行けるという事だった。その祝福はこれからもずっと続いている。(本当はこれまでもずっとそこにあった)

ダンスの最後に、皆さんとのシェアタイムで、このダンスに参加して、あなたが持って帰りたい物は?という質問があった。

私は、即座に『信頼』と言う言葉を思った。

 生きる事に対しての信頼。人生で起こることに対しての信頼。その信頼は、自分のカラダで踊ることを積み重ねて得る事ができた、自分への信頼そのものだと思う。

それは、毎日嬉しさや喜びだけで浮かれて過ごせるというようなものではなくて、何か困った事が起こったように見えても、愛に戻る世界への気づきのギフトが隠れているという、確信のある「信頼」―。どんな時にも、不安からではなく、マクロの世界へ繋がった、ミクロの世界からの信頼を忘れずに、私の選んだ一歩を踏み出してみたいと思います。

ありがとうございます。

100日間のムーブメントメディスンオンラインダンスに、心からの感謝を捧げます。明日は、私が一人になっても、私自身のダンスを踊ってゆく、本当の意味での始まりの日―。

出逢いに感謝です―。

ありがとう。

ありがとう。

※100日間達成でホッとした事と、想いが大きすぎて上手く文章にまとまらず、翌日のアップとなりました。

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