100日間の100日目 ~ここから。新しい旅の始まり~

 ムーブメントメディスンオンラインダンス参加、一昨日は100日間開催されていた最終日だった。私は、2日目から参加したので、101目にあたる昨日、一人になって、自分にとっての100日目を踊ると決めていた。

 コロナでずっと伺えずにいた、月1回目安で受けていた呼吸法の師匠のご自宅講座が、3ヶ月ぶりに解禁。朝8時には家を出る予定なので、備忘録は一日明けた6月29日になったが、自分の為の100日目。朝の15分間のダンスでの心の旅を、やはり記録してきたいと思う―。

 前日、師匠と電話で話すことが出来、音楽の力の話や、ダンスの誘導の話になった。100日間のダンスで「音楽がいかに自分の内側を引き出してくれるか」、主催のMegumiさんの選曲によって毎日違う音楽が流れ、その曲ごとにまるで違う前世を生きていた自分が引き出されてくるような、強烈な印象のある日が時折体験していた。そこまでに至らなくとも、音楽の影響がいかに大きいか、その世界の奥深さは100日間で本当に、カラダを通して知る日々だった。

 しかし、ご自身で沢山の作曲もされ、私に音楽のさまざま音楽を紹介してくれた師匠は、電話で、音楽に「踊らされる感じが嫌になったので、それも無い世界で、カラダと繋がることを今は大事にしている」と言うようなお話をされた。

確かに―。

 あれだけ音楽が好きで、沢山の演奏機材もお持ちで、今聴いている音楽の話が出なかったことは無かったと思えるほどの師匠が、「いまでも音楽は本当に好きだし、音楽をかけてはいるけれど、探求をする練習をする時の自分の中の位置づけとしては、変わったんだよね」という注釈付きでお話されたその言葉は、深いなーと思った。

私にとって、1人で踊る100日目。

音楽を流さずに、踊ってみる事を決め、いつもの時間に、いつもの場所に立った。

少しの戸惑いのある、自分の思考を沈め、カラダを感じてみる。

100日間、やり続けたように、最初は足の裏に大地を感じ、呼吸を繋げて、今日のカラダを目覚めさせる。そして、徐々に天空に意識を広げて、無限の天の意識を受け取ってゆく。音楽の無い空間に、時計が刻む秒針の音だけが、規則正しく響いている―。

Megumiさんの誘導の声の無く、ZOOMの画面も開かず、いつも見かける共に参加したメンバーの気配が何も無い空間で、自分と出逢う朝の時間。参加していた時のような、高揚感や繋がり感は、無い―。ぽつりとそこに居る自分。

でも―。

ずいぶんと頼りなげだけれど、自分の中ら、何もまだ生まれていないけれど、それでも、面を上げ、前を見ようと新たな旅に好奇心に満ちた自分。

これでいい―。

そう思った。今は「一人」を感じてみる事がきっと大切なのだ。音楽と繋がる喜びのある自分も、音楽が無い時の自分も、まだまだ、体験してみたいことが沢山ある。

少しの寂しさを胸に、100日間のダンスで沢山のギフトをもらい、「信頼」と言う人生の宝物を受け取った私が歩み出す、ここからが本当の私の旅の始まり。

いつの日か、また、皆で踊る日を、より豊かに感謝を持って迎えられるためにも、しばし私は、外側からの刺激を求めず、もう一歩深く内側に繋がる時間を過ごしてみよう。その日々の先には、もしかしたら受け取ったギフトが更なる玉手箱として、そう決めたことを忘れるくらい馴染んだ頃には、その奥に、又その奥へと、ギフトの扉を開き、その意味を私に届けてくれる日が来るような、そんな気がするのだ―。

ありがとうございます。

100日間のダンスで受け取った心の旅。

そして、ここから始まる、新しい旅の始まりに、感謝です☆彡


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