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どう生きるのか「平和な大地とそよ風」の時代

「風の時代」という言葉を、あちらこちらのスピリチュアル系の方が言っていて、その響きはとても神秘的でなにか特別なことが起きそうな雰囲気があります。
風の時代について書かれたいくつかの書物も読んでみて、私は非常に面白く感じ、それなりに腑に落ちたところもあったのですが、同時に違和感も感じたのでいくつか調べてみました。

風の時代ってなんなの

風の時代っていうのは、東洋占星術でも使われていた「ダブルトランジット」のことで、それを西洋占星術的に「グレートコンジャクション」と言ったり、「ミューテーション」と言われたりしています。
ホロスコープ上で、土星と木星が強く影響をすることです。

星座やハウスのズレがない東洋占星術では「大地の平和」を示す時代に入っており、合間に「風」が入ってきます。

つまり、「風の時代」ではなく、今は「大地とそよ風の時代」

どうも、巷では風の時代を売り文句にしている人は詐欺師だ!的なWEBサイトやユーチューバーも出ているそうで、まぁ「言葉に踊らされたスピマニア」が群がる感覚は否めない…と言ったところです。

しかし、
そよ風も合間に吹いているので、あながち全部間違い!という訳でもないですし、いわば宗教観の違いのようなものかな~と。

流派が変われば、見方も変わります。

観自在菩薩のように、相手のみたいものに合わせて、自在に变化し観方を変えられれば平和ですね。

2極化によって、時代に置いていかれる人々

「○○に乗り遅れると、時代においていかれる!」「二極化がすすむ」というスピマニアの方がいます。

また、そんなふうに煽って断定しているマニアの方々を叩く人たちもいるようです。

が、そんなふうに脅さなくてもいいし、
相手を叩かなくても、誰も乗り遅れはしないので、焦ったり心配したりして戸惑わなくても大丈夫です。

また、考え方の違いをぶつけ合う人たちに交わらなくてもいい。ほっといて見守ろう。彼らは潜在意識の深いところで、「好きで惹かれ合って」喧嘩をしています。
私達にはちんぷんかんぷんだとしても、愛情表現生きている証を掴むことの一種です。

平和な大地とそよ風の時代に

「平和な大地とそよ風の時代」は、ぶつかり合わなくても、考えが違っても全然オッケー。

棲み分けというか、好きな物を「好きな者同士で」、好き勝手に遊び倒せばいい。

相手を同じ意見に染める必要もない。


今起きている木星と土星からのメッセージ

現在は、てんびん座でのダブルアスペクトが起きています。
てんびん座はのエレメントでの気があり、そこには「月と火星」が遊びに来ています。

テーマは、
「公平な平和を愛する」
「極端に傾くことのない中庸の精神」
「生活も高い水準になっていく」
「エレガントで礼儀正しく、品位と調和を大切にする世界」

こんなふうに移行して行きます。

たとえば、国の制度で基本給が上がったり、より公平さを求めてルールが変わっていきます。
また、極論肥大化した正義感で生きてきた人や団体にとっては、少し行き方を変えなければなりません。
自分たちの取り分だけ増えればいい!と慢心してきた人たちには、
「公平さと愛の生き方」へのシフトチャンスが訪れます。

これは、罰ではなく、チャンスなのです。

誰かがジャッジするわけではなく、自然発生的にそのような流れになっていきます。

この時期に起こりやすいこと

私達個人個人の間に起こることは、

・心で溜めていたものが噴出し、一時的な崩壊や組織のあり方などへの改革が起こる。
・重々しく停滞したルールから、軽く気楽なルールへの変更が行われる。

このようなテーマがあります。

太陽が蠍座に差し掛かっているため、「自己主張」や「権利」について声を荒げたくなりがちな面もあります。
これは、「軽く気楽に生きたい心(てんびん座)」との分離が若干見られますが、葛藤も陰陽も「新しい流れ」を作るために必要なエネルギーです。
むしろ、ハートのデドックスにいいのかもしれません。

それぞれが決めるテーマ

生活のテーマとしては、「自分が(肩の力を抜いて)生きていきたい方向性」をふわっと決めること。
「今」に集中し、良い意味で「なるようになる」と開き直る。

今、肩に力をいれすぎている人にとっては「気楽」なんて‥!と思うかもしれませんが、カラオケでも力んで歌うと喉を痛めます。逆に、リラックスするほど喉の筋肉がしなやかになって、伸びと音程の安定した声が出ます。

リラックスした集中状態は、プロスポーツ選手や経営者、成功者がもつ「フロー」あるいは「ゾーンに入る」という状態です。ゾーンに入って最大限の効果を出すには、リラックスしていなければ到達できないのです。

この時期に注意すること

・虚栄心や嫉妬心を解消する時期です
・時に怠け癖がでます
・喘息や風邪(ウィルス)など「風」に関する病気に気をつけましょう
・腎臓の疲れが出ないように過ごしましょう

この時期に対策できること

・嫉妬心を消すには「人と比べない」ように心がけること。
・怠け癖の解消法は、「やろう!」と思ったら5秒以内に動く。それだけ。
・風の病は「湿度」に弱い。加湿しよう。
・腎臓ケアには、塩分のとりすぎに気をつけ「白湯を飲む」こと。

運気をさらに上げるポイント

心配するハートと、疑いの気持ちを手放すこと。マインドフルネスの葉っぱの瞑想がおすすめ。
・「そういう考えの人も、いるよね~。知らんけど」っていう適当な感じでいい。

日本の天体図と今後のテーマ

日本のホロスコープでは、重要なハウスが「第8室」で、ダブルトランジットが発生しています。
第8室は、神秘的なもの、隠されたものを支配するハウスです。
生命、神秘、秘密、突発性などの象意を持っています。

また、悩みや障害の象意もテーマですが、人間関係を得ると悩みが生じることを示唆します。
そして、この困難が精神性を高める方向に働きます。

この室が強いと、宗教的な事柄やオカルトなどに興味を示しやすくなるのですが、日本はこの室が強いので「霊性や霊格、精神性」がテーマになっています。
同時に2室(富)も強い影響があるため、棚ぼた収入などの意味もあります。他国からのサポートなど。

今後の日本でどう生きればいいのか

日本に生まれて、日本で生活している人にとっては「霊格・霊性・精神・心」を学ぶのにいい環境です。
瞑想をしたり、写経をするのもいいですし、幸福論などの哲学ヨガを学ぶのもいいかもしれません。
また、「アンガーマネジメント」や「アドラー心理学」なんかを身につけるのも宜しいかと思います。

お家で出来ることとしては、家族を大切にする、先祖を供養するのも霊格に通じます。
世代をさかのぼって家系図を作るのもいいですね。
親孝行なんかもいいと思います。

まとめ

新しい時代に差し掛かり、総理も変わり、ウィルスの蔓延状況も日々変わっています。

ですが、私達ができることは、それに抗ったり我慢したりすることではなく、「今出来ることを生活の中で探すこと」です。

大切な人に心を伝えたり、贈り物をするのも良いでしょうし、ご先祖の供養や神社めぐりなども良いと思います。

それらを行うときに大切にすることは、「自分の心の平安」です。

「平安」とは、自分以外の誰かの幸せを願うことです。

参考になる部分がありましたら、寄付やサポートなどいただけますと幸いです。不妊治療や通院の費用として、大切に使わせていただきます。

子宮腺筋症という激痛難病と不妊治療をしながら女性のための占いやメンタルトレーニングを教える活動をしてます。「自分の軸」を整えると、パートナーともうまく行きやすくなり、子育てや人間関係もうまく行きやすくなり、やがて世界平和に繋がるとおもうのです。サポート費は今後の活動に役立てます!