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突然理解したこの世の仕組み


こんにちはテンジンです。

昨晩、不思議な体験をしたのでその記録をここに書き留めておきます。

結果としてこの体験からこの世の仕組みを垣間見ることができました。
思い出しながら書き進めていくのと、完全には言語化できない部分もあるので理解しにくい所もあるかと思いますがお許しください。



昨晩、いつものようにベッドに入って寝ていると、突然うなじから後頭部にかけて強い視線を感じました。
その直後に、超強力な掃除機で後頭部からギューっと吸い込まれる感覚になりました。
その時は焦りと興味が半々で抵抗しようか迷っているうちに、気がつくと不思議な世界に飛ばされていました。

まず最初に感じたのは「上下左右がない」という感覚です。体が宙に浮いているんです。
ついさっきまでベッドの上にいたはずなのに、体の下にベッドがない。
体がベッドに沈んでいる重みがない。

「自分の体しかない」という感覚です。
(わかりにくかったらすみません。)

そしてその空間はすべてが光に包まれた真っ白な世界とも見えるし、星のない宇宙空間のような真っ黒な闇の世界にも見えます。

その時に悟りました。
「あぁ、物理的な感覚がなくなったらこんな世界だったのか」と。

三次元感覚だけが自分の体感から消えた世界でした。
(ちなみに自分の意識が明晰であることを常に確認し続けていたので夢ではないはずです。)



僕たちは普段、自分の身体だけを「自分」だと認識して生活をしています。
しかし、あなたの身体は本当にあなたなのでしょうか?

「あなたの右腕はあなたですか?」
と聞くと多くの人は「はいそうです」と答えます。
理由を聞くと「感覚があるし、自分の意思で動かせるからね」と。

では、あなたの腕が切断されてしまったら、その腕は「あなた自身」と言えるのでしょうか。
すでに感覚もなくなり、自分の意思では動かせないその腕は果たして「自分」なのでしょうか。
それとも「ただの物」になるのでしょうか。

『髪の毛』はあなた自身ですか?
『爪』はあなた自身ですか?
神経もなく、自由に動かすこともできません。

あなたの『声』や『言葉』はあなた自身ですか?
あなたの『文章』や『作り出した作品』はあなた自身ですか?
髪や爪と同じように、あなたから生み出されたものです。

このように『自分』と『自分以外』の境界線って、実はものすごく曖昧で、
多くの人が『自分』と捉えている自分は、本当はもっと大きな幅で捉えられるのかもしれないし、
逆に実は『自分』ではなく、『自分以外の何か』の可能性も十分にあり得るのです。

このような曖昧な解釈に対して、昨晩の不思議体験は少しだけ答えを教えてくれました。



『一は全。全は一』という言葉があります。

決して「一人は全員のために、全員は一人のために」という強制的な善感情を促すものではありません。


昨晩識ったのは、「自分はこの世でもっともちっぽけであり、この世でもっとも偉大である」ということ。

「一」の視点になってみた所、素粒子の最小単位レベルの存在からこの世の全体を俯瞰していました。
「全」の視点になってみると、自分が全宇宙となった状態になるため、「自分の内側」を視ることでこの世のすべてを見ることができました。



宇宙の形とは、「自分の体の形」だった。

(ここはうまく言語化する自信がないのですか。。)

あなたの認識している宇宙はあなたの体と同じ形をしています。
あなたの体の内側にはひとつの全宇宙があります。
あなたが今外側に見ている景色は、あなたの体の内側を見ているということになります。

マトリョーシカのように、「あなたの体の宇宙」は無限に重なり続けています。

世界はあなた自身であり、あなたは世界そのものです。

(なんとなくご理解いただけますでしょうか。。)

あなたの右腕が切断されたのなら、『右腕のないあなたの形』があなたの世界です。
『右腕のないあなたの形』が無限に重なります。



それはつまり、あなたは『今のあなたでしかない』ということです。

過去でも未来でもなく、「常に今」の連続の中。それ自体がすべてです。


他人の宇宙を生きることはできません。
全ての人は「自分の形の宇宙」を生きています。
あの人はあの人だけの宇宙。この人はこの人だけの宇宙を。



ただし、生きているうちにたったひとつだけ、自分の宇宙の形を変える方法があるようです。

それが「パートナーとの合一(ごういつ)」です。

パートナーと魂が繋がった場合にのみ、自分の生きる宇宙の形は変わるとのことでした。
この場合の「合一」とは、単に結婚やセックスや互いの好意ということではありません。

『縁(えにし)』を持つということです。
(「えん」や「ゆかり」ではなく)

縁とは、出会った瞬間に強烈に結ばれることもあれば、
例えば最初は政略結婚で好意のない状態から長年一緒に過ごすうちに気がつくと縁が結ばれていることもあります。
場合によっては、直接出会う前から、相手の作品や文章などに触れることで縁が結ばれることもあります。

ただし、この縁は、意図して結ぶことができるわけではありません。
人が恋に落ちるのと同じように、来たるべきタイミングで運命によって運ばれてくるようです。



他人も自分。

「この世のすべてが自分自身」だとすると、「他人も自分の一部」ということになるのか。

まさにその通りで、もちろんあの人はあの人で、あの人自身の宇宙を生きています。
でも、あなたが「あの人」を認識している時点で、あの人はあなたの一部です。
(ややこしい。。)

あの人は、勝手にあの人の宇宙を生きています。
でも、あなたの世界に登場する人は、すべてあなたの世界の住人であり、あなた自身であり、あなたの体の細胞の一粒でもあるのです。

さらに言うと(さらにややこしくなりますが)、人はすべて分霊(わけみたま)であり、それぞれの『個を体験する』という目的があります。

例えると、「電気」という形のないものがあります。
電気は目で見ることも、形を留めることもできません。
でも確実に存在しています。

この電気を具現化(物質化)するためには、電化製品を作りコンセントにコードを指してスイッチを入れる。
すると、形のなかった電気は、この3次元世界に『形』や『動き』として明確に具現化します。

この『電化製品』があなたの個体だと捉えてください。
人はみんな顔も形も性格も環境も違います。
この世に二つと同じものは存在しません。

扇風機や掃除機やストーブや照明など、様々な「表現」をします。

そして、そのエネルギー源はコンセントを通して『ひとつ』とつながっています。

この『ひとつ』のことを、人々は『神』と呼んでいます。



あなたはあなただけの個の宇宙を生きています。
あなた自身が『全体』でもあります。

あなたはあなた以外のすべてとつながっています。
それは、あなたがあなたを表現するために。
「あなた以外」が存在するから「あなた」が存在します。

あなたが『すべてとの繋がり』を認識した時に、
あなたはさらにおおきな『ひとつ』を理解します。
一種類の電化製品ではなく、『すべて』こそが『あなた自身』になります。



自室のベッドの上でそんなことに気づくことができた不思議な夜でした。


テンジン


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